【感想】「どっちでもいい」をやめてみる

引田かおり / ポプラ社
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
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ブクログレビュー

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  • 坂たあ

    坂たあ

    題名を見て、「読みたい」と思って手に取ってみた。
    「どっちでもいい」をやめてみる。とは…
    自分の好きな物・好きな事を表現して生きていくということかな。
    少しずつ年齢を重ね、色々な経験をしたからこそ言えることなのかもしれない、と読みながら思った。
    引田かおりさん、この本で初めて知った。
    とてもセンスのいい生活をしていて、憧れる。
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    投稿日:2024.02.08

  • 彩海本

    彩海本

    引田かおりさん、いろんな雑誌に出てて、おしゃれな暮らしをしてる方。ってイメージはそのままなんだけど、他の雑誌は多少の本人の言葉が載ってても、紹介文は他の方が書いてあるものがほとんど、

    こちらは引田さん本人の言葉で綴っており、こんな感じの人だったのか。。。

    と、リアルに感じられます。

    静かでオシャレで、ゆっくり、静寂に身を浸し、自分のペースで素敵な暮らしをしている。

    ということはわかるのだけど、どこか小言めいてる。笑
    なんでなんだろう?
    言葉も綺麗な言葉で、優しい語り口で描かれているのに、読後感は正義感のある静かで冷静な説教聞かされた感。

    反論できないほどに、優しくグチグチ言われ続けたな。わかってるわ!わたしだって!って言いたくなるくらいに、笑、優しい小言姑って感じ。

    これ、なんでなんだろうなぁ。

    同じようでも、カズタ憲子さんの言葉は、どこかおかしみもあって、ヒラヒラ蝶々のように、心に止まったり、飛んでったり、読んでても暖かくなって、止まられて、しばし考えて。って同じような感じなのに、カズタさんの言葉は軽くて読んでて耳障りがいい音楽みたいな感じ。

    この違い。

    もしかしたら、引田さん自身がわりとジトジト悩んだり、グチグチ言うタイプの人なんじゃないかなぁ。。。と、思うのはわたしだけなんだろうか、、、、

    んな、細かいこといちいち。って、思いそうになるし、オチのない話、わかったから、気をつけるから!

    みたいな気持ちになるのはホントにわたしだけ?

    カズタ憲子さんどうして、あんな軽やかにリズムを刻んだ耳心地のいい言葉を操ることができるんだ。
    と、似たような本を読むと、ますます思う。
    似て非なるものなんだよなぁ。。。
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    投稿日:2023.08.05

  • rico6mcn

    rico6mcn

    タイトルにひかれて読んだものの、読み終わると、タイトルと内容のちぐはぐ感が残った。娘さんのパートナーと息子さんの荷物に入れた餅の話のふたつは、そうなるよなあ、と妙に納得した。

    投稿日:2022.10.31

  • masamikita

    masamikita

    文章がとても上手で、読みやすかったです。
    本心をさらけ出していらっしゃって、これから年を重ねていくうえで参考になる経験を分かち合って下さっている本だと思いました。
    娘さん夫婦と同居を決めた理由や、妊娠中の娘さんを心配するあまりストレスがたまったこと。私も孫を持つ年頃にはそうなるかもしれないな、と人生の予習になりました。

    暮らしまわりの点では、朝御飯がお餅…というのも斬新でしたし、紹介されていた絵本もぜひ読んでみたいと思いました。
    バルミューダが同じ街にあることに喜んで、手紙を書く。そしてトースターの商品開発にも協力する。
    このパワフルさが凄い。

    紹介されていた「浅草のむぎとろ」も買ってみます。


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    投稿日:2022.09.12

  • omj

    omj

    このレビューはネタバレを含みます

    1日の終わりにベッドに入って、好きな本を読むのは至福のとき。本はまさに時間も距離も関係ないタイムマシン。言ったこともない国、会ったこともない人たちとの出会い。果てしなく広がる自由への扉です。「経験だけが確か」というなら、人生は限られた世界になりかねません。想像力を駆使して、分からないことにも寄り添ってみる。それこそが読書の醍醐味です。

    「200ccのコップには、200ccの水しか入らないから」と言い放った同級生は今、どうしているんだろう。大人になって山あり谷ありの人生を経験すると、学校の成績と人生の幸福は必ずしも比例しないことに気づきます。

    ラッキーとアンラッキーは表裏一体。

    大きな決断はどうでしょう。土地を買う、仕事を変わるなど、そういうときに大事にしているのは、「自分だけがしあわせになればいい」と思わないことです。みんながしあわせになれるだろうか、みんなでしあわせになれるかしらということを大切にしています。

    「子どもたちの結婚は、どんな人でも受け入れよう」と常々話していたので。

    もし体調を崩したり、仕事や人間関係でうまくいかないことが続いたりしたら、住まいを見直してみるのもひとつの考え方です。引っ越しができなくても、模様替えや掃除でもずいぶん変わります。

    「それがなくても生きていけるもの」を買う自由は、どんな人にも必要なのです。

    やたら有名人や大企業の名前を出して、「僕が」「私が」と、自分を大きく見せようと必死な人。かたや多くは語らず、謙虚で、誰に対しても態度が変わることにない人、こういう人は、だいたい静かな人が多いです。自分の功績は自ら語るより、巡りめぐって耳にするくらいのほう格好いいなと、肝に銘じるきっかけになりました。

    毎日発信されてくる恐ろしいニュースのボリュームを下げて、先のことを心配しすぎずに、今できることを淡々とやる。お味噌汁を丁寧に作ってみるのもいいですね。

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    投稿日:2022.01.20

  • きいろ

    きいろ

    わかるーと思うことが多かったです。
    特に後半より前半に書いてあることの方が響きました。

    もう一度生まれ変わるとき、神様に望む能力が、自己肯定感というのにかなり共感できました。

    私も欲しい、、、
    からいろんな本を読んで自分を変えようとしてる気がします。

    私も物へのこだわりは強いので、もっと歳をかさねてから、こんな本を出せる人になりたい。
    出せなかったとしても、お気に入りのものを増やしていきたいし、そんな物に囲まれながら暮らしたいと思っています。
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    投稿日:2021.12.08

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