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伊東潤 / コルク (13件のレビュー)
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総合評価:
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haru
面白かったです!話が進んでいく中、毛利輝元と、徳川家康の二人の視線から描かれた物語。どちらかと言うと毛利輝元側の視点の方が面白かったです。関ヶ原の戦いが始まる前が主に書かれていたけど、お互いに色々な仕…掛けや作戦などを考えていて、やはり関ヶ原の戦いは他の戦いと違ってスケールが大きいんだと実感しました。【小5】続きを読む
投稿日:2024.03.30
のりのり
関ヶ原の戦いの全てが解る、決定版に間違い無しでした。家康は凡庸だったから天下人になれた、という考え方に深く共感してしまいました。輝元にも惹かれる所がありました。
投稿日:2023.11.07
ONO
関ヶ原の戦い前後を、家康目線、毛利目線で交互に語られる。後半はスピード感が増して一気に読んだ。信長は、家来を牛馬の如く扱い、挙句に家臣に反乱されて命を失った。秀吉は甘言を言う家来しか好まなかった。とい…うような文が心に残る。家康には葉に絹着せぬやり取りをする家来があり、最後は家康が決断したようだ。また読み返す時は、正信、広家に注目して読みたい。続きを読む
投稿日:2023.09.03
eisaku0330
天下大乱 伊東潤 大将が一つの城の攻め方や女たちの救出まで口を挟んでいては、大局に立って物事を判断する者が居なくなる。 戦略と戦術・作戦 物事には階層レイヤーがある 毛利元康 奮闘したが天下取りのリー…ダーではない 豊臣秀頼までのつなぎ 徳川家康は天下を取る決意・胆力がある 軍事力の優位性は西軍にあっても、実際の実力はリーダー次第 リーダー不明では発揮できない 淀殿の弊害 女が国政・軍事に口を挟む 視野は狭い 結局、豊臣家を滅ぼした 秀頼8歳が年長なら? タイミングは待てなかったか この後、大阪冬の陣1614・夏の陣 結局、家康の策謀に嵌まる豊臣家 ただし当時「天下の構想」を持っていたのは家康のみ続きを読む
投稿日:2023.07.01
明智氷魚
本の雑誌が選ぶ、2022年度時代小説第2位 に挙がっていたため購入。 天下分け目の決戦までの輝元、家康の総大将 の心の動きや取り巻く知将たちとの交わりが、 テンポ良く場面ごとに繰り広げられていて、 何…とも面白い。 これを機に他の伊東作品もチェックしたいと思った。続きを読む
投稿日:2023.06.07
Mathyama_books
関ヶ原に至るまでの駆け引きを、徳川家康と毛利輝元の視点で描いた作品。 家康目線や石田三成目線の小説はあまた存在しますが、毛利輝元は珍しいですよね。一応西軍の総大将なのですが…。 作中の「戦は戦う前に勝…敗を決してなければならぬ」という家康の言葉が印象的でした。そして毛利家臣の吉川広家が本多正信ばりに頭がきれっきれなところも面白かったです。 この本についてツイートしたら、伊東潤先生ご本人が引用ツイートしてくださって感激しました。 続きを読む
投稿日:2023.05.07
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