三文未来の家庭訪問 庄司創短編集

庄司創 / アフタヌーン
(19件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
6
8
2
0
0
  • 読後、新しい世界が広がる、かも。

    短編よりはややボリュームのある、SF中編三編。
    読後、何と評して良いかわからない…。いや、良い意味で!
    決して上手いとは言えないが、魅力のある絵。一読しただけでは理解できない、大量のネームと独特の世界観。
    遺伝子、宗教、死、地獄・天国…、と書くと小難しいが、それらをSFという土壌で描いた、繰り返し読みたくなる作品集。
    「あー、最近何だか同じようなマンガばっかり読んでるな…」とお悩みのあなたにオススメ。
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    投稿日:2013.10.14

ブクログレビュー

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  • あさひ

    あさひ

    良質なSFというものは、現実世界では気付かない幸せを、隠された矛盾を、声にならない嘆きを鮮やかに描き出す。千年に引き延ばされた死の瞬間に愛を見つけ、女性化した男子の健気な恋に男性社会の限界を感じ、絶滅必至の古代生物の生き様に無慈悲な神の御手を想う。
    SF好きなら必読の短編集です。
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    投稿日:2014.03.01

  • hiro7373

    hiro7373

    表紙がなんとなく好きじゃなくて二の足を踏んていたのだけど、思いきって買ってみたらよかった。3つの短編集だか、最初の「辺獄にて」がいちばん好きかな。

    投稿日:2014.01.25

  • じん

    じん

    いい漫画だった.テクノロジーによって変容する人間の形を描く仕事は,海外においてはサイエンス・フィクション作家の仕事だが,日本においては漫画家の仕事のようだ.

    投稿日:2013.12.01

  • be nico

    be nico

    ずっしりとしてグレー.なのに,1つあるいはいくつかの明るさが必ず用意してあってどこか安心する.グレーは(黒ではない)迷いに迷って明るさを信じようと色を薄めていく.みたいな感覚のある話だった.

    投稿日:2013.10.22

  • やきそばパン

    やきそばパン

    洗練されていないが、魅力的で安心感を与える作風。
    情報量が多く、絵で説明できていないところがあるのが少し残念だが、惹きこまれるストーリ展開で、他の作品も読んでみたいと思わせる。

    投稿日:2013.06.18

  • 『黒犬』の優樹

    『黒犬』の優樹

    んまぁ、これはあくまで、私個人がこれまで、それなりの量の漫画やら小説を読んできて、ここ最近、抱き始めてる『考え方』なので、「いや、ねーわ」って否定する人もいるのも承知してるんですが、漫画家ってのは「他人と違ってなんぼ」の職業だと思う訳ですよ
    十人十色で、同じ考え方をする人はいないってのを前提にした上で、「自分にしか見えない」世界を描き続けられなきゃならない、キツい職業だと思うんです(それを最高だと思えるようになるのも、漫画家を続けられる秘訣なのかな)
    ホント、私個人の考えなんですけど、小説家やミュージシャンより、生みの苦しみが強い、と思うんですよ(小説家を志してる人間が、こう考えるのもどうなんだ、とは思いましたが)
    ちょっとグダグダ語っちゃいましたが、何を言いたいのか、と言うと、この庄司先生、少なくとも、私が名前を知ってて、作品も読んでる漫画家の中でも、とびっきりに他人と違うモノを観られる眼を持ってると思うんですよね
    世界ってレベルじゃなく、違う次元が見えちゃってて、地から足が浮いちゃってるんじゃ、と読んでる最中に不安すら覚えた
    庄司先生の代表作と言ってもいい『勇者ヴォグ・ランバ』は世界観の独特さと、台詞の難解さで挫折しちゃいましたが、これはサクサク読めました(でも、今なら『勇者ヴォグ・ランバ』も読めるって気には、残念ながらなれてない)
    画そのものは繊細かつ丁寧に描かれている反面、どこか優しい、もしくは慈悲深い
    話の内容は脇に置いて、進むテンポだけに注目すれば、軽快とは言い辛いが、躓いている感じは見受けられない
    ただ、やはり、内容が突飛・・・いや、未来的だ。『辺獄にて』は世界観も登場人物も現代のイメージが強いし、『パンサラッサ連れ行く』は、哺乳類すらいなさそうな超古代が舞台なんだが、五重は余裕で渦巻いて、逆にミライな感じがしてしまう
    短編集ではあるが、一編が重厚なので、短編集って感覚は薄くなる
    ただ、こうやって評してはいるが、嫌いじゃない。好き、と断言は出来ないが、共振を感じる点は少なくない
    「このマンガが凄い」にランクインしてもおかしくないっつーか、むしろ、入らない方がおかしいレベル
    仮に、「どれが面白いの?」と聞かれたら、私は表題作の『三文末来の家庭訪問』を躊躇わずに挙げる
    ぶっちゃけ、自分以外の読み手の価値観が崩壊しても構わないって割り切れちゃう猛者でなきゃ、見ず知らずの他人に推薦するのは難しいかな
    でも、面白いってのは確定的
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    投稿日:2013.05.28

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