【感想】どんなずぼらさんでも「これなら絶対！」片づく技術　「たった1つの習慣」で人生が変わる

これは……私のための本だ！！
と思った。
図書館でたまたま見つけて借りたんだけど、本屋に買いに走った。

今まで読んだ片付け本の中で一番実践しやすそうで続けられそうな本だった。今のところ、食器は少しでもすぐ洗うことと、5分間床に落ちているものを片付けることは続けられている。部屋が散らかっているのを片付ける…ことと、ホコリなどを掃除することを一緒にやろうとするからめんどくさいのだと書かれていたところは、たしかに！なるほどと思った。続きを読む

・食器洗いは5分しかかからない
・不要なものを捨てるだけ
・道具の問題ではない
・決めることの数を減らす
・整理整頓は忘れていい
・片付けるより減らす
・収納する場所:必要になったときどこを探すか

これは私向けの本？というタイトル(笑)。

そうなのです。ずぼらなのです。だからキッチリ出来るわけがないのです。まず、ここから自覚しないと！

今までの片付け本に書いてなかったこと。
捨てるべきか取っ…ておくべきか迷った時の2つの質問です。
①「これが必要になった時、自分は最初にどこを探すだろうか」
思い浮かべた場所にそれをしまい、もし入らなければそれが入るスペース分、中のモノを捨てます。後回しにせずに、すぐに実行すること。
②「必要になった時、とっさにそれは家にあると思えるだろうか」
家にあると思えないようなら、必要になった時に買ってくることになるのだから元々無いと同じこと。

具体的で共感できました。続きを読む

著者のダナさんに勝るとも劣らぬくらい、私はダメダメ主婦である。これまでに何冊もの片付け本を読んだけれど、読んで終わりで全然実行出来なかった。だからもう、お片付けマニュアル本は読まずにいた。読むと「あぁ…、私には出来ないんだ。私はダメ人間だ」なんて自己嫌悪に陥るから。
なのに何故この本を読んだのか？それは、大浦千鶴子さんが大好きだから！
大浦さんの訳は本当にすごい。読みやすくてスイスイ読めてしまう。日本語と英語を知り尽くした素晴しい翻訳家さんだと思う。
翻訳の秀逸さは勿論のこと、本の内容もナイス。これならホントに出来そう。ウチは元がひどすぎるので、これで片付くまでには相当な時間がかかるであろう。私の事はさておき、本書は、片付けヘタな人に「これなら出来るかも？！」なんて勇気を与えてくれる1冊だ。続きを読む