【感想】ガン回廊の炎(下)

柳田邦男 / 講談社文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • キじばと。。

    キじばと。。

    日本のガン研究・治療のレヴェルも向上し、アメリカや欧州との競争も激しくなっていきます。本書では、海外の研究者との開発競争の様子や、研究のために日本を訪れた海外の研究者の目から見た、日本のガン研究の様子がとりあげられます。

    さらに、患者の退院後のQOL向上をめざす動きにも触れられています。乳ガンと闘った中島みち、ワット隆子、千葉敦子という3人の女性の発言を引用しながら、彼女たちの病に向き合う姿を描くとともに、乳房を保存する治療を確立しようとする医師たちの努力を追いかけています。
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    投稿日:2018.01.18

  • きりの

    きりの

    「ガン回廊の朝」から10年。飛躍的に進歩したガン治療の80年代を描く、ガン回廊シリーズ第4作。今まで患者本人以外には理解されにくかった「痛み」に対する治療やガン遺伝子治療などに取り組む医師たちの闘いなどが描かれています。淡々としたドキュメンタリータッチの文体なのに何故心がこうも熱くなるのでしょうか…。続きを読む

    投稿日:2006.08.26

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