【感想】無限の中心で

まはら三桃 / 講談社
(11件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • まさき

    まさき

    たまたま数学ものが続いた
    数学で世界を救うと豪語する数学屋さんから打って変わって、数学なんて何の役にも立たないとしながら数学オリンピックを目指す数研が舞台
    具体的な数学要素が出てくるわけでなく、数学アレルギーな女の子が数研の個性的なメンバーに触発されながら少しずつ物の見方が変わって、内的な問題を解決するというよくあるようなプロット
    読み心地はさっぱりと、一気に読める
    後腐れなく楽しめてこれはこれで

    わからん薬学事始と同じ作者
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    投稿日:2022.08.23

  • 葉明

    葉明

    数学オリンピックを目指す数研メンバーの話は、
    めちゃくちゃ長いフリだったのか?

    最後の最後で、こういう終わり?と
    あっけなく終わった感じ。
    数学をこんなふうに使うなんて、
    なかなか新鮮な発想。

    投稿日:2022.05.22

  • comma

    comma

    「わからん薬学事始」「伝説のエンドーくん
    以来の、久々のまはら三桃作品でした。

    高安陽子「天と地の方程式」を読み終わってからの話しだったので、今度は六角形の校舎がどこに繋がるの?と思っていたら、
    学研究部の話しでした。

    関口教授の話しは、昔みた映画を思い出しました。オードリー・ヘップバーンの美しい天使の姿を。

    それにしても、数研のメンバーだけが笑えるアレを知りたいような?忘れたいような。



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    投稿日:2022.02.13

  • nyonboo48

    nyonboo48

    軽めの学園モノで、ちょっとだけ、はやみねかおる「モナミシリーズ」とか、数学つながりで青柳碧人「浜村渚の計算ノート」シリーズなんかと似ている印象。表紙のイラストに関して、右上も女子だと思っていたので、在以外が誰だかわからなかったのだけれど、右上は響か。続きを読む

    投稿日:2021.01.30

  • gym64741

    gym64741

    国語が得意で児童文学が大好きな高校2年の文系女子とわ。幼馴染の新聞部美織の頼みで数学研究部の取材をすることに。変人揃いの3人の男子部員と艶かしい女性教師。不登校中の従兄弟潤も巻き込みながら話が進んでいく。続きを読む

    投稿日:2020.12.12

  • 蜩荘

    蜩荘

    このレビューはネタバレを含みます

    数学を美しいと唱える人はたくさんいるようで、博士の愛した数式とか…、私はもっぱらトワちゃんの感覚と1ミリとも違わないんだけど、そんな取り憑かれる程の世界を知っているのは正直羨ましい。トワの幼い頃からのカンちゃんに対しての妬みや罪悪感はとても正直でリアルで、自分の身を守るためにやってしまう行動にも、本能的なあまり妙に納得してしまった。トワの母親の態度も、なんだか自分を見ているようで反省させられる。

    Q大の関口博士の言葉、人知を超えたものに脅かされるとき、あらゆる才能が力を合わせないと、人間の営みが保てない…。文化や文学、芸術が切り捨てられようとしている現代、若い世代の芽が脅かされないように、大人は守ってあげなきゃいけない。

    それにしても、カンちゃんはおじいちゃんからの問題を解き続けていたとは。身内のトワちゃんが一番の理解者になれたのは嬉しい。2人とも未来へ向かって新しいドアを開けられそうだ。

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    投稿日:2020.11.03

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