【感想】みんな、忙しすぎませんかね?~しんどい時は仏教で考える。

釈徹宗, 笑い飯・哲夫 / 大和書房
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • りりーちゃん

    りりーちゃん

    案の定、程よいゆるさ(なお哲夫だけじゃない)で肩の力が抜けた。

    仏教寺院がイスラム教徒から攻撃を受けても報復をしなかった、という話が好き。成熟してるという表現もなんとなく悦に浸れた。

    偏ったら逆方向に、引っ張る。まさに中道をいこうとする姿。お手本だなぁとしみじみ。バランスをとることが個人的には好きなので、中道はあらためて大事にしたい考えだと思った。

    ああ、1番刺さった話を忘れてた。
    「他者がやったことと、他者がしなかったこと」ばかり見るのではなく、「自分がやったこと」「自分がしなかったこと」に目を向けること。
    他者ではなく、自分が人生の主人公。
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    投稿日:2023.03.07

  • まるすけ

    まるすけ

    皆さんが一度は考えたことがあるテーマ「死んだらどうなるのか?」「地獄ってどんなところ?」など24にも及ぶテーマを対談方式で述べています。その中には、あなたを納得させる一説があるかもしれませんよ。

    投稿日:2021.12.05

  • Junmomoko本

    Junmomoko本

    この本も哲夫さんの人柄がよく出てたなぁ〜〜。
    ええ人やなぁ。
    ええ人って何❓
    自分に素直な人。。。かな❓
    わからんけど。

    投稿日:2020.08.16

  • soniagandhi

    soniagandhi

    仏教とはほとんどの日本人においてきっても切り離せない生活の一部として根付いているのではないだろうか?私自身は、仏教徒ではないが仏教が文化や言語にとても強く関連していると答えている。一周忌などの供養などは必要ないと思うけれど、もうそれが当たり前のことのようになっているから私自身ではどうすることもできない。私たちのような新しい世代はきっとこういった供養というのは今後もう省いていくのではないかなと思う。
    さて、本の中に自殺は罪だとか育ててくれた親や家族に対する冒とくだとかいったページがあったが、私はそうは思わない。精神疾患を患っている人たちの苦労を傍で仕事をしていて何よりも知っているし、人は考える余裕や時間がなくなると自分たちの考えられるキャパシーも偏ってくる。だから、その時点でそういった機関に助けを求めることもパワーがなくできなくなっていることもある。最近亡くなった、三浦春馬さんもきっとキャパシーを超えて頼りたくてももう頼る力がなかったんじゃないかなと思う。寂しいし残念な気持ちはあるが、決して命を無駄にしてなんて怒りの感情は持つべきではない。カトリックはまた別ですが、ほとんどのアメリカ人やましてヒンズー教の人たちもこういった自殺でなくなった人に対しての怒りの感情というのは全くありません。親からいただいた命ではあるが、自分を生かしているのは誰でもなく自分自身であり、自分が決めること、誰にも指図されたくない。
    他にも、頭をかしげるようなページがあったのですが、それは仏教徒やヒンズー教の人たちはクリスチャンやムスリムのように報復などはしない。これは、ちゃんちゃら嘘もいいとこですね。昨今では、ミャンマーのロヒンギャ族がいい例でしょう。仏教徒がムスリムに対して行っている殺人を見ていて、それでも報復はないといえるのでしょうか?それにインドでもムスリムとヒンズー教徒との反乱や暴動はめずらしいことでもなんでもない。普通に起きていることです。例えば、ヒンズー教のお嫁さんがムスリムの旦那さんと結婚するとなるとお嫁さんもムスリムに宗教を変えます。彼らの結婚式では、ヒンズー教のプロテストがきて暴動を起こします。それは逆の場合にも同じ。一つの宗教がより良くて他の宗教が悪いなんてのは絶対にありえないし、そんなことをいう宗教人を私は認めません。
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    投稿日:2020.08.14

  • あさみちゃん

    あさみちゃん

    釈氏が書かれてますし、仏教を扱ってますが、 全く堅苦しくなく、生活のこんなところも仏教と結びついているんだな、としみじみ思える本。なかなか生活の中で仏教を感じることはありませんが、ほんと、タイトルのようにしんどい時仏教で考えてみるのもいいかも、と思えてきます。別の道を開かせてくれそうです。続きを読む

    投稿日:2020.06.17

  • Minmo

    Minmo

    僧侶で宗教学者の釈徹宗さんとお笑い芸人の哲夫さんの往復書簡。人生に行き詰まってどうしようもない人が答えを求めて読む本というよりも、お気楽に、暇つぶしに読むといいかも。そもそも人生の悩みに明確な答えはないのだし、お2人も、そんな大風呂敷を広げるのではなく、考え方を提供するというスタンス。これが縁なのか、哲夫さんは後日、釈さんの勤める相愛大学の客員教授に就任した。攻めるな相愛大学。続きを読む

    投稿日:2020.04.27

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