現代中国の秘密結社 マフィア、政党、カルトの興亡史

安田峰俊 / 中公新書ラクレ
(11件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • kun92

    kun92

    いやなんか読み出して、正直どうでもいいやと。興味のある人にはいいと思う。

    端的にまとめて、一番成功した秘密結社は、中国共産党だと。

    ワロタ。

    投稿日:2021.11.25

  • denkorollin

    denkorollin

    中国の秘密結社という魅力的なタイトルに誘われて本書を手にしたが、私がイメージしていたフィクサーのような存在や闇から表社会を捜査しているというものよりも、もっと現実的な存在であった。一方で、表社会に多大な影響を及ぼすというイメージは合っているようであった。
    秘密結社とは、政治や宗教、犯罪も含めて同じ目的のために集まりお互いを助け合う集団であり、その性格から外部に情報があまり出ないことから、秘密結社化していくものであり、中国に関わらず、どの国にも多かれ少なかれそのような集団は存在している。
    本書ではその中でも中国を舞台に過去から現在までに、どのような秘密結社が生まれ各時代にどのような影響を与えてきたのかを克明に記録したノンフィクションである。
    清の末期からどのような成り立ちを経て、現在の中華人民共和国という国が出来上がってきたのか、その流れを理解することができた。
    一方で、中国人(という定義がどこまでを含むかは議論の余地があるが)が、各国に移住し華人としてコミュニティを形成し(これが秘密結社化する)、最終的にはその国の中枢にまで入り込み、気づいたら中華人民共和国に支配されてしまうということが、これから各国で起こるのではないかと不安になってしまった。特に日本は鎖国的であるものに、白人や黒人など明らかに人種の異なる移民や難民は警戒するが、中国人や韓国人などの近しい人種には比較的寛容であることが、知らないうちに日本が蝕まれるのではないかという不安が残った。
    続きを読む

    投稿日:2021.09.05

  • エプロンパパ

    エプロンパパ

    中国の歴史になくてはならない秘密結社、それは怪しげな入会儀礼と融通無碍な空虚な器として今も生きている。洪門、青幋、法輪功、全能神、新天地協会…元々は、共産党こそ秘密結社だという笑い話もある。秘密結社の内実と次々と生れ出る背景を、綿密な取材と中国通ならではの深い洞察で描く。続きを読む

    投稿日:2021.08.21

  • mtkwsk

    mtkwsk

    中国の歴史が中央集権的な王朝の交代劇で成り立つとすれば、王朝の圧政下には多くの秘密結社が生々流転し、その中から易姓革命に成功したものが次の王朝を築くと読める。
    どうもこの国は砂を握りしめるかのようにしか統治できず、少し緩めば瓦解するようであり、それゆえ底辺の民衆から地方閥まで徒党を組んで相互扶助し、排他する性質であるようだ。
    であるならば、今の中国共産党支配下でも秘密結社は数多あり、大別して相互扶助結社の洪門系、新興宗教系、前2者を土台にした革命結社となるらしい。
    人民中国の壊し方まで言及する必読の一冊である。
    続きを読む

    投稿日:2021.07.24

  • ヨッシー

    ヨッシー

    法輪功以外に共産党政権下の中国でこれほど多くの「邪教」が発生していたことに驚いた。また創始者がキリストの再来を自称していることが興味深い。

    投稿日:2021.06.14

  • 中央公論新社

    中央公論新社

    大宅壮一ノンフィクション賞著者の渾身書き下ろし!激動する国家に蠢く「謎の組織」を知らないでどうやって中国がわかるのか?

    投稿日:2021.05.13

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