【感想】4人はそれぞれウソをつく(1)

橿原まどか / 別冊少年マガジン
(7件のレビュー)

総合評価:

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  • 絵とギャグのレベルがすごい

    絵はめちゃくちゃかわいいのに、ギャグがめちゃくちゃシュール。千代さんの血だらけの言い訳には吹いてしまいました。休載していたので2巻はまだ先だと思うけど楽しみです。印刷初版と電子書籍に限定で付いた160頁のおまけまんがもすごかったです。続きを読む

    投稿日:2021.12.28

ブクログレビュー

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  • まっしべ

    まっしべ

    何となく懐かしい匂いがするような、すれ違い勘違い系学園コメディ。
    女子校に通う一見どこにでもいそうな仲良し中学2年生四人組には、互いに他人に言えない秘密があるのだった。秘密くらい誰にだってあるだろう、と思う向きはあるだろうが彼女らが抱える秘密はそんじょそこらのものとは訳が違う。

    中でも群を抜いているのは’見た目はロリ少女、中身は銀河革命同盟軍所属の軍属おじさん宇宙人(触手がある系)’である〈リッカ〉ちゃん。とにかく彼女(?)だけは銀河単位で地球の常識とズレた行動を取る、この物語の鍵を握っていると言っても過言でない存在。

    もう一人、物語に欠かせない狂言回し役なのが実は’D級超能力者’である〈関根〉ちゃん。当初は’同性の人間の心を時々読む事だけが出来る’というしがない能力だったはずが、のちには物を浮かせたり念力を自在に扱うような描写があるので設定は結構ガバガバ。D級とはいえサイキッカーとして公安の監視下に置かれているという立場。身だしなみには無頓着で性格も低燃費シニカル系だが眼鏡を外して水を被ると妙な色気を醸し出す隠れ美少女。

    上記の二人は能力の都合上、展開の中心を担う事が多い。

    あとは、実は凄腕の抜け忍で里から追われる身であるお淑やか系美人の〈千代〉さんと実は姉からの強要で女装して女子校に通っている〈翼〉が主要登場人物。この二人は上記の二人に比べれば幾分想定の範囲内のムーブを見せる。千代は人を大勢殺めているような描写があるが。翼は関根に心を読まれないという特徴がある。

    こんな四人組が送るわちゃわちゃスクールライフを楽しむ作品。
    1巻ラストでは四人のちぐはぐさが上手くハマった物語展開を見せ、2巻へ向けて非常に良い終わり方をしている。どうなる、翼。

    ちなみに個人的には1巻前半の太めの線の画が好みではあるが、明らかにみるみると上達されていき8、9話あたりの画面はスッキリ見やすくて表情も豊かでバランスがとても良い。

    リッカ大佐かわいいよ大佐。

    3刷
    2023.8.21
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    投稿日:2023.08.21

  • ciel

    ciel

    なんかこういう皆秘密抱えてるやつ他で読んだ気がする…と思って考えてみたらSPY×FAMILYが出てきたのだが、平成マンガの懐かしさを覚えた正体がわからずモヤっとしている
    昔のゲーム雑誌に連載していそうなノリで普通に面白いです続きを読む

    投稿日:2022.10.23

  • ぽな

    ぽな

    ずっと気になってた作品で休載が気がかりだったが、連載再開の情報を得て購入。4人全員が何らかの秘密を抱えていてそれを隠しながら展開する学園コメディがカオスで痛快。4人の仲良の良さにもほっこり。個人的には心が読める関根が1番最強な気がする。でも女子校に紛れてるけど実は男子な翼が何かにつけても立場が弱く感じられて応援したくなっちゃうな〜ユニークなキャラが魅力続きを読む

    投稿日:2022.01.15

  • あすみ

    あすみ

    このレビューはネタバレを含みます

    女子仲良し四人組には秘密がある。ロリっ子中学生リッカは実は宇宙人、大和撫子な千代は里を抜けた忍者、眼鏡女子関根はサイキッカー、ボーイッシュガールの翼は男の子。
    リッカと千代はそれぞれバレてはならないと心を強く持つが、サイキッカーで思念を読めてしまう関根には駄々漏れである。関根は同性の心しか読めないので翼の心は読めず「何を考えているか分からない」という認識。リッカの道具でチンを失った翼、いったいどうなってしまうのか...おまけもたっぷり笑いました

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.12.16

  • clamamus

    clamamus

    このレビューはネタバレを含みます

     女子校の仲良し四人、だけどみんなそれぞれに秘密があって――と展開される、すれ違いコメディ作品である。

     宇宙人の天然少女リッカ大佐、抜け忍のお嬢様風な千代、サイキッカーの優等生・関根、そして女装男子の翼。
     各々の事情がコメディカルに絡みながら、物語は展開している。
     動きが激しいのは宇宙人&抜け忍であり、残る二人は傍観者に近い構造だろう。
     特に(たまに)心が読める関根はツッコミ役として重要な役割を担っている印象である。

     この一巻では150ページの内容に加えて、同量の描き下ろしが(ネットで)読めるようになっている。
     サービス精神旺盛で魂消る特典であるが、これはあくまで紙の本におけるサービスの模様だ。
     電子書籍版では利用できないサービスなので、そこは注意してもらいたい。

     サービスも含めてボリューミーな作品である。その点も加味して星五つで評価したい。

     なお、続巻は残念ながら(作者さんのアナウンスによると)刊行がストップしたようであり、その点も後追いで購入する方は注意が必要だろう。
     ただ、この一巻でも十分成立しているので、単巻で楽しめる作品である点も指摘しておきたい。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.08.05

  • マンガタリ編集部

    マンガタリ編集部

    同じ女子校に通う、中学2年のなかよし4人組。でも彼女たちの友情は、互いに言えない素顔を隠しながらのギリギリのバランスで成り立っていた…。4人の「秘密」が、実は宇宙人に抜け忍にサイキックに男の娘に…という設定のぶっ飛び具合と、彼女たちの友情が割と本物で、一所懸命バランスを取ろうとしてるところがいいですねー。巻末まさかの展開。続きが気になります。続きを読む

    投稿日:2021.01.16

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