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中山七里 / 宝島社文庫 (1133件のレビュー)
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総合評価:
老眼の本読み
結末を、まったく想像出来ませんてした。
タイトルの柔らかさから、当初は、中山七里作品の中にも、こんなほのぼのとした作風の物語があるのだと感じていました。それが、突如としてミステリー作品となり、また壮大なる音楽作品もなり、挙げ句の果てに、まっ…たく想像出来ない結末! 凄いとしか言いようがない、見事な作品です。続きを読む
投稿日:2020.12.19
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あゆみ
初めて読んだ中山さんの本、カエル男がとても面白かったのでこちらのシリーズも。 題名だけは知っていたのですが、早く読んでおけば良かった! ミステリーとクラシックの融合。 かといってどちらも中途半端でな…く、音楽演奏の描写はとても臨場感あふれるものであるし、 物語の根幹となるミステリーもしっかりと読み応えのあるものになっております。 最後の謎解きでは思わず「えっ!」と驚いてしまいました。 クラシック好きな人でも、ミステリー好きな人でも、是非読んでいただきたい作品です。続きを読む
投稿日:2024.04.03
あんな
表現が綺麗で、ミステリ作品と忘れるくらい。でも伏線やどんでん返しがしっかりあって、後味の悪い感じも好みの作品だった。人に勧めたくなる。
投稿日:2024.03.30
ライカ
「さよならドビュッシー」惹かれるタイトルです。 このミス大賞受賞作ですが、ミステリーと音楽小説の融合作品という感じでしょうか。ストーリーもトリックも王道かと思いますが、面白いと感じたのは文章表現です…。演奏風景のリアリティも去ることながら、主人公遙の心理描写や比喩表現がおしゃれで、何度も口に出して読んでいました。 続編も読みたいです。続きを読む
投稿日:2024.03.20
ゆれん
導入でひきこまれた。物語もスピード感があり、音楽描写も巧みでクラシックに詳しくなくても楽しめた。 ただ事情があるとはいえ、十六歳の少女の語り口としては台詞も含め違和感があったのと、つっこみどころも多く…て、全体的には面白かったのだけど、首をひねるところも多かった、というのが印象に残った。続きを読む
投稿日:2024.03.18
あやたろ
こちらでの評価が良かったので図書館で借りて読みました。ピアノは弾けないですがドビュッシーの月の光とか好きなので読んでて楽しめました。 最初の事件が起こる前の日常生活の件が伏線になってて最後に回収され…るところがスッキリします。わたしは推理小説が好きなのですが、読んでてもあまり犯人当てに集中せず、あまりヨミが当たることも少ないのですが、こちらは珍しくヨミが当たりました。当たるのがいいのか悪いのかは評価が分かれるところかもしれませんが、わたし的には当たって嬉しかったです。 音楽シリーズの作品が他にもあるようなので機会を見つけて他の作品も読んでみたいと思います。続きを読む
投稿日:2024.03.16
はる
出来ることならミステリーを山ほど読んできたこの脳を初期化したい。『終盤の大がかりなトリック』だったらしいところは彼女が目を覚ましたところで想像がついたし、そうなると嫌がらせの犯人も殺人の犯人も大体分か…る。文章が読みやすくて、青春小説としては楽しめたんだから、次の本はミステリーとして読むのはやめようと思う。続きを読む
投稿日:2024.03.10
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