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西尾維新 / 講談社 (34件のレビュー)
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総合評価:
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taka
このレビューはネタバレを含みます
今回は今日子さんではなく、厄介が主人公でストーリーが進んでいく。 個人的には厄介はすごい好きなキャラなので厄介の活躍が見れたのはとても良かった。 このシリーズは今日子さんが思いもよらないところに注目して、類まれなる推理力で解決していくのが面白い作品だが、今回はやりすぎだと感じた。 地雷を仕込んだり、戦車で建物を破壊したり、ステルス機能搭載だったり、犯人が今日子さんと瓜二つだったり、もう設定がめちゃくちゃ。 突拍子もなさ過ぎて、意味が分からなった。 今日子さんの過去が少しわかったのはよかったが、過去の話やFBIの話も、意味が分からなくてめちゃくちゃ。 今までにそんな話も出てきてないし、そんな伏線もなかったように感じる。 私が見落としていただけかもしれないが。 いままでこのシリーズを楽しみに読んできたが、今回のはひどかった。 次回作では、もとのシリーズに戻ってくれるように願いたい。
投稿日:2023.01.31
黒瀬夏希
読み終えてまず攻殻機動隊のパズと物語シリーズの貝木泥舟を思い出しました。個人的に好きな題材ではあったのですが★3にしました。 戦争ゲームが好きな身としては心苦しい内容もありましたが、結果的には胸を張って今後も遊ぼう思えました。とりあえず最後のシーンを3日くらい妄想で堪能しようと思います。
投稿日:2022.10.21
DEKO
記憶喪失を忘れるところから、厄介目線で物語が進んでいく。 警備員はどうしていたのか?真犯人はどうして探偵そっくりなのか?本当に入れ替わりはなかったのか?どうやって記憶喪失を取り戻したのか? なかなか気…になる終わり方です。 続きを読む
投稿日:2022.08.28
雪だるま❄️
掟上今日子の過去が少し垣間見える回。 今回も面白かった。 そしてスケールが大きかった。 掟上今日子シリーズには掟上今日子の相棒が約2人いるのだが、私は隠館厄介の話の方が好きだ。
投稿日:2022.08.04
Spica
今日子さんが何者かによって狙撃され一命を取り留めるも推理に関する「意味記憶」を全て失ってしまう。忘却探偵でなくなった今日子さん、相変わらず冤罪王の危機にさらされまくる厄介。とうとう今日子さんの過去を知…る人物が現れる!という今作、いつも通り軽やかにストーリーは運びつつも、今日子さんの過去の話から戦争や読書体験という深い部分が描かれていて読み応えありました。 エンターテイメントが戦争より弱いなんてことはないんだと固く信じる厄介、同じ本を同じ人物が読んでも初期条件だけでいくらでも感想が変わることについて熱く語る厄介、どちらも素敵だったわ(今日子さんの過去についても敵にペラペラ話しまくってたけどな)。酸素って大事。続きを読む
投稿日:2022.07.30
kojirok1222
主人公が狙撃されるとか事務所が戦車砲で破壊されるとか、荒っぽい展開の割にはストーリーは動かず、厄介の観念的な独白に終始する。 主人公と瓜二つで主人公の元部下という女兵士が、主人公の過去や忘却探偵とな…った経緯を語る。 素直に読めば大きな秘密が暴露された巻なのかも知れないが、本巻のそれまでの展開に説得力がなさすぎて、刺さらない。続きを読む
投稿日:2022.06.22
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