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アストリッド・フェルメール, ベン・ウェンティング, ヨス・デ・ブロック, 嘉村賢州, 吉原史郎 / 英治出版 (4件のレビュー)
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neokey1979
難しいのかもしれないが、ピラミッド型の組織ではなく、組織の構成員が自主性を持った組織を作ることができれば、リーダーをおかなくても組織の長期的な安定と成長を得ることができるのかもしれないと思っている。と…知人に話すとよく否定的なコメントを頂戴することがある。曰く人間はそういう生き物ではないのでリーダーによる規律と躾が必要だ、と。反論したくなったので本書を手に取ってみた。翻訳であるため生々しさは感じられなかったが、世の中には同じようなことを考え、すでに実行している実例もあるのだと自信につながった。道のりは遠いが、自分もそういう組織を作るために試行錯誤していきたい。続きを読む
投稿日:2021.05.16
mamo
「ティール組織」、特にセルフ・マネジメントは、素敵なコンセプトで、そうなるといいな〜、感は高い。 が、どうしたそこに至るのかという方法論は、今ひとつわからない。「ティール組織」を読む限りでは、「トッ…プがティールでなければならない」という話になって無力感に陥ってしまう。 その後、かならずしもそうでもないというニュアンスの話も伝わってきたけど、一方では、「ティール組織」を目標として、組織を変えようとすること自体、「オレンジ」な行動で、「ティール組織」は、自発性のなかで、自然に生じるのだとか、そういう議論もあって、ティールjへの関心はだんだん下がっていった。 そんななかで、自主経営の実務書?みたな感じでこの本がでてきた。 著者は、ビュートゾルフなどで自主経営導入のコンサルをしたひとたちとのこと。ティール組織の第一人者の嘉村賢州さんと吉原史郎さんが翻訳し、いくつかのコラムを加えている。 という強力な布陣のこの本。 なるほど、なるほど、かなり実務的に近づいて、かなりイメージができてくる。 そして、やるべきことは、実はそんなにぶっ飛んだことではなくて、ある意味、当たり前、よく本で書いてあるようなことで、なるほど、これならやれるかも?とか、ちょっと思ったりする。 やることが具体的にイメージできる分、これって、以前にやったあれと同じだよね、あれってあんまりうまくいかなかっったんだよね的な記憶もよみがえったりする。 全体的に手法的には「グリーン」な感じがあって、本当にこれで「ティール」になるのかな疑問も。。。 と思っていたら、訳者のコラムで、本書の「グリーン的な施策」と「ティール的な施策」の関係を整理してくれていたり、親切。 「こうすれば、ティールになる!」的な感動はないけど、現実的なところで、試してみようかな?というアイディアもある。 やっぱ、なんか実際にやってみないとわかんないよな、続きを読む
投稿日:2020.06.05
あず:脳みそ新世界
読みながらずっと、「私たちは自社で、本気で自主経営組織に移行したいのか?」と考え続けていた。より実践的なことが書かれているが、結局各社の特色や目的に応じて独自のプロセスが必須である。それはきっと、やっ…てみないとわからないことだらけである。現状の私たちに最も参考になると感じたのはp281コラム『情報の透明化が必要な理由』。理由と透明化手順が書かれている。助言プロセスも情報透明化も、一筋縄ではいかない。でもトライしたいんだ、「より有意義な仕事」(p11)の実現に向けて。続きを読む
投稿日:2020.02.24
masue
ひと通り読んだところだけど、ティール組織に比べて具体的で実践的でわかりやすい。自主経営組織、っていう呼び方もイメージしやすくていいなと思った。 管理される組織から、自分たちで決めて動く組織へ移行するた…めの方法が書かれていて、ミーティングのやり方や解決指向の考え方など、できそうなところから取り掛かっていけそうな、そんな印象。続きを読む
投稿日:2020.02.23
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