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トーベ・ヤンソン, 冨原眞弓 / 講談社文庫 (47件のレビュー)
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総合評価:
本読むアシカ
4
何となく細面のムーミントロールが見られます。
たとえば、初期のミッキーマウスが今とは違う姿だったように、 たとえば、ドリトル先生シリーズ第1作目だけがちょっとカタい語り口であるように、 たとえば、連載開始当初のスヌーピーがただの犬だったように・・…・ どんなにすばらしいシリーズ物にもある、 最初のころの不安定さみたいなものが、 この作品にはあります。 とはいえ、とても素敵な作品です。 日焼けした図書館の蔵書で楽しむよりも タブレットの中で独り占めした方が 作品の良さをじっくりとかみしめられるはず。続きを読む
投稿日:2014.07.09
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みか
3
知らなかったムーミン
ムーミンママとムーミンが、ムーミンパパを探すところから始まっていたのですね。 テレビのムーミンも、ちょこちょこしか観ていなかったので、新鮮♪
投稿日:2014.08.09
"powered by"
アラエッサ
ムーミンとムーミンママがムーミンパパを探す旅。 途中でスニフやチューリッパなども参加する。 真のムーミン1作目だが、話が短く、たのしいムーミン一家からが有名になりすぎ、一周まわって最後に改めて出版さ…れた。 ムーミンが両手にアイスを持っている姿や、パパがSOSの旗を掲げて枝にしがみついた姿や、真珠を嬉しそうに持ち上げるスニフの挿絵が可愛い。 ムーミントロール達は元々、人間の家の、タイルばりの大きなストーブの後ろに住んでおり、人間にとってはふとした冷たいそよ風に感じたものがムーミンであった。 そのストーブを懐かしみ、パパが赤い屋根で青い壁の、円柱ストーブのような家を建てた。 訳者あとがきにて、話が進むにつれてムーミンの姿が丸っこくなり、性格も穏やかになっていくという話で、この1作目の頃は戦時中だったため、小さな住民らが大洪水などで家を失い焚き火で暖をとっているのも、戦争が反映されているのではないかと説明されている。 最後の、パパの建てた家が大洪水で壊れたと思いきや、流されただけでそのまま住むことができるというのもノアの方舟のようで、色々と影響を受けていそうだと深読みもできる。続きを読む
投稿日:2024.04.07
andante
子どもの頃にTVアニメで楽しんでいたムーミンシリーズ。パパを探すところから始まっていたとは知りませんでした。
投稿日:2024.02.04
kona
1939年から手掛けていたムーミン物語、1945年に発行されたきりで他のムーミンシリーズから置いてきぼりでした。でもこんなに人気者になったムーミンですからほっとくわけにいきません。ムーミンシリーズの最…後に読んだこの本には、これからの彼等のお話が沢山含まれていました。短いですが、とても充実した内容でした。続きを読む
投稿日:2023.02.19
海と青硝子
昔、アニメの「ムーミン」が大好きでしたが、本で読んだのは大人になってからでした。ムーミン谷ののどかなお話の前に、厳しい流浪があったのは知りませんでした。戦時下に書かれた貴重な希望の物語です。
投稿日:2023.01.27
kaido
これからあとに続く8作で登場人物達の描かれ方や作風がどうなっていくのか楽しみに思った。 誰に向けて書いたんだろうな。 装丁がおしゃれで大事にしたい本。
投稿日:2023.01.24
ひ
ムーミンのフォルムが好きで、でも内容は全然知らないなあと思って読み始め中 ムーミン谷に住むまでの過程のお話だけど、どのキャラクターも自分に正直であったかくてかわいかった 天気と気分は比例するよね、
投稿日:2022.10.05
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