【感想】10代で知っておきたい 本当に「頭が良くなる」ためにやるべきこと 一生使える力を身につける!

千田琢哉 / 徳間書店
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  • そらら

    そらら



    千田琢哉 「10代で知っておきたい本当に頭が良くなるためにやるべきこと」

    こういう綺麗事抜きの本音を10代に向けて発するところがたまらなく気持ちいいです。
    おそらく、私たち教職者が教壇でうっかり口にしようものならバッシングを受けるであろう本音ですが、確かに真理です。
    逆に言うと、このことに気がつけた人から、成功していくとも言えます。



    人間の価値は10代で決まる
    10代の頃に周囲にいた顔ぶれでほぼ人生は決まってしまう

    結局、地頭の良さとは国語と算数ができるということ
    義務教育の国語と算数から目を向けて奇抜な早期教育に大枚をはたくと失敗する

    中学受験は、地頭を最高の状態に高めておくことになる
    名門中高一貫校→MARCH関関同立の方が、地方公立進学校→早慶よりも地頭がいいことが多い

    アメリカやヨーロッパの教育の方がいいというが、実は日本の義務教育は優れており世界屈指の評価。
    アメリカの底辺層の厚さ、ヨーロッパのテロの多発。

    国語力アップのためには、
    「とにかく本を読め」よりも「入試問題を読む」

    算数も数学もセンスで決まる。(わかる!)
    難関中高レベルでなく、中学校の数学レベルであれば将棋の定石と同じで解法丸暗記が有効。

    大学受験時に、文系で数学選択者とそうでない人は年収や生涯賃金に大差がつく。
    数学はサバイバルの武器

    数学の突破口「逆に考える」「共通点をまとめる」「補助線を引く」→人生の壁を突破するときにもあてはまる

    まともな教養書は、中学レベルの歴史がわかっていないと意味すらわからない。

    顔が遺伝するのは誰でもわかるが、頭が遺伝するタブーに誰も触れない。
    (人の序列は知能で決まるため。)
    教育で努力が報われる成果は5%未満という研究結果。
    才能がない場合には努力は報われない。
    →報われると信じるから虐待が起こる。(わかる)
    報われない勉強はもうしなくていい。


    合格体験記は実際合格した人のものだけ読む。経験者でもないのに偉そうに語るやつに絶対に近づいてはいけない。
    「僕天才型」→真似してはいけない
    「苦手克服型」→たった一つの工夫を真似るだけで劇的に人生が変わる。

    低学歴を対象にする講演は人工甘味料のようにハッキリとわかるパフォーマンスが喜ばれるのに対して、
    高学歴には見せかけは通用しない。

    聞かれてもいないのに自分から教えない

    海外では日本の歴史と文化こそ真っ先に問われる

    英会話よりも、文法と語彙。

    大学時代の孤独は死ぬほど辛いが、それでも読書を通してあえて孤独に徹するべき。
    人が群れるのは全員孤独だと心の中では知っているから。
    しかし群れているとなにも成し遂げることができないばかりか、自分の人生がなくなる。
    あなたが孤独でいることを妨げないで尊重してくれる相手に出会えば、生涯の友となる可能性が高い。





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    投稿日:2022.08.20

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