【感想】ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~

三上延 / メディアワークス文庫
(946件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
185
424
235
9
2
  • 核心に近づく第3弾

    第3弾は物語の核心に近づいてきたようで楽しく読めました。
    栞子さんと大輔くんの恋の行方も気になるのですが、今回は栞子さんのお母さんのお話のほうがメインです。
    毎回思いますが、1冊の本でこれだけの物語を描けるってすごい!これを読み終えるとますます本が読みたくなります。続きを読む

    投稿日:2014.10.27

  • 読みやすかったです。

    いつ読んでも、どんどん本を読みたい気持ちにしてくれるお話だなぁと感じています。
    物語として楽しく読めましたが、人として、母として、栞子さんのお母さんには賛成できませんが、家族を置き去りにしてもやりたいことがあって実行に移せる程の情熱は、ある意味うらやましいかもしれません。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.13

  • 古本屋の店主が本にまつわる謎を解決するミステリの第3弾!

    安楽椅子探偵役の栞子さんと本が読めない体質の五浦という異色のコンビがホームズとワトソンのような役回りになっているのは相変わらずで、いろいろな古書にまつわる蘊蓄が謎を解く鍵になっているあたりも変わらず「へぇ~」とうならされる。栞子さんの母親の影が少しずつ実態を帯びてくるに従い、その驚異的な能力と手段を選ばないことから典型的な悪役キャラの香りがぷんぷんしてくる。
    それにしても、栞子の母親は現在のビブリア堂の様子をなぜか知っており、さらには五浦が本が読めない体質ということまでも把握している。その謎の解決の糸口は本書ラストあたりで示される。この後、母親がどんな風に物語に絡んでくるのか、続編が待ち遠しい。
    続きを読む

    投稿日:2013.12.07

  • 私的には読み止めです。

    1から3をまとめ買いしたので読み切りましたが、書名に騙された感じの内容です。
    1のレビューでも書きましたが、事件手帖と有りますが古書店に於ける日々のエピソード集と言った趣です。
    推理、ミステリーを楽しむと云うより、本のうんちくを楽しむ方には最適な教科書と言えます。
    主人公を手助け(Love心故)する大輔君の描き方も無骨と云うよりは粗野なイメージに感じます。接客業らしい言葉使いをさせてあげて下さい三上先生。
    続きを読む

    投稿日:2015.03.23

  • 物語の本編に突入した感じ

    3巻は前巻の作者あとがきにもあったように、今までのように事件を解決していくだけでなく、栞子さんのお母さんの話も絡んできて物語の本編に突入したという感じ。 今巻は、比較的簡単にいろいろ推理できた気がする続きを読む

    投稿日:2013.12.20

  • シリーズ3作目

    古書それぞれの謎とシリーズを通しての謎がさらに展開します。
    シリーズ物はいつまでも歳を取らないものもありますが、こちらは時間が進んでいくので今後どうなっていくのかもますます気になりますね。

    投稿日:2014.03.08

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ブクログレビュー

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  • あきたろ

    あきたろ

    ビブリア古書堂シリーズ第3巻
    お母さんとの繋がりが見えてくる今回。
    ますます智恵子さんとはどんな人なのか気になってきちゃう!
    そして大輔さんと栞子さんとの関係もどうなっていくのかソワソワしながら読んでいます。
    チェブラーシカ、ちゃんと見た事ないから見てみたいなあ……
    タンポポ娘もどんな話なのか気になる!今でも読めるのかなあ……
    続きを読む

    投稿日:2024.04.03

  • hishiii

    hishiii

    このレビューはネタバレを含みます

    大輔と栞子さんの距離を縮めつつ、母親の謎に徐々に近づいている感じで終わった。
    本に関する謎よりも、単純に盗難の謎解きの方が多かった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.30

  • そらくも

    そらくも

    軽いタッチで読みやすく、惹き込まれるように読み終えました。
    一巻から少しずつ時間が過ぎていく中で、古書を軸に、そこにまつわる人々の交わりが巧みに描かれています。

    投稿日:2024.03.18

  • レモン

    レモン

     『春と修羅』で登場する婦人は、さすが智恵子のお友達。兄夫婦よりずっと性質が悪いと感じるのは私だけだろうか。ビブリアシリーズは少し苦味の残る後味が癖になる。ほっこりする『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』は、この曖昧な情報から目当ての本を探し当ててくれる存在が身近にいることが羨ましい。昔読んだあの本何だっけ?と思い、自力で見つけられる人は少ないだろう。そんなサービスあればいいのに。
     本編3作はもちろんのこと、プロローグ・エピローグの『王さまの耳はロバの耳』が面白い。葦ではなく本人だったが。智恵子の存在が巻を追うごとにどんどん大きくなっていく。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.05

  • pontakun2010

    pontakun2010

    このレビューはネタバレを含みます

    3巻になって、ますますおもしろくなったなという印象です。
    3巻まで読んで、この本は、栞子さんとお母さんとの和解が大きなテーマになっているのかなと思いました。
    この本は、1度登場した人物の斉藤所の仕方が上手だなと思いました。なかよしの家の話が今までの話の中で1番好きかもです。
    次の巻あたりで、ビブリア古書堂の様子をなぜお母さんが知っているのかについて、栞子さんや大輔も気づくのでしょうか。4巻も楽しみで仕方がない。
    クラクラ日記は、灯台下暗しなんですね。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.22

  • こっふ

    こっふ

    お母さんがなぜ知っているのか、は冒頭の部分を読み返して怪しいと踏んでいたけど、クラクラ日記もそうかぁ。
    このお話の中で、一つ「栞子さんのお母さん」という大きな謎があり、その下で他の謎をそれぞれの章ごとに解決していく、っていう構造だと思った。
    それに気付いた瞬間、お母さんの謎が解けかかるなんて、もう終わりに近いのかな…?
    あ、でもなんで仲悪いかまでは分からないからまだ続くか。
    いやぁ、人が殺されたり殺したり、そういう物騒なことが起こらないミステリーだから心穏やかに読めるわ。こういうミステリーならもっと読みたい。
    続きを読む

    投稿日:2023.10.13

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