芦屋ことだま幻想譚

石田空, 縞 / マイナビ出版ファン文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • agok

    agok

    最初ペースが掴見にくかったお話でしたが、面白かったです。この作品の怪異といわれる〝ことだま〟は、漫画「蟲師」に出てくる紙魚みたいなイメージでしょうか。
    まっさらな本に〝ことだま〟を写しとっていくのがなかなか絵になるのではないかと思いました。


    飄々とした作家兼言霊遣いの蘇芳先生。着流し姿が粋なわりに、本業の小説は突拍子もなさそうな内容しか出てこないのが気になります
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    投稿日:2020.12.09

  • いこ

    いこ

    このレビューはネタバレを含みます

    言葉が禍いを生む……すなわち言禍。
    それを本の形で吸い取り、内容を理解し対応する。
    設定自体は面白い。
    現在では話が非常にマイルドになったと聞く『かちかち山』では家事を。
    『オオカミ少年』や『おしゃれなカラス』では、嘘や盗作の話を。
    SNSやネット中傷など、現代ならではの問題も取り上げていて、特に『おしゃれなカラス』に出てくる先生の言葉は胸に刺さるものがあった。

    一方で『眠れる森の美女』の話は、話自体が二転三転するのはいいが、『眠れる……』を思わせておいて、実は別の話がモチーフでしたで終わらせておけばいいのに、結局また元に戻ってきたので、その戻りの必然性を感じなかったのが惜しかったと思う。
    話が複雑化しすぎて、『眠れる……』要素はいらなかったなあと。
    薔薇のところしかいらなかったのではないかなと。
    自分で自分を縛り付ける罪の意識の話で、家族による呪いの話でもあったから、そこに絞った方がよかった気はする。

    言葉による禍いの話なので、全体的にキャラの言動が少し攻撃的ではある。
    主人公もそのせいで普段は方言を使用しないほど。
    心が疲れている時に読むと、その攻撃性が少しひっかかってくるかもしれない。
    こうやたら胸をちくちく刺すというか、居心地が悪いというか。
    言動がきついというか、こう上手く言えないが、当たる、心の何かに。
    それで弱っている時に当たると、酷くしんどくなりそうな、そんな感じ。
    優しい言葉をかけてくれるキャラが少ないので、その点は少し防御して読んだ方がいいかもしれない。

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    投稿日:2020.10.31

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