かのこちゃんとマドレーヌ夫人

万城目学 / 角川文庫
(331件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
113
129
55
5
1
  • 乳歯がぬけて・・・そして大人になっていく?

     猫のマドレーヌ夫人と小学1年生かのこちゃんの1シーズン。
     しかしこの二人?のペアの話が中心ではなく、少女にとっての初めての「フンケーの友」のお話と、猫にとっての「想いもよらぬ老犬と愛」のお話。それを万城目様の魔法をかけると・・・・ちょっと切ないけど、素敵で未来を感じる物語になります。 お勧めです。
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    投稿日:2016.07.23

  • さすがの直木賞候補作。暖かいだけでない、喪失と成長の物語。

    私は本当に万城目作品が好きだとわかりました。この本は比較的短く数時間で読み切れますが、その中にこれだけ贅沢で不思議な物語を入れ込んでくるのは万城目さん、すごいです。人の言葉を理解するネコと一緒に暮らす女の子。2人をとりまく家族と犬とそれぞれの友達。登場人物(動物)はこれだけで、かつ強烈な事件が起こるわけではありません。が、2人の日常がすごく不思議な視点で新鮮に描かれています。万城目さんによって不思議ワールドに自然に引き込まれていく感覚が、本当にクセになります。女の子の成長にゆっくりとつきあい、避けられない別れや喪失に読み手として一緒に向き合うことで、普段は意識しない自分の心の隠れた部分が味わえます。暖かくも切ない名作でした。続きを読む

    投稿日:2015.10.19

  • かのこちゃんの魅力全開です

    猫も犬も大人も子供もそれぞれがみな自分らしく生きる
    それが一番と気付かせてくれた物語です
    かのこちゃんとすずちゃんの真っ直ぐな子供らしさも良いし
    マドレーヌの猫らしい自由さも良い
    子供にもぜひ読んでもらいたいと思っています

    ほほー、お父さん鹿と話せますか…
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    投稿日:2013.09.29

  • 伝わる、伝えたい、と思うこと

    タイトルから子供向きと思った人もいるのではないだろうか。児童小説ではない。もちろん、小さな読者にもそれなりに読めると思う。猫好きでなくてもいい、一読をおすすめする。名前の由来、どうして夫人なのか、どうしてそういう行動に出たか、最初は「ん?」と思っても答えは遠からずわかってくる。巧い。途中から、そうか、急がなくていいんだ、とかわってから一気に読んでしまった。大切なヒトのため、がぐっとくる。続きを読む

    投稿日:2013.10.13

  • ひなたぼっこしているような気分

    万城目学さんの本は何冊か読んでいて、安心感はあったのですが、これは本当にのーんびりとした趣の一冊でした。
    まるで縁側でひなたぼっこしているような気分になれます。

    投稿日:2013.10.31

  • のんびりしたい時に

    かのこちゃん(飼い主)をマドレーヌ夫人(猫)のお話ということで、
    どっぷり仲のいい猫と飼い主のお話?と思って、ちょっといつもの万城目学さんのお話とは
    違うかなーと、なかなか手がでずにいたのですが、やっぱり面白かったです。

    じわっと心が温まる、ほんわかしたお話です。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.10

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ブクログレビュー

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  • 月読

    月読

    元気な女の子の成長物語。成長と衰弱、獲得と喪失の物語でもある。

    かのこちゃんの無邪気なエネルギーが魅力的。
    かのこちゃんの悩み事がかわいい。今の私の悩み事も10 年もすればかわいく思えるかしら、と考えた。

    マドレーヌは聡明でミステリアス。かのこちゃんとは対照的。
    反対なんだけど、反対だから「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」。
    続きを読む

    投稿日:2020.09.13

  • maomao

    maomao

    まさかこんなに笑いと温もりに溢れた本だったなんて…嬉しい誤算。素敵な一冊でした♪

    *かのこちゃん
    *マドレーヌ夫人
    上記は外出先で読むのは危険なのでご注意を!

    小学1年生の感性って色々すごいです。
    健やかに元気いっぱい、毎日全身で生きて楽しんでるって感じ。
    外国語を話せるアカトラの猫・マドレーヌ夫人と年老いた柴犬・玄三郎。
    2匹の物語もとっても良かった♪
    じんわり心が温まり元気になれる一冊。
    217頁で軽く読めるのに満足感大でした。
    続きを読む

    投稿日:2020.09.02

  • Hana

    Hana

    このレビューはネタバレを含みます

    前半はくすくす笑っていたのに、後半は涙を流しながら読みました。終始温かい物語です。

    最初はかのこちゃんに笑えます。指しゃぶり、鼻てふてふ、茶柱…。小学一年生ってこんな感じだよなあと思いました。
    マドレーヌ夫人と玄三郎の夫婦にもほっこり。玄三郎とかのこちゃんのためにマドレーヌ夫人が奮闘する姿は、本当に感動しました。

    かのこちゃんとマドレーヌ夫人以外の登場人物もとても魅力的です。
    いつも穏やかな玄三郎、かのこちゃんのお父さんとお母さん、「ふんけーの友」のすずちゃんなどなど…。
    出会いと別れ、そしてそこに芽生える愛や友情。繋がりをもつのはいいことだなと思いました。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.08.31

  • nijntje1192

    nijntje1192

    玄三郎の穏やかな優しさ、マドレーヌ夫人の気高い愛情、かのこちゃん&すずちゃんの友情。とても良かった。所々挟まれる小学1年生の生態も笑える。

    投稿日:2020.08.13

  • rakirakira

    rakirakira

    マドレーヌ夫人と玄三郎の様な夫婦は素敵だな。
    夫婦って分かる雰囲気って何がそう思わせるのだろうかと考えてしまった。
    素敵な話でした。

    投稿日:2020.08.04

  • りき

    りき

    小学一年生のかのこちゃんと、半ノラ猫のマドレーヌ夫人の話。
    ほっこり。小学一年生の描写がとても瑞々しくてクスッとなる。難しい言葉対決とか、庭で遊ぶ様子とか。
    本当に猫はこんなに情が深いといいなぁと思った。続きを読む

    投稿日:2020.08.02

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