【感想】精神科医が教える病気を治す 感情コントロール術

樺沢紫苑 / あさ出版
(14件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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7
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ブクログレビュー

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  • もりー

    もりー

    病気になりやすい人、なりにくい人の違いがよく理解できた。
    また、治りやすい人とそうでない人の違いも然り。

    私は長年「非定型歯痛」という痛みの病気を抱えている為、本の内容を、より、自分に落とし込むことができました。

    また、認知症の父とその介護をしている母に重ね合わせながら考えさせられる部分も多くあった。

    オーディブルでの耳読だったが、紙の書籍で再読する予定。
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    投稿日:2023.05.06

  • hana

    hana

    〈メモ〉
    病気が治らない原因は、ズバリ「不安」です。
    感謝をすると病気が治る。
    介護は7割の力で。手抜きではなくペース配分。
    患者には寄り添うことが大切。
    笑顔で、ゆったりとした雰囲気でそこにいるだけで、本人は安心する。続きを読む

    投稿日:2022.11.14

  • takachuu

    takachuu

     2021年4月刊。2016年刊行の『頑張らなければ、病気は治る』に大幅な加筆・修正の上、改題した本。
     現役精神科医が、最新の論文・データなどから、病気になった時の心構えを説く。”「病気と闘おう」と一生懸命になる程、かえって病気の回復が遠くなる”という逆説的な命題が、冒頭で示され、「それは何故か?」「ではどうすれば良いのか?」が解説される。
     病気が良くなる為の方法として、筆者は「医者にかかり始めたら、3回はそのまま通おう(→1回だけでは医者の善し悪しは分からない)」「人の悪口は言わない(→一時的にスッキリはするが、実は心身に有害)」「人に感謝しよう」「日記を書こう」「病気を受け入れよう」などの具体的な行動を挙げる。こう書くと、スピリチュアル関連の胡散臭い本に思われるかもしれないが、説明は論理的であり、筋道は通っているように思う。「病は気から」という言葉があるが、心構えを整えるだけで、病気の治癒が早まるのなら、試しにやってみても損はないのでは?
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    投稿日:2022.05.17

  • mahosleepy

    mahosleepy

    発病して2か月、まさにこの本に書かれていた事をなぞっていた私。
    はじめは戦いモードで、不安や怒り。
    だんだん平和モードになり、リラックスし、受容や感謝ができるようになってきた。
    その過程では、家族や友人に不安を話したり、悩みを書き出したり、泣いたり、とにかく寝る、など。
    本を通して客観的に自身の状況を分析でき、また夫の対応が完璧でまた感謝溢れる。
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    投稿日:2022.05.03

  • hitomi22

    hitomi22

    病気が治りにくい原因は不安
    医者を始め、
    信頼関係を作ること
    時間をかけること
    情報集めると不安は消える

    悪口も病気を悪くする
    病気を受け入れることで治る


    受容のよさ
    1精神的に楽になる
    2治療への意欲がアップする
    3気づき、自己洞察力がアップする
    4病気が良くなってることに気がつく




    【受容に至ると見られる反応】

    ・最近病気の事あまり考えなくなった

    ・病気を完治させることよりも、社会復帰、会社への復帰が重要だと思う

    ・病気になったのは会社のせいでも
    家族のせいでも自分のせいでもない

    ・病気になる前は
    生き方や生活習慣に無理があった

    ・病気になったことで過去の事、これからのことをじっくりと考えられた

    ・主治医や看護師がよくしてくれる

    ・家族に助けられている

    ・友人や同僚に気遣いがうれしい

    ・前から考えていた趣味の活動したくなった

    ・友人とお茶でもしたいと思う

    ・そういえば、以前より病気は良くなっている

    ・くよくよしてる自分が馬鹿みたいと思える

    ・病院に通うのが楽しくなってきた


    否認→受容→感謝


    「しょうがない、〇〇してみるか」これは物事を受け入れられるようになった証。

    病気を表現することも大切
    日記を書く、
    コミュニケーションをとる
    笑う
    人に話す
    感情を書き出す



    家族が寄り添うのも有効

    感謝で病気は治る

    笑顔は健康にすごく良い
    ①免疫力が高まる
    ②ストレスが緩和される
    ③痛みが緩和される
    ④各種身体症状(血管が開く、血糖値の上昇を抑える、便秘解消)に効果がある
    ⑤記憶力が向上する
    ⑥幸せになる
    ⑦考え方がポジティブになる
    ⑧他人を癒す
    ⑨長生きする



    一直線に進まないと、回り道をしたように感じます。でも、登山を思い返して下さい。登山道は、常に曲がりくねっています。曲がりくねっていると、傾斜が緩やかになり登りやすくなります。だから、一進一退、足踏みしている状態も登山と同じ。登りやすい道なのだと捉えましょう



    「動揺しない」これ大事です。特に人には言いにくいことになってしまった時、相手に心配や迷惑をかけたくないと思っていることも。そんな時は動揺ではなく、受容的な対応が必要。具体的には「寄り添う」「共感」「傾聴「言葉より態度、表情」「相手を待つ」これらを意識すると相手の心が開けてきます。



    前向きに生きるヒント

    「苦しい」が「楽」に。
    「不安」が「安心」に。
    「ネガティブ思考」が「ポジティブ思考」に。
    「しかめ面」が「笑顔」に。
    「自己否定」が「自己肯定」に。
    他人の「悪口」が心からの「感謝」に。
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    投稿日:2021.12.02

  • kz

    kz

    このレビューはネタバレを含みます

    感情をコントロールして健康に過ごす術が色々と書かれている。「好き」「嫌い」で判断せず「ふつう」という評価を加えることと、「介護は7割の力で」ということは、どちらもほどほどに肩の力を抜いて…という姿勢で物事に取り組むのが大事なのかなと理解した。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.11.28

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