新装版 ムーミンパパの思い出

トーベ・ヤンソン, 小野寺百合子 / 講談社文庫
(47件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
14
16
8
1
0

ブクログレビュー

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  • 読書初心者侍

    読書初心者侍

    終わり方胸熱やしパパの冒険家魂は燃え続けている!
    前半のパパは怖いもの無しのポジティブさやけど後半で鬱っぽくなってて驚いた。それだけ濃い時間を過ごしてきたんだな。
    線だけで描かれた挿絵がどれも大迫力且つ美しくてウットリしちゃう☺️

    パパは辛い過去を上書きで消したんじゃなくて「これもまた、選ばれしムーミンの哀しき運命なのだ」と受け入れた感じ。
    愛する妻と息子がいてもパパの心から孤独が無くなることはないと思う。
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    投稿日:2021.11.06

  • へびのルーカス

    へびのルーカス

    このレビューはネタバレを含みます

     同シリーズの他の作品とは趣向を変えて、ムーミンパパが自分の若かりし頃の話を書き、息子たちに語って聞かせる形式。
    「ムーミンみなしごホーム」で育ったムーミンパパは、ヘムレンおばさんの窮屈なしつけに嫌気がさして逃げ出し、冒険家を志す。発明家のフレドリクソンと知り合い、彼が造った船に乗って大海原へ。何が起こるか全然わからずに展開していく思いがけない出来事の数々が面白くて、物語にどんどん引き込まれた。
     ムーミンパパはスニフの父・ロッドユールやスナフキンの父・ヨクサルとも一緒に旅をして友達だったが、なぜ彼らが子どもと一緒にいないのか、母親たちはどうしているのか、スニフとスナフキンを育てたのは誰なのか一切説明がない。途中からおばけがムーミンパパと同居し始めるが、実体があるのかないのか、どういう存在なのかもわからないまま最後まで話が進む。
    「ごめんね」が口癖で弱気だがボタンやがらくたの蒐集に余念がないロッドユール、無気力で余計なことは一切しないヨクサル。大らかな物語世界に身を委ね、自分が普段いかに些末なことに囚われているかに気がつき、凝り固まった感情が解きほぐされていく。パパの自伝に登場した友人たちが集合する感動的なエピローグまで読み終わった時、心が満たされて幸せな気持ちでいっぱいになっているのを感じて、久しぶりに愉しい読書だった。

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    投稿日:2021.10.11

  • zirous

    zirous

    このレビューはネタバレを含みます

     2019年にムーミン全部読む!って言ってたのに・・・ダラダラしちゃってました。反省です。

     ひさしぶりに小説を読み終わりましたが、ムーミンだけじゃなく、やっぱり小説って面白いな!大切だな!ちゃんと時間取らないとって思いました。毎日ちょっとずつでも読み進めていた頃を思い出して・・・

     ムーミンパパの若い頃の冒険譚です!
    大親友のフレドリクソン、スナフキンの父ヨクサル、スニフの父ロッドユール、リトルミィ(一番好きなキャクターです)、二ブリング・・・盛りだくさんですね。
    内容も深読み含めて盛りだくさん!
    ムーミンパパの幼き頃から、ムーミンママに出会うまで。
    最後がまた良い感動です。結局みんな愛、愛なんですよね。

     愛って大事ですね。

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    投稿日:2021.10.05

  • かえで

    かえで

    今まで名前だけしか知らなかったキャラクターたちが、わたしの中で実体を持って生き生きと動いていくような気がして楽しい。
    今回はいよいよミイが出てきた♪
    スナフキンのパパがとても好き。

    最後はハッピーな終わり方でうれしい‎☺︎


    今まで4作品を発刊順に読んできたんだけど、順調にムーミンに引き込まれているうぅぅ〜〜〜。
    アラビアのマグカップはまだ大丈夫(いっこ持ってるけど)!……だけど、フィンランドに行ったら日用品の何にでもムーミンがいるらしく、、、買ってしまいそうだ。。
    あ〜早くフィンランド行きたいなあ〜〜〜!コロナ収まれ!!!
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    投稿日:2021.04.27

  • 大吉堂

    大吉堂

    ムーミンパパが青年時代を思い出しつつ綴る物語。書き上げた部分を子どもたちに語り聞かせるという構成が素敵です。お互いに相手のことに干渉しない友情なんかも、サラリと書いてある処がかっこいいですな。
    ひとつひとつのエピソードも深読み出来そうで、じっさい深い意味が込められているのだろうけど、ただ読んで面白い。あとになってじんわりと、隠されたものが浮かび上がってくるような感じが素敵です。
    そうそう、パパとママの出逢いには驚かされましたよ。でもそれも素敵。
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    投稿日:2020.08.10

  • カエルの子分

    カエルの子分

    ムーミンパパの性格が好みではないのでちょっと疲れた。
    でも過去と現在が交互に現れる構成は面白く、スニフやスナフキンの出生が明らかになるなど、シリーズの重要な巻。
    平和な日常によって冒険心をなくし、それを堕落とするパパの描写に、心をつつかれる。続きを読む

    投稿日:2020.03.03

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