花伝書(風姿花伝)

世阿弥, 川瀬一馬 / 講談社文庫
(18件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
6
3
4
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ブクログレビュー

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  • 辺土名小次郎

    辺土名小次郎

    目次
    口絵

    凡例
    花伝書(付・脚注)
    補注
    現代語訳
    本文
    (序)
    第一 年来稽古条々
    七歳
    十二三より
    十七八より
    二十四五
    三十四五
    四十四五
    五十有余
    第二 物学条々
    (総説)

    老人
    ためん
    物狂
    法師
    修羅


    唐事
    第三 問答条々
    (一)
    (二)
    (三)
    (四)
    (五)
    (六)
    (七)
    (九)
    第四 神儀に云ふ
    第五 奥義に云ふ
    第六 花修に云ふ
    第七 別紙口伝
    解説
    一 花伝書は観阿弥の著作
    二 観阿弥の新風申楽
    三 花伝書の体系とその内容
    四 花伝書と現代の能楽
    五 花伝書の伝来と本書の本文
    花伝書能楽論(芸術論)の体系組織と内容
    参考文献
    本文語彙索引
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    投稿日:2021.09.16

  • ありとも

    ありとも

    このレビューはネタバレを含みます

    定期的に読み返すことで、感じ方が変わったり、内容がしみこむだろうなと思う本。特に、第五 奥儀と第七 別紙口伝が秀逸。 特に印象に残っている内容は、以下2点。 「芸能の本質は、あらゆる階層の人に同じく感動を催させることであり、それが生命を豊かにする人生幸福増進のもとになる。」 「花と、おもしろいということと、珍しいということは同じ意味合いである。どの植物も式の変遷につれて咲いていくものだから、それが時節に調和して珍しく感じられるので、人がおもしろいと思うのだ。」

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.01.06

  • ヒロセマリ

    ヒロセマリ

    どんな人に同じく感動をもたらすこと、それが芸能

    ずーっと、存在はわかっていて読みたいなーと思っていて手を付けていなかった本を、読みました。

    パンセの時と同様、これは多くの人に読まれるための文章ではないので、こうやって公になってしまって観阿弥さんもかわいそうと感じてしまいます。秘すればこそ花なのに。

    ご存知、能についての教えの本でありますが、現代芸能と照らし合わせてあれこれ考えさせられることとなりました。

    「十七八より

    このころはまた、あまりの大事にて、稽古多からず。まづ声変りぬれば、第一の花失せたり。」

    で声変わりの時期には一切の歌手活動を控えていた三浦大知さんが浮かんだり

    「三十四五

    このころの能、盛りの極めなり。」

    で森高千里さんが「女ざかりは19だ」と言っていたけど能の盛りは34,5なのか、と安心したり。

    「私儀に言ふ。そもそも、芸能とは、諸人の心を和らげて、上下の感をなさんこと、寿福増長の基、遐齢延年の法なるべし。」

    どんな人に同じく感動をもたらすこと、それが芸能なのですと。東日本大震災から、芸能とは?とその意義を考える人が多かったですが、その一つの答えなのではないでしょうか。

    観阿弥さんいわく、とにかく稽古。よそ見しないで稽古。これが大事というところや、どんなに下手な人からも良いところを見つけたらうまい人も見習うべし、とか能以外にも通じる教えは参考になりますね。

    私も稽古で種を育て、花を咲かせるため一意専心しなければ!と勇気づけられる本でありました。

    冒頭、川瀬先生の注釈のポリシーに信念を感じました。
    注釈を見ながら原文を読み、そのあと現代語訳で理解を深めることが出来、非常に読みやすく最後まで楽しむことができますよ。
    続きを読む

    投稿日:2015.12.17

  • yoshinoikuo

    yoshinoikuo

    現代語訳だけに、すらすらと読むことができる。

    日本人必読の古典と言われ手に取ってみるが、前評判の割にはあたりまえのことがあたりまえに書かれていて新鮮な驚きは少なかった。
    伝統芸能に携わっている現代の人の意見が聞いてみたい。続きを読む

    投稿日:2015.09.18

  • nakaizawa

    nakaizawa

    (2014.10.07読了)(2014.07.14購入)
    【日本の古典】
    Eテレの100分de名著で取り上げられたついでに放送のテキストを読み、関連書を読んだのですが、
    「秘花」瀬戸内寂聴著、新潮社、2007.05.15
    「世阿弥」白洲正子著、講談社文芸文庫、1996.11.10
    御本尊を読んでいないので、古書店で探していたら、ちょうど見つかったので、読んでみました。
    前半は、原文、後半は現代語訳になっています。解説も詳しく書いてあります。
    『風姿花伝』は、世阿弥の著作と思っていたら、観阿弥が、世阿弥に口述したのを世阿弥が書き取ったもの、ということです。
    内容は、能楽論です。年齢ごとの稽古の心得、役どころの演じ方、新作の作り方、出し物の選び方、出だしの入り方、能楽の由来や歴史、など、能楽を演じるにあたって、心得るべきすべての事が書かれています。
    一般の人が、人生訓として読み取るのは、ちょっと難しそうです。

    【目次】
    口絵

    凡例
    花伝書(付・脚注)
    補注
    現代語訳
    本文
    (序)
    第一 年来稽古条々
    第二 物学条々
    第三 問答条々
    第四 神儀に云ふ
    第五 奥儀に云ふ
    第六 花修に云ふ
    第七 別紙口伝
    解説
    花伝書能楽論(芸術論)の体系組織と内容
    参考文献
    本文語彙索引

    ☆関連図書(既読)
    「世阿弥『風姿花伝』」土屋惠一郎著、NHK出版、2014.01.01
    「秘花」瀬戸内寂聴著、新潮社、2007.05.15
    「世阿弥」白洲正子著、講談社文芸文庫、1996.11.10
    「能の物語」白洲正子著、講談社文芸文庫、1995.07.10
    (2014年10月15日・記)
    内容紹介(amazon)
    本書は、わが国の古典中もっとも異色である作品で、申楽者観阿弥が、その実力を養い発揮する方法を、人間の本性を会得した立場で考究した稀有の体系的芸術論である。その洞察は、また人間論としても現代に生きている。校注は世阿弥研究の第一人者川瀬一馬博士。平易な現代語訳と語彙索引を付した決定版。
    続きを読む

    投稿日:2014.10.15

  • radio24km

    radio24km

    最初の短い話のあたりは現代語訳よりも、昔の言葉のほうがイメージ掴みやすかったかも。漠然とした印象だけど、技術って身体を使って覚える。ってことを言ってるようにもみえた。でも古典ってやっぱり読んでて、良い具合に緊張感あるなー!続きを読む

    投稿日:2013.02.20

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