【感想】アンティミテ

一穂ミチ, 山田2丁目 / ディアプラス文庫
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
1
3
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • まきま

    まきま

    このレビューはネタバレを含みます

    「ひつじの鍵」にでてくる和楽のお話。
    羊に振られ、自分を上手くだせない和楽が、
    色々ありながらも好きな人に出会えてよかった。
    群の前ではありのままでいれたらいいな。
    群にも羊…
    どこか似てる、惹かれる部分があるんだろうな。

    一穂ミチ先生は、読みやすくて次々に読み進めたく
    なるから、あっという間に読めてしまう。
    また、違う作品も読んでみよう。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.06.05

  • ゆま

    ゆま

    このレビューはネタバレを含みます

    画家(年下)×ギャラリスト(年上)。ギャラリストの受けが攻めの描いた絵に惹かれ、才能を広める手助けをするうちに「親密」になっていく話。
    信頼関係を深めていくふたりのしっとりとした雰囲気がよかった!終盤の転がるような展開がとてもすきで、ギュッとくる切なさにはらはらしながら彼らを見守ってました。
    十も若い男に組み敷かれて悔しいけど悦びも感じてるって描写、めっちゃヘキに刺さる…これぞ年下攻めのよさ…!
    絵画に関する知識や魅力が散りばめられていて作品をググりながら読んでた。美術館いきたくなりました!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.06.20

  • kamaboko

    kamaboko

    このレビューはネタバレを含みます

    ギャラリーで働く和楽と、類稀な才能を持つ画家(新人)群のお話。
    安定の一穂先生……。
    こうなんというか、感動を抑えきれずに泣いてしまうとかそういう感じのお話ではないけれど、静かに切なくて温かいお話だったと思う。

    群っていう漢字に、羊入ってるのに気づいたときまじで震えた。「羊の鍵」の羊に失恋してるのを思い出して和楽〜〜(´;ω;`)ってなった……。
    幸せをつかめてよかったよ、和楽……。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.11.11

  • らい

    らい

    このレビューはネタバレを含みます

    羊から13年後のスピンオフ。
    単行本化の際に羊への秘められた片想いと失恋が語られたわっくんこと和楽くんが今回の主人公。
    一気に時間は飛んじゃってるし、羊は最後の方にほんの少し出てくるだけだし、いままでのスピンオフのような「ならでは」の楽しみがないかなぁ。一穂さんだから、で期待しすぎなのかもしれないけど可もなく不可もなく……。

    題材に対する掘り下げや確かな知識とセンス、美学は感じられるけどなにか全体的に物足りないままサクサク進むなぁ、と思いながら終わってしまった。
    一穂作品といえば、な女の子キャラの活躍も楽しみのひとつですが、結芽ちゃんの印象が弱かったのも残念かも。
    家族や仕事絡みの人間関係のあれやこれやもほぼなく、二人の世界で終わってしまうのでなんだか薄味なんですよね。
    全体的にパンチが足りなく、BLらしいテンポの良い軽いノリなら初期作品の方が好きだなぁという感じでした。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.08.17

  • hitsujimaru

    hitsujimaru

    このレビューはネタバレを含みます

    マイフェアレディ……違うか。和楽くんを魅了した絵、見てみたい!作中のものなんだから無理に決まってるけど、個展に私も行きたかった❗️って本気で悔しくなるくらい、群くんの絵の描写が見事でした。絵から恋に落ちる。素敵だ……。
    個展での出来事、その後の去っていった群くんと和楽くんを思ったら泣けた……。でも、怒りや悲しみに沈むことなく冷静に考え奮起できる群くん素晴らしい。
    再会したとき泣いちゃった和楽くんの方が実は、冷静になれずとても珍しく自分の感情に沈んでいたんだなぁともらい泣き。
    そして、本当に心苦しいんですが、イラスト……「和楽くん」特に……私苦手な感じでした。残念。ごめんなさい。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.08.15

  • shirotae16

    shirotae16

    全体的には良かったんだけど、BがLになるきっかけが、和姦ぽいのがちょっと説得力がなかったというか、なんというか。
    ストーリーは一穂さんらしく、しっかり背景や心情が書かれていて、最後の展開も恋愛映画っぽくて好きでした。
    ただ、羊のスピンオフで和楽が気になっていた身としては、これ和楽の必要ある?とはなはだ疑問。
    この本では、高校生から一気に酸いも甘いも知った大人になっていて、これ和楽じゃなくても良かったのになーと大いに戸惑いました。
    だからなのか、前作と同じはずの山田さんのイラストの良さも伝わりにくかった。うん、ちょっと残念。
    続きを読む

    投稿日:2019.08.12

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。