【感想】~2021年「世界経済リスク」入門

渡邉哲也 / 徳間書店
(1件のレビュー)

総合評価:

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  • 狐舞

    狐舞

     『世界と日本経済大予測2020』の姉妹本ともいえる内容であるが、香港問題、米中貿易戦争、ITバブル崩壊とGAFA、そしてヨーロッパについてそれらのリスクを深く掘り下げている。いずれのテーマにも中国がプレイヤーとして参加しており、良くも悪くも中国を中心に世界が動いていることを認識せざるを得ない。中国のルール無視や強硬手段がこれまで許されていたこと自体が問題であるが、やはりやりすぎは反感を招き、トランプ大統領の登場で一気に排除の機運が高まったといえる。そしてブレグジットをもっていよいよ反撃が始まるのだが、『世界と日本経済大予測2020』の内容も踏まえれば、後はどこで発火させるのか、という段階のようにも思える。これからの数年で世界の勢力図が大きく変わることは間違いなく、そして日本が勝者側にいるかどうかで次の20年、30年が決まってしまう。誤った判断をさせないためにも政治だけでなく企業に対しても厳しい目を向ける必要がある。続きを読む

    投稿日:2019.12.31

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