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穂村弘 / 講談社 (31件のレビュー)
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総合評価:
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tuki1304
(2024/1/17読了) 想像力を目一杯膨らませても読み取れない短歌もあり、中弛みしてしまった。 短歌に注釈ないので穂村さんの言わんとしていることがわからない。だけど、「自分なりの解釈でいい」ような…ことを解説のどなたかの文章の中に見つけて、じゃあ、わからないはわからないままでも良いのかと自分を納得させた。でも、今度は注釈のある本を選ぼう。 あとがきといえば、本書には日記のような後書きがある。それはとても不思議な嘘のような、嘘かもしれないもの。それが短歌の章のタイトルとなっている。このあとがきを読んでからその章の短歌を読んだ方が面白いかもしれない。 以前読んだ書籍の中にあった短歌に出会うと懐かしさを覚え、覚えているということはやっぱり穂村さんが好きということなのかなと思った。 続きを読む
投稿日:2024.01.17
しづき
わたしは現代の穂村さんというか、他の方でも、現代の方の短歌の方が好きだなと思うことも多かったけど、当時この本が出たとき(しかも自費!?)の手に取ったひとたちの衝撃はすごかったのだろうな、と思える。才能…。自分が生まれた頃くらいの本でした。生まれた頃だからその時代がどうなのかは本当には分からないけど、全体に漂う空気。その頃の若者の、不謹慎で残酷なのにどうしてそんな人恋しいような瞳をするんだ、みたいな、たまらなさというか、昭和最後の時代に漂ったことのある大人のタチの悪いアンバランスな魅力みたいなものなんだろうな、と思った。その後の平成や令和ではたぶん培われないタイプの。続きを読む
投稿日:2023.08.10
y
このレビューはネタバレを含みます
短歌のガチャポンの人。ofsで伊藤紺さんの展示目当てに行った時にたまたま売ってて買った 1990年の作品だって、生まれる前に作られた作品が、今でも、あーーってなるところがすごい。
投稿日:2023.08.05
オサム
最近ちょっと短歌に興味があって。でもこれは半分以上ジャケ買いという感じ。とにかく美しい装丁。短歌のことはこれから勉強します。
投稿日:2023.07.09
祈
どうやったらこんな日本語が紡げるのだろうなあと、ただただ感心するばかり。本当にすごい。 お気に入りのものを下記に記します〜。 「飲み口を折り曲げられるストローがきらい臨時の恋人が好き」 「彗星…を掴んだからさマネキンが左手首を失くした理由は」 「「耳で飛ぶぞうがほんとにいるのならおそろしいよねそいつのうんこ」」 「ほんとうに俺のもんかよ冷蔵庫の卵置き場に落ちる涙は」続きを読む
投稿日:2023.07.01
いてちょう
ずっと書き留めていた短歌がある「シンジケート」 新装版が出るとのことで購入 長い時を経てしまったけど、言葉選びの秀逸さは今もはっとさせられる
投稿日:2023.06.07
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