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米長邦雄 / 講談社 (5件のレビュー)
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ドラソル
故・米長永世棋聖が語る、プロ棋士についての回顧録。 直接インタビューしてるのに加え、各棋士ごとに棋譜があり、とても勉強になった。
投稿日:2018.09.14
bears00
2012年12年に亡くなられた大棋士米長邦雄先生が、週刊誌向けに連載していたものを綴った本。棋譜も紹介しながら、新旧含めた棋士のさまざまなエピソードが書かれている。自分もその中に含まれているのは珍しい…とは思うが。 中原先生の57銀、大内先生の名人戦など、将棋界では有名な局面も紹介されているのは嬉しい。 最後の羽生先生の「福を惜しむ心」と題された文章。改めて読んでみたい。続きを読む
投稿日:2014.11.15
marser
棋士列伝。棋士という人種は変人だらけだと思うのだが、マナーとして概ね極端な暴露話は控えるのが通例。それだけにひふみんのようなキャラ立ちした変人は貴重。この本で初めて知ったが、見合いの日に子供を作った森…下卓九段(謹厳実直で知られる)もなかなかだ。続きを読む
投稿日:2013.07.13
kupange
故、米長邦雄が、将棋棋士の紹介をする。単なるお話だけでなく、その人の忘れられない対局も紹介する硬派な本。 人に対する好き嫌いも激しかったと聞くが、同じ将棋の世界に生きている人間に対する愛情を十分に感じ…られる。 好勝負を繰り広げた中原誠、加藤一二三への思い。内弟子とした先崎、林葉直子への愛情。羽生、渡辺への期待。 将棋に関心がある人なら読む価値ある一冊。続きを読む
投稿日:2013.07.03
yukinag
トークは加藤<米長なんだけど、活字化すると加藤>米長だなあ、と思っちゃった。構成力、という観点の話だが・・・しかし、元々紙幅の限りがある週刊誌連載で、漫談調の米長節には手に余るものだったのかもしれな…い。 そう考えると、やはり米長節の面白さは随所に発揮されている。一つ一つのエピソードからは、人間個人としての棋士への洞察と思いやりが感じられる。何より、ゴーストが入らない本当の文章の匂いがプンプンする。 一番おもしろいのは、ライバルや先輩以上に、自分の弟子を取り上げた文章。触れ合った時間が長いほど、文章が面白くなり、深みが出る。そういうタイプの濃いオヤジキャラ、最近は減ったような気がするなあ。 故人の人間味が、何とも言えない昭和親父の懐かしさを誘う。続きを読む
投稿日:2013.02.14
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