「国境なき医師団」になろう!

いとうせいこう / 講談社現代新書
(13件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
4
5
2
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • 七瀬 結

    七瀬 結

    この本を読むと、文系の私も、魅力たっぷりな「国境なき医師団」に入りたくなった。求められる人材は、即戦力になり、チームで活躍できる人。日本人としての強みも活かせるとわかった。

    投稿日:2020.11.03

  • ときお

    ときお

    わかりやすかった。非医療スタッフが半分以上を占めるとか,知らないことが多かった。個人的には,もう少し主観から離れた表現の方が好きだが。

    投稿日:2020.07.25

  • 22min

    22min

    いとうせいこう氏による「国境なき医師団(MSF)」の取材からまとめられたルポルタージュ。失礼ながら思っていたよりもずっと真面目に向き合って取材された本で関心したし、ほとんど偶然のような想起から寄付先として出会ったことやそこから取材に至るまでの経緯、そして何よりMSFについての現地ルポが本作で2作目となることを考えるとその姿勢は真摯なものと感じる。

    本作では「誰でも国境なき医師団になりうること」を主要なメッセージとして、各国の活動地や日本で活動する多くのスタッフへの取材が進んでいく。「国境なき医師団」という団体名からも、医師を始めとした医療従事者が中心となった団体というイメージが強いが、実は全世界のスタッフの半数は非医療従事者である。

    個人的に本書を読んで初めて知ったことは、意外とスタッフの年齢層が高いということ。全体の平均年齢については分からないが、入職するのに年齢制限はなく、60歳を超えてから挑戦をする方も少なくないということは驚いた。また、採用までの課程も、一度落として終わりではなく言語や技術の習得など必要な経験を伝えた上で関係を継続していくという姿勢は素晴らしいし、実際に2度目や3度目の面接で採用が決まった人が多くいるということもなるほど、と思った。ここら辺はMSF側の真摯な姿勢と、それを続けてきたことによるブランドの強さのなせる業なんだろうと感じる。

    紛争地や被災地などの厳しい環境で緊急支援を主に行うMSFとしてはその医療活動を行うために、現地に医療の可能な場所を確保し、水や電気といったライフライン、食料や薬、そして厳しい環境で自分たちの安全を守るためのセキュリティ面への配慮といった医療活動を行うために必要なものをすべて自前で用意することが絶対で、それらを支えるのが非医療従事者の役割で
    ある。

    また、MSFはその財源のほとんどすべてを寄付で募っているため、各国の支部では活動を継続するための寄付活動を行うスタッフも大勢いる。

    この資金調達担当者のことをファンドレイザーといいますが、この役割について日本の職員を取材してくれていたことも良かった。まだまだ日本ではNPO、NGOへの不信感が強く募金活動を行っても「中抜きが行われているのではないか」「現地の受益者にはお金は届かないのではないか」というような漠然としたイメージが独り歩きをしているので、本書を通して現地での活動を行うために必要な活動の幅広さであったり、お金を募る活動自体にも従事する専門スタッフが必要なこと、そしてそれらすべての活動に携わるスタッフが真摯に活動に向き合っていることが伝われば嬉しい。

    さらにこの寄付活動の大切さは、私たち一人一人が寄付者として国境なき医師団の一員になれるというメッセージにもつながっている。本書を読んで寄付を行った方もきっといることでしょう。
    続きを読む

    投稿日:2020.04.14

  • aikow

    aikow

    作家として自分の本を出すくせに、取材費もらってるんだ、ってちょっとがっかり。「空港で食べたいものあったら自分で払って食べる」って別におかかえライターじゃないんだから当たり前じゃん。報道取材に来る新聞記者や通信社記者はタクシー代を取材相手に請求するとか絶対ないから。続きを読む

    投稿日:2020.04.11

  • つちのこ

    つちのこ

    平均的な暮らしをするためにしか仕事をする動機がなく、何となく毎日を消費している事に焦りを感じていた時、「そういえば昔、国境なき医師団に憧れて医者になりたかったな。」と手に取った一冊。

    MSFは医療従事者でないと入れないと思っていたため、非医療従事者の多さにまず驚いた。参加者の背景はバラエティに富んでおり、日本で人道支援ボランティアに参加するといえば、何と志の高い人だというイメージだったが、欧米では就職先の一つとして比較的浸透しているという事に、人道支援活動をより身近に感じた。
    また、各ルポの中で特に印象的だったのは「性と生殖」についてのプロジェクト。緊急医療だけでなく、こういった繊細なケアまでMSFが支援していることに驚いた。

    本書の中にもあるように、これまで四角いイメージだったMSFが、とても柔らかく丸いイメージに変わり、このような活動への参加や寄付支援は、志が高い人だけでなく、私のような一般人でも充分出来ることなんだと思えた。同時に、これまでの無知と先入観が自分の人生を狭めている事に気付き、世界情勢についてもっと知りたい、自分に何ができるか考えたい、というモチベーションを与えられた。本書は特に若い人たちに読んでほしい一冊。(30歳の私でも遅くないけど、出来れば10代のうちに読みたかった!)
    続きを読む

    投稿日:2020.03.24

  • ぽろ

    ぽろ

    あとがきを読んで、どういった経緯で新書で刊行することにしたかを知って胸が熱くなった。
    自分が直接海外に行けなくともMSFに貢献できる手段があること、MSFがどんな活動をしているかを知るきっかけに素晴らしい一冊。続きを読む

    投稿日:2020.03.07

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。