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若竹七海 / 中公文庫 (63件のレビュー)
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総合評価:
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housekeeperz
長野県警から警視庁に出向している若い刑事の御子柴くん。上司やら同僚やらにやたらスイーツのお使いを頼まれるお話。スピンオフ小説らしいんですが、元を知らなくても問題なく楽しめました。というか、あとがき曰く…作者さん本人も元を忘れていたようですしw 基本的には御子柴くんの事件に際して長野の小林警部補が安楽椅子探偵を決めるという流れなんですが、そこらへんはあまり重要ではないというか・・・読み終わってみるとスイーツ情報しか頭に残ってないという。長野に今回紹介されたスイーツを買いまくる小旅行にいきたくてたまらなくなります。ホントに。続きを読む
投稿日:2024.02.14
teaberry
御子柴くんのキャラクターがちょっとつかみどころがない感じだったんですが、小林警部補が影の主人公だったんですね(違う?笑)。 短編が続いていくのでさくさく読めます。 長野県各地のお菓子が美味しそうで食べ…てみたくなりました。続きを読む
投稿日:2024.02.06
ハルめめ
長野県警から警視庁に捜査共助という形で出向している御子柴刑事。同僚や上司のキャラがとっても良い感じで楽しい。特に長野県警の小林警部補には癒される。解決した事件を、さらに最後に謎解きで解決するというパタ…ーンの短編集。続きを読む
投稿日:2023.11.17
ただ
事件はビターというか、これだけ同情の余地のないものばかりなのも凄い。が、それでも温かくユーモラスなのは御子柴くん始め、玉森や竹花、小林警部補の人柄の良さ以上に、あとがきの若竹さんの適当キャラが好きすぎ…て、なるほど、これは面白いわ。 (111108さんに、敬意と友情を込めて)続きを読む
投稿日:2022.12.29
マッピー
このレビューはネタバレを含みます
目次 ・哀愁のくるみ餅事件 ・根こそぎの酒饅頭事件 ・不審なプリン事件 ・忘れじの信州味噌ピッツァ事件 ・謀略のあめせんべい事件 広域犯罪を捜査するために警視庁の置かれた捜査共助課。 現場で捜査もするけれど、県と都の調整と根回しも大事な仕事。(やりがいはない) 長野県から出向してきた御子柴刑事は、甘党の上司に振り回されながら、こつこつと仕事をこなしている。 ほのぼの系の作品にもできるところを、若竹七海はちょっといや~な感じに落としてくる。 解決のめどが立った事件を長野の元上司に報告すると、事件の見え方が変わってくる。 というパターンの連作短編集で、とても読みやすくて面白いんだけど、最近ちょっと重めの読書が続いていたから、物足りなさは否めなくて残念。
投稿日:2022.12.19
黒い☆安息日
あの葉村晶が登場する(らしい、未読)「プレゼント」という作品に登場した人物を用いた連作短編集。王道のミステリー短編だが、小道具として長野と東京のす名物スイーツが登場するのがもう一つの読ませ処。 最近…、酒よりスイーツな生活をしているので、非常に気になるスイーツも多く。謎解き部分と合わせて非常に楽しめた。 なお、本歌「プレゼント」は読んでなくても全く問題なく楽しめる。続きを読む
投稿日:2022.11.28
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