【感想】稼げる講師、稼げない講師どこが違うか

五十嵐康雄 / あさ出版
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ユルスナール

    ユルスナール

    自分が持っている情報+世の中の人が求めていること=講師が伝えるべきこと

    講師は「言いたいことを言う」仕事ではなく、「求められる情報を伝え、学びを提供する」仕事

    生徒は講師の頑張ってきたことや、一方的な思いを聞きたいわけではない。講師が知り得てきた情報を、自分の人生に役立てたいと思って話を聞く

    自分の武器を自覚し、それを活かす

    答えだけでなく、答えにたどり着くプロセスを教える

    仕事を得る流れを複数作る

    はじめは実績をつくり、軌道に乗ってきたら、自分がやりたい分野の仕事を優先的に引き受け、〇〇の講師なら〇〇さんというセルフイメージをつくる

    数年ごとに講師料を見直し、実力に見合った額をもらう

    条件優先でなく早いもの順で仕事を受ける

    どう見せたいかではなく、どう見られるかを意識する

    コンテンツだけでなく、自分自身の振る舞いも磨く

    相手視点でモノを伝えることを意識する
    → 心理学を学ぶ 例) ミルトン・エリクソンの前提の技術

    ツカミのネタ
    → ハナシカタ
    ハ...流行っていること。時事ネタ
    ナ...共通の知人
    シ...仕事や趣味の話
    カ...家族や家計の話
    タ...旅やご当地の話

    成功体験だけでなく、失敗体験も話す

    90/20/8の法則 (『研修デザインハンドブック』)

    90分...人が理解しながら話を聞ける時間
    20分...人が記憶しながら話を聞ける時間
    8分...人が興味を失わずに集中して話を聞ける時間

    「やったほうがいいこと」と「やってはいけないこと」の2つを合わせて伝える

    常に新たな世界、分野に手足を伸ばし続ける

    失敗したら悩むのではなく、この学びを活かせば次はうまくできるとポジティブにとらえる

    隙間時間をうまくインプットに費やす

    興味を持ったらすぐ行動する



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    投稿日:2021.04.26

  • 榊原慎也

    榊原慎也

    このレビューはネタバレを含みます

    誰かから必要とされてこそ、なれるもの

    自分の棚卸しをする
    自分のキャリアを見直してみる

    講師に求められているのは正しい「答え」以上に、答えにたどり着くプロセスである「現実(リアル)」に基づいた体験談ー生きた情報。

    正解や理論に具体的な実体験や、自分の学びを肉付けして伝えることで、受講者の記憶に残り、心に響くのです。


    受講者さんからの質問をもらったときは「○○さん」ときちんと名前を呼んであげる

    戦う分野(土俵)を決めたら、次に場(場所)を決める


    受講者に合わせたネタだけでなく、世の中の情報を常に把握し、新しい情報を盛り込んでいく

    セミナー前と、会場に入ったときのルーティンを決めておく。いつも以上の自分ではなく、いつも通りの自分で向かう。

    どう見せたいかではなく、どう見られているかを意識する

    コンテンツだけでなく、自分自身のふるまいも商品の一部

    セミナーの最初
    心理学者ミルトン・エリクソン「前提の技術」
    「今日はお集まりいただきましてありがとうございます。お忙しい中、新たな学びを得ようという”意識高い”みなさんなら、十分”わかってもらえる”と思いますが、、」
    →自然と聞く耳を持つ

    最初に決まり事を伝える
    ・終了時間、休憩時間
    ・質問はいつしていいか
    ・飲食など
    ・空調などの調整

    ※何を伝えたいか、どうなってほしいかをお伝えする

    ★セミナーの内容よりも、質問が好評です(笑)
     ぜひ日常で使うとしたらどんな疑問が出るのか?を考えながら聞いてみてください

    90/20/8の法則

    90分:人が理解しながら話を聞ける時間
    20分:人が記憶をしながら話を聞ける時間
    8分:人が興味を失わず話を聞ける時間

    「やった方がいいこと」だけでなく、
    「やってはいけないこと」も伝える

    ★アイスブレイクネタを常に考えておく
    →日々発信していれば困らない

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    投稿日:2021.01.24

  • コジコジ

    コジコジ

    ステマみたいになってしまうがセミナー・研修本のなかでも非常に良く出来た本だ。稼げるVS稼げないの行動や思考対比を行うことで売れてるOR継続できる講師たるものどういう人物か理解できる。結局は基本的な事がしっかりと出来て他人に配慮が出来る人が講師としても需要があり成功するということを改めて痛感。

    あとあとがきの最後の最後に本書の印税を寄付する旨を書かれていたところに五十嵐氏の素晴らしい人柄を感じた。一度著者のセミナーを聴講してみたいと思った。
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    投稿日:2020.07.12

  • 杉浦 亮

    杉浦 亮

     著者とは、以前一緒に仕事をしたことがあり、誠実で明るく、情熱のあるかたであり、長くお付き合いをさせていただきました。初めての著書ということで、早速手に取ってみました。
     個人的には、講師というものに興味はないわけですが、限られた空間で一定の時間、講師と受講者という決められた立場を共有する中で、そこで生じるコミュニケーションやリーダーシップ、目的を持って進行するための時間管理や気づかいといったもの全てにおいて、普段、留意すべきものがあると感じました。また、巻末のキャリア棚卸しチャートも有益です。

    ■「アリストテレスの説得の3要素」
    ①エトス(人間性:人柄による説得)
    ②パトス(感情:利き手の感情へ訴えかける説得)
    ③ロゴス(論理:理屈による説得)
    この3つがそろうと人を動かすことができる。
    ■「90/20/8の法則」(中村文子、ボブ・パイク著『研修デザインハンドブック』)
    ・90分:人が理解しながら話を聞ける時間
    ・20分:人が記憶しながら話を聞ける時間
    ・8分:人が興味を失わずに集中して話を聞ける時間
    ■専門用語を「事前予告」と「後付け説明」で挟んで説明する
    ■人間関係にまつわるコミュニケーションの分野において、「絶体」や「万能」の理論はない

    <目次>
    第1章 仕事を絶やさないための「講師のあり方」
    第2章 リピートされる講師がしている営業方法
    第3章 稼げる講師がやっている研修・セミナーの準備
    第4章 稼げる講師が研修・セミナー中に気をつけていること
    第5章 ずっと必要とされる講師であるためにしていること
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    投稿日:2020.03.20

  • masaru19850515

    masaru19850515

    2020.1.24。仕事でお世話になっている方が本を出されるということで、購入しました。
    私は本書がターゲットとしている人材には当てはまらないかもしれませんが、書かれている内容は実際の研修中の著者の姿とリンクする事が多く、楽しく読めました。
    この本は基本的に『講師業をされている方』や『講師になりたい方』をメインターゲットとしていますが、そうでない方でも『自分の仕事との向き合い方』や『人との関わり方』について勉強になる事が書かれていると思います。
    続きを読む

    投稿日:2020.01.24

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