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全卓樹 / 朝日出版社 (80件のレビュー)
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総合評価:
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Limei
たまたま新聞の本の紹介記事で見つけた物理学者・全卓樹さんのこの本。 理系は苦手な私だけど、「銀河の片隅で科学夜話」というステキなタイトルにも惹かれ、自分の興味以外の世界も広げたいという思いも…あり読んでみました。 タイトル通りのステキな本! 著者とコーヒーでも飲みながらゆっくりお話を聞いているかのようにリラックスして、楽しめました。 天空編、原子編、数理社会編、倫理編、生命編、22話の物語。 宇宙のこと、真空や放射線のこと、確率や多数決のこと、言語のこと、アリや渡り鳥のこと。 普段何気なく周りにあることを、科学的にみていくと全然違った視点でとらえられるのがとても新鮮でした。 頭の中がすっきり整理される感覚! 夜空を見上げる目も変わります。 言語と認知についてのお話の中の 「白色に相当する何十もの言葉をもつイヌイットたちには、単色の北極圏世界がずっと多彩に感じられるのだろうか。」 「異なった言語を知ることは、異なった世界の見え方を会得することである。」 が印象的でした。 続きを読む
投稿日:2024.02.29
ukee4121
色々なジャンルの科学の話を、分かりやすく面白く教えてくれる。超文系の自分でも理解できたし、もっと詳しく知りたくなった。巻末のおすすめ参考文献も親切で、読んでみようと思った。 堅苦しい感じは一切なく、寝…る前の読み聞かせのように、少しずつ読み進めていった。タイトルの「夜話」とは上手いタイトルだ。続きを読む
投稿日:2024.02.11
ISSP Library
物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。 東大OPACには登録されていません。 貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください 返却:物性研図書室へ返却してください
投稿日:2024.02.09
MIKI
一話4〜5ページで、語り口は叙情的で難しい専門用語も使われていないので読みやすく、挿絵も中世美術を思わせるイラストで、錬金術書っぽい雰囲気で素敵。
投稿日:2024.01.25
たきざわ
先に「渡り鳥たちが語る科学夜話」を読んだので後追いになったのだが、とにかく興奮する話と知見が多くて、時には涙も出てくる。章でいう16夜にあたるトロッコ問題の言説。メジャーになり過ぎたこの思考実験は、…時折我々の玩具として消費されている場合があるが、「自動運転AIに対するプログラミング」という観点で、この問題は非常に現実味を帯び、背筋を凍らせる。我々はAIに対してどのように倫理を教えなければならないのか。 そもそも、倫理に答えはあるのか。 様々な知的好奇心を刺激してくれる、ある意味自己啓発的科学読本である。続きを読む
投稿日:2024.01.08
キ・ボンヌ
忙しい時期に読んだせいで内容うろ覚えだからまた読み直したい。ちょっと専門的な話があったりして私には難しかったけど他の人のレビュー見てると理系の人には物足りないっぽい。ロマンチックというか不思議で美しい…話が多い。割と1つの話が短めなのも良い。思い出せない夢の倫理学の話が好き。人は起床直後に直近30秒ほどに見た夢を覚えているのが常で、それまで見てた夢は溶けるように去ってしまう。でも近い将来、科学の進歩で本人が忘れた夢をディープラーニングによって他人が掘り起こし、存在へと転ずることが可能になるかもしれない。面白そうだけど確かに倫理的にどうなのかって領域に入っている。章ごとに写真や挿絵、吉田一穂さんの詩が載っている。『自我系の暗礁めぐる銀河の魚。コペルニクス以前の泥の拡がり…睡眠の内側で泥炭層が燃え始める。』お洒落な詩だな〜って調べたら大正から昭和の詩人でだいぶ前に亡くなられててビックリした。この人の詩ちゃんと読んでみたいな。2巻目も出たらしいから見つけたら買おうと思う。続きを読む
投稿日:2024.01.07
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