兵諫

浅田次郎 / 講談社
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
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ブクログレビュー

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  • jube

    jube

    面白かった!書店で平積みになっていたときに、帯をみたら面白そうだったので、すぐに図書館で借りて読んでみました。文庫になったら買います。で、帯だけみると、二・二六事件の死刑囚が語る蹶起の真相、西安事件の被告人が訴える叛乱の首謀者、とあったんですが、全く春児とつながらず(つながってもないんだが)新しい独立した作品だと思い込んで読みはじめたらば、蒼穹の昴シリーズ、天子蒙塵の続きの話だった。それはそれでとても嬉しいんだが。浅田歴史本は比較的とてもフェアなので、読んでいて気持ちが良い。
     支那での兵変で宮城の警備をするくだり、悲しすぎる。当時の情報というものの取り扱いがいかに、、というのが繁栄された肝の冷える文章が大迫力。もちろん当時の日本の長所短所だけでなく、支那の長所短所もフェアに描かれていく。読むほどに、ifの世界を想像して止まらなくなった。国として調和し、完結していた支那が欧のアヘンや米ソの介入で壊れていく様子が美しい文章で描かれる。欲を言えば、ちょっと短すぎに感じたので、もうすこしジムや志津の話をガッツリと読みたかった。
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    投稿日:2021.10.07

  • windfuku

    windfuku

    日本の226事件後、それに触発??された中国での蒋介石、張学良率いる反共産党の東北軍による西安(旧長安)進行を日本人の朝日記者北村、上海機関員志津、米国ニューヨークタイムズ記者ジェームズ・ターナーの目を通して軍法会議迄の経緯を描く。近代中国史には疎く、昔の中国内諸国での戦いと比べイマイチの内容続きを読む

    投稿日:2021.10.06

  • eichan7

    eichan7

    (兵諌とは兵を挙げてでも主君を諌めること)
    主人公「陳一豆」は張学良の専属理髪師であり最大の理解者ボディガード諫言者である。陳一豆 彼は歴史の表舞台には出てこない。だが、歴史はこのような無名の勇者によって支えられている。一人一人は、一つの歯車かもしれないが、その歯車がなければ社会という機械は動かない。続きを読む

    投稿日:2021.09.30

  • 稲石浩司

    稲石浩司

    このレビューはネタバレを含みます

    蒼穹の昴シリーズ第6部。

    1936年の二・二六事件と西安事件を関連してとらえていて、どちらも兵諫という考え方が面白かった。
    ただ、単巻なのに龍玉の存在が目立っていて、次回の長編に続きそうな感じでした。
    次回は蒋介石あたりが主人公かな?

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    投稿日:2021.09.29

  • 7591

    7591

    なかなか難しい時期を題材にとった小説。しかし、各国の思惑と時代の波に翻弄される人々。どんな題材でも、浅田節です。

    投稿日:2021.09.28

  • jyunko6822

    jyunko6822

    このレビューはネタバレを含みます

    日本人とはもちろん違う国民性を持つ中国の人々。
    『蒼穹の昴』『中原の虹』『天子蒙塵』ずっと読み続けてきて良かった。
    日本とかの国の歴史的背景等は詳しくは分からないけれどまた大きな波に攫われ感動に揺すぶられている。
    一気読み。

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    投稿日:2021.09.04

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