【感想】名画で学ぶ経済の世界史 国境を越えた勇気と再生の物語

田中靖浩 / マガジンハウス
(25件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
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ブクログレビュー

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  • Limei

    Limei

    時代、国、経済状況、政治的なこと、いろいろな背景から絵の意味がよく見えるようになり視野が広がりました。
    その絵だけみて説明を聞いてあまり理解できなくても、世界史の流れから見ると絵画はとても理解が深まります。

    ここに出てくる絵画、現地に見に行ってみたいな。
    田中さんの紹介と解説でもっと他の絵画のことも知りたい。
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    投稿日:2024.03.02

  • 1768159番目の読書家

    1768159番目の読書家

    想像力を働かされる魑魅魍魎を含むのが絵画の醍醐味である。

    複合文化の建築物Ⅳ
    19世紀後半→機械の発達。身体が労働力としてではなく審美の対象となる→裸体は「美」によって価値付けされる。【裸体/自然⇨cultivate⇨culture(文化)】
    WW1→身体の修正(整形技術の進歩)→美容整形の流行(1990~)

    カラー写真、カメラの登場(オフセット印刷)→裸体市場のインフレ。→現代:イメージテクノロジーの圧力(身体イメージが容易にレタッチされる)

    【イメージテクノロジー+加工テクノロジーによる相乗作用】
    ——————————————————-
    アルフレッド•ノーベル:ダイナマイトの発明(ノーベル賞資金源であり、破壊的な「文化」の一旦)

    アントロポセン:人間の活動が自然に強い影響を与えた時代→純度100%の自然は存在せず、自然が文化と共存している状態が恒常的な自然である。(整形/タトゥー/メイク)

    究極のアントロポセン
    身体の初期設定の変更(出産前の優生学的身体の操作•加工)→ポスト(hyper)ヒューマンの誕生
    自然は常に加工された自然であり、身体は既に加工された身体である。
    ——————————————————
    続きを読む

    投稿日:2023.12.02

  • yuhwa

    yuhwa

    すき。
    いろんなこと知れて面白いってなって、このあと他の芸術史の本を借りに行ったくらい良かった。元々世界史好きだから知ってる話とかもあるからこそもっと楽しめた。

    投稿日:2023.10.20

  • masaniro2

    masaniro2

    タイトルと内容に不一致が見られる。
    「気楽に学べる、ヨーロッパ絵画史」
    でしょうね。

    軽妙な語り口と、シンプルながら流れを押さえた、大変読みやすい本でした。

    投稿日:2023.10.05

  • ayumium

    ayumium

    面白かった! わかりやすかった。
    経済の流れと歴史と重ねて解読されているのであぁ、なるほどとさらに色々調べたくなった。そして全世界網羅してくれているのが素晴らしい。

    たまに出てくる小話とか口語体すぎるのが気になったけど。続きを読む

    投稿日:2023.03.05

  • ゲレーロ

    ゲレーロ

    全編、非常に面白いです。良書中の良書です。2章からノンストップで一気に読みました。
    興味を引く豆知識があり、心を揺さぶるストーリーと流れるような歴史の文脈があり、著者の深い観察と洞察があり、何も言うことがありません。知識や史実の紹介のみに終始した本とは一線を画しています。続きを読む

    投稿日:2022.11.19

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