【感想】食欲人

デイヴィッド・ローベンハイマー, スティーヴン・J・シンプソン, 櫻井祐子 / サンマーク出版
(55件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • AK

    AK

    人間の食欲において食物栄養素に含まれるタンパク質の比率が重要であるという「タンパク質レバレッジ説」について知りたいならこの本を読んだらいい。

    食欲人というタイトルはこのシリーズのために付けられたものだけど、Eat Like The Animalsというタイトルは原題で、本の内容をよく表している。

    参考文献と付録をPDFにしてWebサイト上に掲載していたりして、科学啓蒙書として広く読まれるにはこういった体裁のものもありなのかもしれないとおもった。
    続きを読む

    投稿日:2024.06.30

  • yoshi2013

    yoshi2013

    生命を維持するために欠かせない食。食を科学的に分析し改善しするアプローチー提示する一冊。
    昆虫、動物実験では本能的に食べたいものを食べることでバランスをとっている。しかし人間は超加工食により欲求に任せて食べると健康を害すること、故に健康を意識した食べ方を強いられている状況を認識できた。
    健全な体を保つにはタンパク質を年齢に応じて適性な摂取料を考慮して摂る必要性や、脂肪や炭水化物とのバランスを保つことの重要性を学べた。換言すれば超加工食品を極力避けた上で本能のまま食べると健康を維持できるとも解釈できるが現代の食品環境においては難しいとも感じる。
    超加工食品を避け、タンパク質や食物繊維を積極的に取り、食べない時間を意識的に作るなどで健康を維持したい。
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    投稿日:2024.06.28

  • ゆか

    ゆか



    昆虫から始まり科学的に食欲を解説しているので非常に面白い。
    現代においてなぜ肥満が増えているのかも納得のいく理由だった。
    タンパク質の適切な摂取がとても大事だと感じた。

    タンパク質を適切に取ることで自分の食欲のコントロールもしやすくなることを学んだ。続きを読む

    投稿日:2024.06.21

  • takahiro

    takahiro

    日本語のタイトルは絶対に変えた方が良いと思いますが、内容は非常に興味深いものでした。海外の学者の方々の35年に亘る研究成果ですが、分かりやすく面白く読むことができました。我々生き物の食がこの様な原理に支配されているとは全く思いもよらず、今まで健康のためとか、老化を防ぐとか、ダイエットとか言っていたことは何だったのだろうとガックリしました。 これからは食欲を信じて、不健康なカロリー増加につながらない様な低タンパク質食を摂っていこうと思いますが、いったい何をどのくらい食べたら良いのでしょう。分からなくなってしまいました。今日のお昼に食べようと思っていたカレーパンはやっぱりダメでしょうか?プロテインは飲んで良いのでしょうか?続きを読む

    投稿日:2024.06.20

  • tanuki

    tanuki

    このレビューはネタバレを含みます

    少し前に話題になっていたので読んでみた。
    35年以上の研究を経て、食欲の謎に迫った本。
    結論から言うと、もっと早く読んで食生活を改善しておけばよかった。

    本の9割はさまざまな事実の解明とそれに至ったあらゆる実験について書かれてあるので、途中で少し飽きてしまったけど、根拠を示すという意味では重要だし、科学的なアプローチに興味がある人には面白いのかも。

    結論だけ見たい人は、最後の1割読めば実生活に活かせそう。

    ★一番のポイント
    タンパク質は大事だけどとにかくたくさん摂ればいいというものではなく、ターゲットを決めて摂るのが大事。また、人生のフェーズによってターゲット分量も異なる。低タンパク・高カロリーな食事ばかりしていると、タンパク質欲を満たしたいがためにどんどん食べてしまってカロリー過多になる。

    ★個人的なメモ
    ・タンパク質が乏しいカロリーが豊富な食環境では、ヒトはタンパク質の摂取ターゲットを達成しようとして、炭水化物と脂肪を過剰摂取する。だが高タンパク質食しか得られない場合は、炭水化物と脂肪を過剰摂取する。
    ・子ども時代の食の嗜好は一生ついてまわり、そのまた子どもにも引き継がれる可能性がある。
    ・子どもは「マーケティング担当者」の格好の餌食。ジャンクフードを親しみあるゲームやキャラクターと絡めて食べさせようとする。
    ・タンパク質ターゲット:ハリス・ベネディクト法で一日のエネルギー必要量を計算→子ども・青少年は0.15、若年成人は0.18、妊婦・授乳婦は0.2、成人(30代)は0.17、中年(40-65歳)は0.15、老年(65歳超)は0.2を掛ける→その数値を4で割って、一日に摂取すべきタンパク質のグラム数を計算

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.04.28

  • haru2012

    haru2012

    昆虫やイースト細胞、マウスや霊長類を長期・個体観察してわかったこと。生物はタンパク質・炭水化物・脂肪・ナトリウム・カルシウムの5種の比率が一定になるように食べている。高タンバクは繁殖に有利だが長生きしない。高炭水化物は長寿。工業製品となった超加工食品には高価な材料であるタンパク質が少ないため、過食になっている。

    食べる時には、タンパク質レバレッジ、と唱えなければなりませんね。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.20

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