【感想】パリピ孔明（１）

3巻くらいまで読んだっけなあ。
白羽扇振って労せずして計略を当てるカジュアルな孔明が、何故かそこに行くのかという発想自体はまあわかる。
ただ出オチ感もかなり……。
それだけでそんなうまくは行かんだろう…としか思えない。
元々演義孔明は大半が創作だから、それをベースにしちゃうとどうしてもこうなるわけだけど。
こっちもパリピ気分で行かないとついていけなさそうだったので、陰キャの自分は早々にリタイアした。続きを読む

100冊ビブリオバトル@オンライン第24ゲームで紹介された本です。オンライン開催。
2020.08.22〜23

出落ちというかタイトル落ちというか…。
「パリピ」側の要素が私にハマらなかった。皆頭が軽すぎないか？浅くて軽くて…。ギャップ狙いとは言え、孔明とマッチしなすぎじゃないか？　普通にアイドルとかで良かった…んでは。パリピって言いたかっただけだろ？
ノリが重要な世界で、戦略とかって生かせるのかね。たまに孔明ネタを無理矢理ねじ込むだけの、廉価版「聖☆お兄さん」みたいになっている。
孔明ネタに詳しいオーナーという便利キャラがいなかったら成り立たない。続きを読む

この時代、明るいストーリーが1番！

三国志好きも裏切らない設定。現代との予想外の結びつきも違和感なく、音楽が入るところも素敵。

諸葛孔明が死後に現代日本に転生して、無名歌手をプロデュースする。渋谷のクラブが舞台であり、半グレ・ヤンキー文化に嫌悪する向きは読まず嫌いになりがちである。しかし、三国志を踏まえた内容になっており、三国…志ファンは十分に楽しめる。また、孔明が手助けする人々も半グレ・ヤンキー的ではない。特に第２巻のラッパーはヤンキーとは対極の人間である。

孔明の現代文化の呑み込みが速い。孔明は皆と酒を飲むなどノリが良過ぎる。これは孔明像に合っているか賛否があるだろう。『パリピ孔明』の孔明も前世では武将との宴会に参加するよりも作戦の準備を優先していた。仕事ができるドライなタイプであった。しかし、その姿勢を転生後に反省しているシーンがある。これによって物語の辻褄を合わせている。

孔明は「孔明の罠」という言葉があるように敵を罠にかける狡猾なイメージがある。三国志で最も有名な戦いは赤壁の戦いである。孔明は呉を動かして魏と戦わせた。これは呉を欺いて上手く利用した。これに対して『パリピ孔明』では対立者にも価値を提供している。続きを読む

ギャグ漫画だと思ってたけどちょっと違った！無料試し読みをずっと放ってたんだけどやっと読んだ
三国志知ってる人だと楽しいやつだった
ヒロインの名前が孔明の奥さんなので生まれ変わりとかだといいなぁ