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小山修一 / 扶桑社BOOKS (2件のレビュー)
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総合評価:
とある本読み
自衛隊はアフリカのジブチで何をしているのか、は書かれていない
うーん、ジュバに関する著書を読んでそれなりに面白かったので、これも読んでみたが全くの期待外れ。 内容的には自衛隊関係の話はあまりない。特に陸自はほとんどない。自衛隊の訓練の話などジブチとは関係の…ない話ばかり。しかも例えば銃剣突撃の訓練は日露戦争時代のもので「牧歌的な精神修養にあたるもの」と古巣を貶めるような内容。 米陸軍が教範から外したのは2010年で著者のジブチ駐留の前年。海兵隊は現在でも基礎訓練から含まれている内容で、英軍は駐留中の2011年に至ってもアフガニスタンの実戦で実施して戦功をあげているし、豪やニュージーランドなども多国籍間で共通訓練として実施している。 基本的には米軍万歳という立場の著者であるが本当に防大を出たのか疑わしくなる。単に訓練内容に不満があるなら馬鹿にせずに書きようもあるだろうと。 海自の哨戒機の話も一部あるが、本当に同乗していたのか少々怪しいくらい。ほぼ同内容の動画や著作を見たことがあるので、その引き写しではとも疑える。 誤解を恐れず言ってしまうと「著者はアフリカのジブチで何をしてたのか」で軍事寄りの政治エッセイとみて良いと思う。 他国軍との交流にも多少の分量が割かれているが、主として米軍に関するもので、自衛隊に関するものよりも多いくらい。 後はジブチの観光ガイドや周辺国との関連性の説明と。 ただ、ジブチを離れて軍事関連のよもやまエッセイとしてみれば読めるところも多々ありで、それは一通り読まないとわからないのが少々つらい。続きを読む
投稿日:2022.01.27
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しろのすけ
ジブチ活動拠点 安全保障に関心を持っている者なら、説明は不要かもしれない。 ただ、この書籍で最も読むべき箇所は、p.270からの、おわりに である。 ここに幹部自衛官の現実がある。
投稿日:2022.03.30
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