【感想】世界のふしぎな木の実図鑑

小林智洋, 山東智紀, 山田英春 / 創元社
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 2021951番目の読書家

    2021951番目の読書家

    様々な木の実が美しい写真で綴られている。あまり馴染みのない植物も多いので、見て楽しむといったところである。

    投稿日:2024.03.29

  • bukurose

    bukurose

    植物の世界ってほんとうにおもしろくて不思議だなと思わせる1冊。植物は2度、いや3度楽しいか。基本の樹形があり、次は花、そしてその果実、木の実。まったく百花繚乱だ。

    表紙左はバンクシア・セルラタ。高さ19.5cm。ヤマモガシ科。オーストラリア東南部原産の常緑高木。クリーム色の花。

    中央最上部、やじろべえのようなのはキバナツノゴマ。横幅16cm。アメリカ南西部~南米を原産とする一年生草木植物。

    最上部右端、何本もの突起状のがあるのは、ウカンリーナ・アブレヴィアータ。高さ8cm。花はピンク。マダガスカル固有。ページにはすこしずつ違った形状のが8種類載っている。

    下段右端はオオミマツ。アメリカ西部原産の三葉松。マツボックリだ。が、高さ30cm。時には30cm以上、重さは2kg以上にもなる。大きさではナガミマツに次ぐが重さでは世界一。

    表紙には載ってないが、実タネが真っ青なのがあった。食用になるという。タビビトノキ。横幅16cm。立体星型ともいうような形。実が閉じている時は小さいバナナのようだとある。マダガスカル原産。樹高は20~30m。

    著者の小林智洋氏は実家のジャム店「ジャムこばやし」を継ぐかたわら、木の実に魅せられ「小林商会」として世界の木の実を収集、ギャラリー展示やイベント、インターネットなどで販売している。

    山東智紀:九州東海大学、大阪大学大学院応用生物工学専攻修了。緑花文化士。2010年からタイに移住し、世界中の木の実の収集や動植物の観察を続けている。

    写真は巨石でおなじみの山田英春。


    2020.11.20第1版第1刷 図書館
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    投稿日:2022.09.10

  • shinshu

    shinshu

    ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC03971762

    投稿日:2021.09.02

  • mendako

    mendako

    全体的に茶色い木の実が多いので、ビジュアルブックとはいえ、「綺麗!」のような印象ではない。
    ただ、茶色にもいろいろな茶色があって、茶色だからこそ造形美に驚く。
    こんな木の実を作ったなんて、自然は本当に物凄い創造力を持つ。

    お気に入りは「ハンバーガービーン」。ちょっと焦げたハンバーガーや、『D-Gray-man』に出てくるティムキャンピーのような木の実、まるでアルマジロなオオミテングヤシ。
    家の近くにあるモミジバフウ。
    ちょっと気持ち悪い姿をした木の実もある。
    一方で嘘みたいに鮮やかなウルトラマリンの種を持つ「タビビトノキ」、珊瑚みたいな「ナンバンアカアズキ」。
    めちゃくちゃでかい「ナガミマツ」。
    全く系統は違うのに同じような形になるものもあって、不思議としか言いようがない。

    だが、何より、まずは、食えるのか?と考えてしまう私は食い意地が張っていて、ちょっと恥ずかしい。
    どれもこれも乾いた状態なので、若木、若い実の状態も見てみたい。
    派手さはないが、世界の不思議な木の実と会えるのは楽しい。
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    投稿日:2021.06.05

  • kkc06173

    kkc06173

    「どうしてこうなった!?」という木の実の写真集です。日本語の一般名が付いていない植物は、ラテン語の学名をカタカナ読みで表記されているので、意味はちんぷんかんぷんです。
    が、見た目が変なものばかりなので、何も考えず眺めるだけでいい本です。
    個人的には、アルソミトラ・マクロカルパがお気に入り。ウリ科でグライダーみたいな形しています。
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    投稿日:2021.04.14

  • 有井 努 Tsutomu Arii

    有井 努 Tsutomu Arii

    果物は人間などの動物にその実を食べてもらう
    ことによって、種子を遠くまで運ばせます。

    この本で取り上げられている木の実も、あらゆ
    る手段で、子孫繁栄の為に工夫が凝らされてい
    ます。

    海に流されやすく、風に飛ばされやすく、人や
    動物にくっつきやすく、中には山火事などの自
    然災害を想定した生態を持った木の実もあるの
    です。

    日本語で「タビビトノキ」と呼ばれる種子は、
    何と青いのです。鮮やかな青色なのですが、何
    とこれが食用になるというのものだから驚きで
    す。

    ちなみに「ライオンゴロシ」という木の実を
    ご存知でしょうか。本当にライオンがこの木の
    実により死んでしまったのが由来です。それも
    掲載されています。

    まだまだ世の中に知らないことはたくさんあ
    ります。新しい発見を導いてくれる一冊です。
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    投稿日:2021.03.21

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