【感想】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

岸田奈美 / コルクスタジオ
(186件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
106
53
15
2
1
  • 勇気と幸せの連鎖

    タイトルとあらすじから「背筋を伸ばして読まないとイケナイ作品」と決めて掛かっていた自分が居た。でも、読み始めると全くそんな事は無く 声を出して笑いながら読み進んでいた自分が居た。「色々と辛く苦しい経験をしたからこそ書ける優しい文章」まさに その通りだと思った。こういう作品を読むと得てして作者に対してエールを送りたくなるものだが、逆に作者が読者に寄り添いつつエールを送られている様な気がした。

    迷いの最中に居る多くの人に手に取って読んで欲しい1冊。
    知らんけど(笑)。
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    投稿日:2021.05.04

ブクログレビュー

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  • 水鞠

    水鞠

    父は亡くなり、弟はダウン症、母は車椅子。 障害の有無に関係なく、すべてひっくるめて愛した人が家族だった。 岸田さんは人付き合いが得意なんだと思っていたが、失敗してばかりだしコミュニケーションもうまくいかない。 社会に馴染めない自分に重なり、だからこそ、軽やかに人生を楽しむ姿に勇気づけられた。 そして 「好きな自分でいられる人のそばにいる」ことを大切にしていきたい。
    あと、深刻なテーマになりそうなのにめちゃ笑った。
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    投稿日:2024.03.23

  • Mai

    Mai

    このレビューはネタバレを含みます

    Audibleで聴いた。

    くすっと笑える文章で面白かった。
    素敵な家族のお話で、羨ましいと思った。
    お父さんが亡くなった時、お母さんが本当は全然大丈夫ではなかったのに、子どもたちの前では平気そうにしていたのは、お父さんの友達から、「どうか子どもの前では泣かないでください。子どもは父親が亡くなったことより母親がずっと泣いている方がつらい」みたいなことを教えてくれたからというエピソードが心に残った。
    母はすごいな。
    私もそういう母親になりたい。けど、なれるだろうか…。

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    投稿日:2024.03.12

  • 和也

    和也

    泣いたり、笑ったりできる良い作品でした。
    岸田さんの表現は面白く、ユーモアがあると感じました。
    英語版ファービーの話や、下着の採寸の話、嵐の櫻井くんの前で脚をつる話が特に面白かったです。

    投稿日:2024.03.11

  • Book cafe&bar Sen

    Book cafe&bar Sen

    何度読んでも面白い。
    ユーモア溢れる文章でどんどん進む!

    辛いことも、悲しいことも、乗り越えて受け入れて、それを面白く世に出すことで救える人は多くなるのかもしれない。

    投稿日:2024.03.10

  • らいざ☺︎

    らいざ☺︎

    岸田奈美さんの本を初めて読みました。

    とにかく自分の境遇を面白おかしく表現する文体がすごくよかったです。背景にとてつもない葛藤や苦しみまでが容易に想像できるのに、それを感じさせないパワーを感じました続きを読む

    投稿日:2024.03.08

  • とが

    とが

    落語家、コントの脚本家、ドラえもん、どの魅力もひっくるめた作家さんだと感じた。
    愛と行動力とユーモアが溢れている方。
    たくさんの愛をおくるとたくさんの愛が返ってくることは多いし、行動力があることで、周りの人だけでなくたくさんの人に愛を与えられる事もあるんだなと改めて感じた。
    自分も大切な人をもっと大切にしたい、誰かを喜ばせたいと思わされた。
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    投稿日:2024.03.06

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