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田口善弘 / ブルーバックス (13件のレビュー)
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総合評価:
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hamakoko
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000090559
投稿日:2022.09.05
Issei
いまの生命科学の到達点がわかる内容。昔、教科書で学んだ内容から著しく進歩していると感じた。 DNA→RNA→タンパク、そして代謝をそれぞれ解説した後、これらを統合的に分析するマルチオミックス解析を紹介…。この内容が5年後、10年後にどのように書き換わっていくのか今後の研究成果に期待。続きを読む
投稿日:2020.11.28
M. Nakamoto
面白かった。切り取られた断片から映画の全編を復元するようなもの、といった喩えはこの分野の難しさをよく表現しているように感じた。因果推論、原因を徐々に掘っていくことがこれからますます大事になっていきそう…です。続きを読む
投稿日:2020.11.23
田中久太郎
生物の設計図はDNAなのだからデジタルなのは当たり前だと思っていたが、その仕組みはまだ解明されはじめたばかり。わからないことだらけだということがわかった。
投稿日:2020.08.31
junjungogo
DNAから連なるRNA、タンパクの生成をデジタル情報というアプローチから扱った書籍。 デジタルとDANの類似性というのは言われてみればその通りなのだが、この書籍のタイトルを見かけるまでは発想がなかった…。 DNAの構造は二重らせんと言われるが、言ってみれば長い紐であり、そこから生成されるタンパクも紐から形成される。この紐からタンパクの立体構造が生成されるわけだが、これを3Dプリンタに例えているのが分かりやすかった。少し前に、NHKのサイエンスゼロでDNA折り紙の話が取り上げられていた、この話も関連するだろう。 デジタル情報としDNAを見た時のロバスト性という視点も面白かった。ロバストに対比される言葉がフラジャイルである。人間がコーディングするプログラムの多くはフラジャイルである。つまり、一箇所でも不具合があるとシステム全体が機能しなくなる恐れがある。 一方で、 DNAの情報はロバストであり、一部に誤りがあってもシステムとしては機能する様な冗長性がある。このことも他書で知ってはいたが、この様なシステム面からの視点でまた違って見えるというのは面白い。 過去には意味がないとされていたDNAやRNAにも意味が見出されてきているということも、紹介されておりこの分野は進展している様でまだまだわからないことも多いと感じた。続きを読む
投稿日:2020.08.15
TaHi
物理学者であるシュレディンガーは、生命とは何かという著作を残し後進に多大な影響を与えた。物理学科の先生が生命とデジタルとの親和性の高さをあらゆる事例を紐解きながら解説する。のびのびとした内容に著者の情…熱が感じられた。これからこの分野を目指す方に良いかも。続きを読む
投稿日:2020.08.11
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