【感想】ゲーセン戦記 ミカド店長が見たアーケードゲームの半世紀

池田稔, ナカガワヒロユキ / 中公新書ラクレ
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
2
1
3
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • 83

    83

    ゲームセンターミカドの経営者による著書。
    まさにゲーセン史であり、ゲーセン経営の一端を垣間みることも出来る。
    小中学生のときによくゲームセンターに行っていた身としては面白かった。

    投稿日:2024.06.13

  • とりのみあし

    とりのみあし

    このレビューはネタバレを含みます

    この本のここがオススメ

    「新しいものはどこでもある。競合すると、結局は価格の戦いになる。だから最初からそこで勝負するつもりはなかった。コンテンツは古くても、企画次第で盛り上げることができるのだ」

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.06.07

  • gogatuageha

    gogatuageha

    良かった。軽めで1日で読めた。ミカドの配信が何故あのスタイルなのかとか、他店舗運営の理由とか、ポラックスとか、いい本だ。
    なんだろ、初プレイで3キャラ目にやられるんだけど、これ面白いなってもう一回100円入れたくなる感覚。続きを読む

    投稿日:2024.02.27

  • ダニー

    ダニー

    ゲームセンターの歴史を振り返ると確かに子どもの頃と今ではゲームセンターの在り方が変わったのは間違いない。個人的には昔の少し薄暗い怪しい雰囲気のゲームセンターが好きだった

    投稿日:2024.02.15

  • papalonia

    papalonia

    このレビューはネタバレを含みます

    秋葉原の書泉ブックタワーで見かけた、ミカド店長が書いた本。これまでアンテナに引っかかってなかったのでこの機会に買っておいた。積本になりかけていたが、読み始めたら一瞬で読み終えてしまった。読みやすいのはあるが、それよりも自分の興味に合いすぎていたというのが大きい。ミカド店長と同じ世代ではないが、自分もゲームセンターには通い詰めた一人だから、各章の年表にあるゲーム、大体知ってる。でも今あらためて見直してみると、1995年なんてストZERO、ヴァンパイアハンター、KOF95、サムスピ斬紅郎無双剣、バーチャロンが出てて激しすぎる。というか1994から97くらいが毎年フィーバーしていた様子。確かに自分も学校帰りの駄菓子屋に置いてある筐体でKOF94やサムスピとかやりこんで、たまに先生に怒られてたなぁしみじみ。

    店長自体が昔からアーケードゲームを遊び、運営し、という歴史を作ってきた人のひとりなので、タイトルの通り店長の苦労と共にゲーセンの歴史と業界の苦労が語られる。それにしても自分でも覚えている、コロナ禍の営業縮小に際してゲーセンには補助金は出ないというのは外野から見てもひどすぎたなぁ。また、昔の筐体や基盤買い切り時代から、ネットワークや運営系になってきてからのメーカー側の搾取たるや。ゲーセンがないと生きていけないのに、そっち側の苦労を考えずに商売してきた/している感があるな。どっちかというと小さいゲーセンはもう眼中になくて、色々な遊びが詰まっているアミューズメントセンターをメインターゲットにしてお金を吸ってるんだろうなぁ。ただ、大きいところは体力があるだけで、別にそれほど儲かってないのではないだろうか。100円を払うというところでは変わらないわけだし。今後もどんどん不安になっていくゲーセン文化。100円を落としに行きたいが、近所にいわゆるゲーセンがそもそも存在しない!UFOキャッチャー、メダル、パチンコを置いてゲームセンターと名乗っているエセセンターしかないよ… でもまあ、経営の話を聞くとそうなるわな。
    ミカドがやってきたように、ネットワーク系を全排除して昔のゲームたちに原点回帰したというのは正しいんだろうな。でもそうなるとアーケードゲームを作っている側の存在意義とは一体…

