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大野木寛, 深山フギン, BONES / ヤングエース (2件のレビュー)
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総合評価:
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ヤヌス
このレビューはネタバレを含みます
エウレカセブンのエンデンィングを、当初の構想に従って再構築・漫画化したもの...らしい。 物理的にすれ違ってばかりの序盤、ピンチを救う爽快感、エウレカらしさはあるものの、本編の終盤よりもどこか悲壮感が強く、重苦しい感じがする。 世界を救うためにエウレカが犠牲になることを選び、そうじゃない道を探すレントンという構図は変わりがないものの、その過程でせっかく獲得した人間らしさを失わねばならない(=エウレカが姿形ではなく内面として、別のものになっていってしまう)ために、より辛さが増している感がある。 アネモネにもスポットが当たっていて、人間を理解するためのコーラリアンというエウレカに対し、真逆のポジションであるという味付けが加わって、より対照的なキャラクターになっている。これはこれでいいな。 クダンの限界を止めるために、エウレカは記憶を分け与えていく、という感じだけれど、クダンの限界はコーラリアンが人類を理解することとは関係なく起こる現象だったような記憶があり、その辺は分からない。 分け与える記憶の数は多分七つ。エウレカセブンを回収するってことかな。
投稿日:2023.05.09
電子王
京田監督大絶賛ですわ。僕もそう思う。 エウレカ関連のコミカライズでは最も絵柄もシナリオも原作らしさがあるもの。 ちなみに朗読劇形式の第51話の副題である「ニューオーダー」とは関係無し。 物語は、人類の…ためにエウレカが月光号を出ていく所から始まるため 「交響詩篇」のどの部分から分岐した物語なのかは不明。 この先「交響詩篇」と「ニューオーダー」の世界が交わるかどうかも不明なので 完全新作と言っても過言では無いね。 しかしまあエウレカは不憫な子ですよ。今作だって エウレカの記憶を大地に還せばコーラリアンの暴走を止める事が出来、人類は救われる。 っていう悲惨な設定よ? エウレカがどう足掻いても幸せにしかならない平行世界が見たい・・・。 ちなみにアネモネの出番激増、キレっぷりも増大、たまらん。続きを読む
投稿日:2017.10.04
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