【感想】ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

三上延 / メディアワークス文庫
(2189件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
395
848
654
102
13
  • 殺人のない推理小説です。

    古屋の店主とそこにおとづれる人々の話です。4章にわかれていて、それぞれが短編の推理小説になっていました。
    最後の4つ目の話に、1章から3章の登場人物が全て登場することによって、短編集ではなく一つの物語の形になっています。
    この話に殺人はありませんので、推理小説があまり得意ではない私でも読み進むことができました。特に3つ目の話が心に沁みました。
    続きを読む

    投稿日:2023.01.04

  • ストーリーは面白いです

    古書にまつわる謎をミステリー仕立てに仕上げた作品です。登場人物についてはあまり感情移入できないですが、ストーリーは面白く、古書についての知識量も半端ではない。シリーズ化されているので、もう少し長編も読んでみたいです。続きを読む

    投稿日:2018.02.17

  • 面白いと思います

    表紙にひかれて読んで見ました。
    読みやすい作品だと思います。

    投稿日:2017.04.01

  • 絶妙なバランス!!!

    古書のウンチクと謎解き、人間関係それぞれのバランスが絶妙であっという間に読み終わってしまいました。
    作中に出てきた作品を改めて読んでみたくなりました。
    本好きな人には是非読んでほしい1冊です。

    投稿日:2015.08.28

  • ヒロインは暗めキャラ?

    万能鑑定士Qのイメージを持って読み始めました。
    知的で美人で巨乳(妹だけの言葉だから?)の古書店の女主人が次々と起こる古書に纏わる事件を解決!!と思ったら、性格的には引っ込み思案で本の事を語るとき以外は言葉もやっと聞き取れる様な根暗な(良く解釈は人見知り)主人公。
    まぁ起きるエピソードも事件と云うよりは推理劇ですねぇ~。事件手帖よりは推理手帖と言った方が合うかと思います。
    事件の謎解きをしながら読み進めたい推理小説ファンにはお薦め出来ません。
    文芸小説ファンは出てくる古書の内容・作家等の多面的な事を知るには宜しいかと。それと舞台の鎌倉が好きで北鎌倉駅ホームの見える場所に座りながら読むと寄り物語に入り込めるかも知れません。
    2、3と先買いしました。此の先面白くなって読み切れる様祈っています。
    続きを読む

    投稿日:2015.03.10

  • 先々の広がりが非常に楽しみになる一冊

    所謂ライトミステリと呼ばれているものでは某Qと骨に相当がっかりさせられていましたので、こちらも最初は恐る恐るという感じで頁を捲っていました。
    がこちらは面白い!
    まぁ素材が古書ということで興味があったからかもしれませんが、薀蓄は控えめでしたし、主人公の設定が突飛では無かったですし、主人公以外のキャラクターにも親しみが持てましたので、読んでいて気持ちが良かったです。
    これから先事件で関わったキャラが増え、ビブリア古書堂の常連になるにつれ物語に深みが増していきそうな所にも期待してしまいますね。
    さて続きを買わねば。
    続きを読む

    投稿日:2014.12.21

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ブクログレビュー

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  • うすい

    うすい

    古書にまつわる謎が解かれるとき、古書と人の関係が浮き上がり、温かい気持ちになる。

    あと、栞子さん可愛い、

    投稿日:2024.03.31

  • hishiii

    hishiii

    このレビューはネタバレを含みます

    本にまつわるミステリーということで、本の持ち主の秘密や、本を盗んだりする事件が起きるミステリー。
    文学の知識もちりばめてあるけど、読みやすいし分かりやすい。
    雰囲気的には奇麗でふわふわした感じのある作品。

    作中で感想が書かれている、小山清の落穂拾いは読んでみたいと思った。
    「理想だけど、理想と分かって書いているからいい。」というのが、どんな作品なのか気になった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.30

  • ゆつ

    ゆつ

    個人的には第2話のストーリーが好きです。
    小山清の作品も気になります。

    キャラ設定の好みは分かれるかなと思いますが、
    サクッと読める手頃なミステリーでした。

    なかなか読んだ本のことを言い合えるような人が身近にいないので、栞子さんみたいな方とお話ししてみたいです。、
    続きを読む

    投稿日:2024.03.17

  • そらくも

    そらくも

    サクッと読めるのがヨイです。
    それぞれにキャラクターが立っているので読んでいて楽しいです。
    深い読みを披露されて、掌の上にいる感がなんとも言えません。

    投稿日:2024.03.10

  • よみまくりお

    よみまくりお

    北村薫の空飛ぶ馬を読み終わり、「日常の中に転がるちょっとした謎」と「実在する文学作品が物語に登場すること」が共通する作品として、以前読んだことのあるこのビブリア古書堂の事件手帖シリーズを思い出し読み直した。ライトノベルっぽさがあり読みやすい。短編のようでいて1冊まるっと上手くまとまっているストーリー。面白かった。作中に出てくる文学作品を知らないのが悔やまれるところ。続きを読む

    投稿日:2024.01.25

  • のりこ

    のりこ

    ゆっくり丁寧に時間が流れる本でした。
    事件自体はさほど驚くほどのものではないけど、古書が事件の起承転結に関わるという発想が斬新。

    第一話;俺「五浦大輔」の出自の秘密
    第二話;本を盗んだ女子高生
    第三話;秘密を抱える夫と、何があっても夫を愛する妻の夫婦の絆
    第四話;ビブリア古書堂店長「篠川栞子」の絶対に手放せない一冊
    続きを読む

    投稿日:2024.01.23

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