    合間合間にコラムが挟まるが、それがまた毎回面白い。ミカドでは上海2がインカムトップタイトル。予想外すぎるけどまあ、ミカドだからむしろ予想外すぎはしないのか。そしてそう言われると遊びたくなってしまう謎。ついでにネタ扱いされているポラックス遊びたくなった。
    格闘ゲームが流行り始めた頃の話も、リアルで体験してきていたのでとてもおもしろい。って、さすがに流行り始めた頃はまだ自分はハマってなかった気もする。でも対戦ゲームで横並び台とか、下手すると隣同士で膝を擦り合わせながらの対戦となると絶対嫌なので、相手の顔が見えない対面型対戦代が当たり前と思っていたが、このやり方はメーカー側ではなく、福岡のゲーセン「モンキーハウス」が始めたやり方らしい。えらい〜。まあ、自分はあんまり対戦してなかったけど…
    そんなゲーセンに関する豆知識的なもの以外にも経営に関する知識もちらほらあって、なかなか役に立つ。いや、個人的に役に立てられる機会が来るとは思えないけども。
    景品原価率に関する説明もあり、あの頃から景品の原価は800円としていて、取るまでに大体2600円使ってもらうものだったらしい。UFOキャッチャーやってた頃は2600円なんて絶対かけたことないわ。むしろ100円で3つとか取ってた記憶。…だからあのイトーヨーカドーは潰れたのかな!
    筐体の仕入れやメダルゲームの売上計算とかも、ゲーセン運営の中身を知れて非常に面白い。メダルゲームの売上というのは読んでもよくわからんかったけど。なんか一度まとめて買ったらずっと遊べてしまうイメージがある。

    自分も支援した(はず)のクラウドファンディング、二回とも成功してなんとか生き残ったようだが、クラファンの収入というのは雑収入になるので、金額が大きければ大きいほど税金も高くなるらしい。ファンディングの意味とは。税金のシステムがクラファンに対応してないやんけー。これ、200万ゴールとかにしたのに「大成功」してしまって3000万とか入ったら税金で死んでしまうのではないだろうか。

    割と初期の頃から配信自体はしていたミカド、今はyoutubeチャンネルが登録者数10万人到達していた。すごすぎる。
    本では配信の力という章になっており、もちろん店長の力と継続は力なりだとは思うが、店員のあの人がとかお客のあの人が大活躍したのを読んでいると、配信の力が半分、そしてお客に恵まれた、人の力とコミュニティの力が残り半分くらいあったとは思った。とか言いながらとりあえずyoutubeチャンネルを見に行くか… で、見に行ったらマジで毎日なにかしら配信しててすごい。これは配信の力だわ。すみませんでした。チャンネル登録しました。

    別店舗や海外店舗なども出してようやく経営が安定してきたらしいミカドでも、店舗売上が8割、グッズやDVDなど他の収益が2割で2000万円とメインの仕事だけではやっていけないらしい。今の御時世、メインの仕事だけではやっていけないというのが当たり前になってきて切ない。多角経営は大変だよぉ〜。

    「2019年あたりにある有名対戦ゲームがリリースされたが大コケ」とあり、他のゲームは褒めてるからか全部名前を出してるのにこれだけ匿名!気になる!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.12

  • sazuka

    sazuka

    僕はかつて、多くのギャラリーを従えてノーミス全クリするようなゲーセン少年だった。しかし、気づけばもう何十年もゲーセンに行っていない。行ったかもしれないが、お金は使っていない。最後に使ったのはプリクラか、UFOキャッチャーか…?
    そう、ゲーセンは、そういう明るい機械たちに席巻され、本書の舞台である「ミカド」のような薄暗いゲーセンは絶滅危惧種である。
    ゲーセンは1989年に2万2000店を数えるが、2019年には4000店と激減している。スマホゲームの台頭、オンライン化による高負担(メーカーにインカムの3割を上納させられる)、コロナもあったし、近年では電気代の高騰もそれに拍車をかけるだろう。
    世の中で値上げがどんどん行われる中、いわゆるビデオゲームは、100円のまま。もともと高額設定のマシンもあれど、100円設定のものを、120円に、とはならないわけで、これは厳しい業界だ…。
    新しいものはどこにでもあり、競合すれば価格の戦いになってしまう。どの業界にも通じるような話がゲーセンにもある。では何で差別化するか。そんなビジネス的な話が根底にある、にはあるが、90年代ゲーセンを知らずにビジネス書として読むには無理がある。当時のゲーセンのことをよく知っている層が、そうかゲーセンもビジネスだったのか、と振り返り、そして著者のアイデアや行動力に震える。そんな本である。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.01

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。