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ロドリゴ・ガルシア, 旦敬介 / 中央公論新社 (2件のレビュー)
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bachbygg
著者は、ガルシアマルケスの息子で映画監督。 ガルシアマルケスが亡くなる直前から、彼の葬儀、著者の母が亡くなるまでを綴ったエッセイ。 記憶力が抜群で素晴らしい小説を書いたガルシアマルケスだが、晩年は認…知症を患っていたということが意外だった。 病状は重度で、家族のことも認識できなかったらしい。最後はすべてを人の手で看病されていた。ノーベル賞を受けた文化人であっても、認知症には勝てない。 彼の最期は知らない方が良かったかもしれない。 彼の前半生の自伝は刊行されているが、後半生は書く気がなかったらしい。 彼にとっては有名になった後の人生は大して面白くなかったのだろう。ガルシアマルケスのプライベートなエピソードを知ることができる良いエッセイだと思った。 自分も人生を振り返ってみて、自分の身に起きた面白い出来事は、記憶があるうちにマメに書き留めておいた方が良いかなと思った。続きを読む
投稿日:2022.08.15
中央公論新社
父であるガルシア=マルケスや母のメルセデスと過ごした親密な家族の時間を静かな筆致で綴る。二〇世紀を代表する作家の末期の風景。
投稿日:2021.12.21
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