幻想郵便局

堀川アサコ / 講談社文庫
(256件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
16
45
104
53
9
  • ジャンル不詳だけど面白い

    あの世とこの世の境目が郵便局という設定がおもしろい。登場人物もみんな個性的で魅力的だし、女性らしいやらかい文体で読みやすかったです。
    功徳通帳のはなしだけで1冊書けてしまうくらい面白い発想だと思います
    ファンタジー? ホラー? サスペンス? ジャンルもよくわからないところがまたいい感じです。映画館のほうも読んでみたいです。
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    投稿日:2014.02.14

  • 人は死んでも生きている、かも

    この世とあの世の境界にある郵便局を舞台とした物語。臨死者が幻視する「お花畑」が実在し、それを毎日メンテしてる人がいるとは思いもよらなかった(笑) タイトルから予想していたよりも、数段骨太な作品だった。短い一生をベッドで寝たきりで過ごすことを余儀なくされたこどもも、死後は元気いっぱい走り回れる…というように、「死」はある意味で「救済」であるというのが、著者のメッセージと感じた。泣かせを売りにした作品じゃないが、泣ける。ちうか泣いた。続きを読む

    投稿日:2013.09.28

  • ライトホラーファンタジーって趣が面白い!

    この本の前に、洋物ファンタジーの「スウィッチ」を読んだのですが、舞台の大きさの違いが、和洋ファンタジーの違いかな~と・・・ v(^-^)v
    洋物ファンタジーは、映像にすると舞台の大きさが生かされて手に汗握る壮大なファンタジーと成りますが、和物ファンタジーは「古道具屋・・・」「幽落町・・・」「流星ワゴン」等々の様に、アヤカシと人間の交わり(交友関係?)が主軸となり、温か系のストリーが多いですね。
    これは、「日本昔話」等を聞かされて育った日本人特有のアヤカシへの感情のせいでは?と思うところです。(外国のアヤカシは怖い!!!・・児童向けでも)
    本書もまさしく「アヤカシと主人公アズサ」の交流を「登天郵便局」を舞台にホンワカと描かれています。(登天郵便局の由来は読み進める内に・・・(? _ ?) )
    登場人物も個性豊かな人(アヤカシ?)に描かれ、人物像を想像しながら読み進められます。
    ホラーでもスプラッタ系で無くコメディー系で(ホラーで無くてアヤカシ物かな~)楽しく読めます。


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    投稿日:2016.02.14

  • なんだろ、この癒され感

    探し物が得意なアズサが「ご指名」を受けて働き始めた登天郵便局。そこは「あの世」と「この世」をつなぐ場所だった。
    早速、郵便局を開くにあたって土地神様と契約を交わした木簡を探すことを頼まれるのだが…。
    裏庭のお花畑の門から、死者は「あの世」へ旅立っていく。
    郵便局の窓口では、生者が功徳手帳に自らが行った善悪を記帳してもらう。
    死者と生者が普通に行き交っている不思議なゆる~い空間。
    殺されて怨念となりお花畑の門を通ることができない真理子さんや、土地神の狗山比売やら、結構おどろおどろしい登場人物もいるのだけれど、登天郵便局の他の職員やアズサ自身のキャラが癒し系だからか、なんだかほわんと癒される。
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    投稿日:2015.11.08

  • 例のお花畑にある特別な郵便局

    不思議ワールドが題材となった小説に違和感のない人にはお薦めです.気に入ったら「幻想映画館」という次回作も出ています.順番はこちらが先でないと次回作の内容は細かいところで???となるのでご注意を.

    投稿日:2013.11.14

  • 不思議なお話という感じ

    人間は、死んでも生きているという題材で著者が考えた物語ですが、いろいろハチャメチャな展開で、まあ面白いです。
    シリアスな感じは全くないので、好き嫌いがはっきりしそうな小説。どちらかというと女性向きでしょうか。続きを読む

    投稿日:2016.05.04

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ブクログレビュー

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  • うさぎ

    うさぎ

    おもしろかった‼最初は主人公のアズサに感情移入出来ず、どうなることやら、だったけど、なかなかどうして、おもしろかった‼ 真理子さんのキャラが良いよね〜☆わたしの中では鳥居みゆきなんだけど(笑)心霊とか大好きなわたしはハマりました。 亡母にもこんなふうに手紙を出したり、届けてほしいなとちょっと涙ぐみつつ、笑っちゃう場面もありつつ☆ 続編も読みたいと思います。これ、イイわ☆続きを読む

    投稿日:2019.06.12

  • shaadi

    shaadi

    幽霊や神様と、気軽に話しすぎ(笑)

    でもおもしろかった。
    功徳通帳、ほしいな。御朱印帳よりリアルすぎるし、自分を振り返れて良さそう。

    青木さん、小池さんの見た目でオネエキャラっていうのが好き。

    次も読んでみます。続きを読む

    投稿日:2019.01.15

  • いけだ

    いけだ

    自分、この作品好きです。大好きです。
    もう、ほんとこういう作品に弱いです。
    急所ど真ん中です。めろめろです。

    お話としては地味です。
    これといった盛り上がりも特にありません。

    けれども!

