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野津川香, 水野沙彰, 宵マチ / Comic ZERO-SUM (4件のレビュー)
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総合評価:
ところで将軍
1
いいねぇ…とてもいい…
誰もが魔力を持っている世界においてそれを持たない男爵令嬢(主人公)。役立たずとなじられ婚約も破棄され、男爵家も乗っ取られて追い出され、途方にくれていたところを騎士様に保護される…というあらすじ。 … この静かで大人しいが優しい主人公と、ぶっきらぼうだが同じく根は優しい騎士様のやり取りがとても良い。個人的にグイグイくる男性キャラや腹黒キャラが大の苦手なので、騎士様の一歩引きつつも細かな気配りができる優しさが素晴らしい。主人公も深窓の令嬢といった感じで清楚で美しく、地味ではあるが素敵で感情移入しやすいキャラに仕上がっている。この二人のやり取りが本当にもどかしくも甘い、素晴らしい、大好物。 特に心理描写は極めて上手い。(悪い意味での)一般的な女性向けコミックでは、辛い過去や心に傷を持っていても、男性キャラとのやり取りであっさり克服してしまうという雑な処理がされる事が多い。しかし本作の主人公は、心の傷が非常に奥深くまで食い込んでいる事が丁寧に描写されている。見ていて痛々しいほどで、これが主人公へ感情移入しやすくさせている。 この他、画力・構成・物語のメリハリ・表現等も良く描けており、漫画としての完成度は総じて高い。あまり派手さはないがとても丁寧に描かれた作品、オススメ。続きを読む
投稿日:2021.08.03
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ひーこにゃん
従妹に婚約者を奪われて、不遇な扱いを受けていた叔父家族から着のみ着のまま家を追い出されてしまうソフィア。 魔力が無いソフィアは、働くことも難しく途方に暮れていた王家の森の中で、王太子と騎士のギルバート…に出会い保護される。この時の王太子の決断力格好良いです。 逆に魔力が強いギルバートは触れたものの魔力の揺らぎを通じて『見えて』しまうのだが、魔力が無いソフィアには通じない。 「言ってくれなければわからない」 とは何度もギルバートがソフィアに言う言葉だが、それが嬉しいことでもあり辛いことでもある。 自分の意思とは関係なく相手を暴いてしまうことはギルバートにも苦痛なのだ。 だからこそ、触れたときに体温を感じ、ふれあいのみを感じるソフィアとのやりとりはギルバートの硬い心も溶かしていく。 ソフィアのことを誤魔化して猫を拾った。と言い訳してからかわれるギルバートや、ソフィアの前で柔らかい表情を浮かべるのもほんわかするし、ギルバートに優しさをもらい、常に叱られないように謝ることで身を守っていたソフィアが自信をつけていく様は応援したくなる。友達のカリーナが本当に心のよりどころで頼もしい! 暗くて重いシーンもありますが、ギルバートから与えられる愛と勇気で乗り越えて欲しい。 続きを読む
投稿日:2022.07.19
naaaaatsuk1
このレビューはネタバレを含みます
最近、婚約破棄された〜みたいなのよく読むけど、なんかこの婚約者さんは悪意ある感じではなさそうな。最初にソフィアが出会った王太子と騎士ギルバートが親切すぎて。ギルバートの邸宅で働くカリーナもすごくいい子でどんどん先が読みたくなる感じ。早くソフィアをいじめてた嫌な男爵家が追い詰められたらいいなとか思いつつ次巻楽しみにしちゃう。
投稿日:2021.11.11
みかこ
ギルバートの踏み込んでこない優しさが良い!まだ優しく見守ってる感じなので、これからの溺愛に期待。騎士様ってほんと紳士で好き♡
投稿日:2021.07.01
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