かのこちゃんとマドレーヌ夫人

万城目学 / 角川文庫
(323件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
110
124
53
5
1
  • 乳歯がぬけて・・・そして大人になっていく?

     猫のマドレーヌ夫人と小学1年生かのこちゃんの1シーズン。
     しかしこの二人?のペアの話が中心ではなく、少女にとっての初めての「フンケーの友」のお話と、猫にとっての「想いもよらぬ老犬と愛」のお話。それを万城目様の魔法をかけると・・・・ちょっと切ないけど、素敵で未来を感じる物語になります。 お勧めです。
    続きを読む

    投稿日:2016.07.23

  • さすがの直木賞候補作。暖かいだけでない、喪失と成長の物語。

    私は本当に万城目作品が好きだとわかりました。この本は比較的短く数時間で読み切れますが、その中にこれだけ贅沢で不思議な物語を入れ込んでくるのは万城目さん、すごいです。人の言葉を理解するネコと一緒に暮らす女の子。2人をとりまく家族と犬とそれぞれの友達。登場人物(動物)はこれだけで、かつ強烈な事件が起こるわけではありません。が、2人の日常がすごく不思議な視点で新鮮に描かれています。万城目さんによって不思議ワールドに自然に引き込まれていく感覚が、本当にクセになります。女の子の成長にゆっくりとつきあい、避けられない別れや喪失に読み手として一緒に向き合うことで、普段は意識しない自分の心の隠れた部分が味わえます。暖かくも切ない名作でした。続きを読む

    投稿日:2015.10.19

  • かのこちゃんの魅力全開です

    猫も犬も大人も子供もそれぞれがみな自分らしく生きる
    それが一番と気付かせてくれた物語です
    かのこちゃんとすずちゃんの真っ直ぐな子供らしさも良いし
    マドレーヌの猫らしい自由さも良い
    子供にもぜひ読んでもらいたいと思っています

    ほほー、お父さん鹿と話せますか…
    続きを読む

    投稿日:2013.09.29

  • 伝わる、伝えたい、と思うこと

    タイトルから子供向きと思った人もいるのではないだろうか。児童小説ではない。もちろん、小さな読者にもそれなりに読めると思う。猫好きでなくてもいい、一読をおすすめする。名前の由来、どうして夫人なのか、どうしてそういう行動に出たか、最初は「ん?」と思っても答えは遠からずわかってくる。巧い。途中から、そうか、急がなくていいんだ、とかわってから一気に読んでしまった。大切なヒトのため、がぐっとくる。続きを読む

    投稿日:2013.10.13

  • ひなたぼっこしているような気分

    万城目学さんの本は何冊か読んでいて、安心感はあったのですが、これは本当にのーんびりとした趣の一冊でした。
    まるで縁側でひなたぼっこしているような気分になれます。

    投稿日:2013.10.31

  • のんびりしたい時に

    かのこちゃん(飼い主)をマドレーヌ夫人(猫)のお話ということで、
    どっぷり仲のいい猫と飼い主のお話?と思って、ちょっといつもの万城目学さんのお話とは
    違うかなーと、なかなか手がでずにいたのですが、やっぱり面白かったです。

    じわっと心が温まる、ほんわかしたお話です。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.10

Loading...

ブクログレビュー

"powered by"

  • naonyanko44

    naonyanko44

    クライマックスのマドレーヌコールに泣きそうになった。
    犬を愛してヒトにはドライな感じがすごくいい。ジュニア向けかなと思ったらつばさ文庫になってた。
    犬派にもオススメです。

    投稿日:2019.10.12

  • emiko

    emiko

    大人が読む童話のようなかわいいお話。
    小学校一年生のかのこちゃん視点と
    かのこちゃんの家に突然やってきたマドレーヌと名付けられた猫視点で構成。
    かのこちゃんはもちろん、かのこちゃんの両親や先生がとっても素敵な大人でファンになりそう!続きを読む

    投稿日:2019.09.17

  • ainoca7

    ainoca7

    このレビューはネタバレを含みます

    読み終わりました。
    ほのぼのしてました(^^)
    小学一年生の女の子と、家に迷い込んだ猫(だんなは犬)とのお話です。
    ゲリラ豪雨を「ゴリラじゃないやつ!」としか覚えられない女の子がかわいいです。
    電車で読むと笑いをこらえるのにわりと必死です。最後はしんみり、爽やかな読後感。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.09.17

  • たなたな

    たなたな

    小学一年生の女の子であるかの子ちゃんと、猫のマドレーヌ夫人の、なんともきれいで、可愛らしく、また、切なく悲しい別れもある、やさしい物語である。
    かの子ちゃんが好奇心旺盛に、友人のすずちゃんとともに過ごす姿には、子どものころの懐かしさが胸に去来する。
    マドレーヌ夫人の冒険譚には、動物目線からの人間世界の滑稽さ、面白さ、不思議さ、恐怖…そういったものがリアルに…、動物目線を体験したことがないのでリアルに、というのもおかしな話だが、それくらい、きっと、動物が物語のような状況になったら、このように当惑するんだろうな、このように見えるんだろうな、というのがありありと感ぜられて、実に楽しく読めた。
    万城目作品の中で一番好きな作品。皆さんにおすすめしたい。
    続きを読む

    投稿日:2019.09.08

  • sutchy

    sutchy

    猫は、人の言葉は理解できるが犬の言葉は分からない。
    そんな世界のおはなし。

    ぼくはなぜ小説を読むのか。
    それは本を開いたとたん、その世界の住人になれるから。
    そんなことを、万城目学の作品にふれると改めて確認できる。

    独特すぎる万城目ワールドは、真っ暗な洞窟を手探りで進んでいく感覚がある。
    破綻の危うさ。それがドキドキする。

    しかし見事なまでに着地する。
    それを味あうために、彼の作品を見つけると手に取るのだ。
    続きを読む

    投稿日:2019.07.10

  • matsutosho

    matsutosho

    小学一年生の女の子、かのこちゃんと外国語を話す猫、マドレーヌ夫人。
    ちょっと不思議な日常の中で、かのこちゃんとマドレーヌ夫人はさまざまな出会いと別れを経験します。
    なんとなく、懐かしさを感じられる優しい物語です。続きを読む

    投稿日:2019.07.02

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。