    もう雰囲気がねー。堪らないのです。
    のんびりとしたというか、ゆったりとしたというか。
    いろいろ事件は起きます。危機一髪なシーンもあります。
    けれど、物語全体を包み込む暖かさが、何とも心地よいのです。

    メインキャストも皆々様も魅力的。
    青井さんの本当の姿を知って、おおっとなりますし。
    真理子さんは不気味だったはずなのに、どんどん可愛くなっていきますし。
    立花先生には泣かされましたし。
    狗山比売もなんか憎めないし。ていうかちょっと可愛いし。
    なんといっても、ずっと丁寧語な主人公、アズサちゃんが最高に良いです。

    続刊の「幻想映画館」も購入済みなので、もう楽しみすぎてうずうず。
    続きを読む

    投稿日:2018.11.13

  • kimikokumiken

    kimikokumiken

    生の世界と、死の世界の狭間に位置する、山の上の不思議な登天郵便局。
    そこで、就職浪人の主人公 アズサが、アルバイトと、採用されるのだが、、、、

    登天郵便局に居る人達が、一癖も二癖もある。
    そして、何処までが、死者なのか?
    霊感が、強いわけでもないのに、、、黄泉の世界へ行った人は、この世から、消えてしまうのであろうか???

    私は、もう何十年前、祖父の仏壇の前で、祖母と母と、川の字で、寝た時に、夜中に、仏壇の前で、拝んでいる祖母の姿を見た。しかし、私は、横に祖母は寝ている寝顔をみているのにだ、、、
    拝んでいる祖母の横には、白装束の人が両側についている。
    そして、数か月後、祖母は、無くなった。
    葬儀の時に、代々からのお坊さんに、その話をしたら、即座に、それは、「それは、私です」と答えられた。
    一人は。導師様であると、、、、
    祖父が寂しがって、祖母を迎えに来たのだろう。
    祖父の葬儀に7人の僧侶が来てくれた一人の僧侶から、話を聞いた。
    純粋に、祖父母を思っている者にしか、見えないのだ、、、と。
    私は、商社マンの父だったので、いろんな所に行って、祖父母とあまり、会う機会が、少なかったのに、、、、

    この本を読んでいて、見えるのはアズサだけなのだ、、、と思いながら、昔の事を思い出していた。

    しかしこの本では、きれいごとだけでなく、殺された真理子さんみたいな死者も居て、付きまとわれたら、怖い感じがする。(笑)

    ファンタジーと、言って良いのかどうか? と思いつつ、最後まで、読んでしまった。

    最後に、解説の所で、仁木英之氏が、作者 堀川アサコ氏と同期と、書かれていた。
    そして、この本の後に、手に取った本は、偶然にも「奏弾室」であった。

    そう仁木英明氏の本である。
    今まで、どちらも読んだ作者では無かったのだが、、、

    少し、弱っている心に潤いを与えてくれるように、背後霊が、勧めてくれたのかも、、、、
    続きを読む

    投稿日:2018.08.12

  • たま@

    たま@

    病院の書架にあり、ふと手に取りました。この作者は初めて読みました。他愛がないようでいて、なんだか好きな話でした。別の作品も読んでみよう。

    投稿日:2018.08.09

  • area054

    area054

    なかなか好きかなー
    ホラー-ミステリー-ファンタジー…
    いろんな要素が含まれてるけど、
    最終的にはどこかほっこりする作品。

    1番はアズサの気持ちに共感できたこと。
    「夢」とか「なりたいもの」とか。。
    自分にもよくわからないし…

    読みやすくていい作品だったけど
    読みやすさ-展開の速さが際立ったせいで?
    情景描写なんかが少なくて「パッ!パッ!」と
    進みすぎちゃった感。
    もう少しゆっくりふんわりでもよかったかな。
    続きを読む

    投稿日:2018.04.01

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