【感想】きみの存在を意識する

梨屋アリエ, 津田 / teens’ best selections
(33件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
13
9
7
0
0

ブクログレビュー

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  • May

    May

    結論
    いろんな人がいて
    いろんな考え方があるってこと。

    印象が良くない人でも
    話してみれば意外といい人かもしれない。

    様々な視点から
    その人を見てみることが大切。

    見た目や行動で
    判断してはいけない。続きを読む

    投稿日:2023.09.27

  • アヴォカド

    アヴォカド

    読書会のため。

    いやー読みづらかった。
    どうしてだろうか。親切丁寧でわかりやすい描写なのに。
    ステレオタイプと感じることが多かったからだろうか?キャラが大雑把に思えるからだろうか?

    投稿日:2023.08.28

  • えんじぇる

    えんじぇる

    養子になった異性の弟は同級生。ディスレクシア、摂食障害、文字が書けない学習障害、化学物質過敏症等等。見かけからはわからない悩みを皆が抱えていて、一人悩む中学生達。
    助けのヒントをくれる大人、子どもを自分の作品と言う親、思い通りに矯正しようとする先生、支えてくれる先生、こちらも様々。

    子供目線で書かれており、読んでいて暗くならないのは大きなプラスポイント!
    作者の体験も下地になっているのでしょうか。中学生の悩みと解決のヒントになりそうな小説でした。

    #中学生
    続きを読む

    投稿日:2023.06.06

  • itmsbd

    itmsbd

    「変な人」って思う人も
    その人の立場になってみればその人なりの考えに基づいた行動であって
    事情があったりする

    「知らない」とないことになってしまうから、みんな一生懸命に自己主張していいんだと思った
    同じにできないことを隠したり黙って我慢するのがいいことじゃなくて
    配慮する側だけじゃなくて、配慮される側もされる側でいっぱい考えてるから
    続きを読む

    投稿日:2023.03.19

  • ペコ

    ペコ

    あなたは、「きみ」の存在を意識しているだろうか

    読むのが苦手なひすい。書くことが苦手な心桜。女にも男にも分られたくない理幹。養育里親の養子となった拓真。過食ぎみの小晴。化学物質過敏症の留美名……。周囲から理解されにくい困りごとを抱えた中学生たちの苦しみと希望を描く連作短編集。あなた自身の中にも、あなたの周囲の人の中にも、彼らと似た部分があるかもしれない。「怠けている」「わがままだ」と決めつけず、「きみ」の存在を意識し合えたら、どんな世界になるだろう。

    「あの子がそんなふうに困っていたなんて、全然気づかなかった。なんていう大人にはならないよ。」

    ーーーーー

    ある6年生の2学期ベスト本。この本の中では、中学2年生たちが深く深く悩んでいる姿が描かれていて、読んでいると辛くなるシーンが多い。しかし、さまざまな困りごとや苦しみを抱えた人がいるということに、共感しながら気づくことができる。6年生になると、こうした本をベスト本に選ぶ子がいるんだなと驚いた。気軽には勧められない作品だけど、こうした作品を必要としていたり、知れてよかったと思ったりする子もいるんだな。読んでみてよかった。

    お話ごとに語り手が変わることで、それぞれの子の抱える苦しみも、その苦しみが周囲に理解されないもどかしさもよく伝わってくる。「困りごと」を抱えている「きみ」の存在を意識することが、「双方向の配慮」への第一歩なんだなというメッセージを受け取ったように思う。

    困っている様子のリアルな描写がすごいな、勉強になるなあと思いながら読んだが、あとがきで、作者自身がひすいでもあり、心桜でもあり、留美名でもあると知り、納得した。
    続きを読む

    投稿日:2023.01.02

  • たま

    たま

    スクールカースト、過敏症、ディスグラフィア、里親制度、性同一性障害、様々な問題が詰め込まれた1冊だった。学校は、多様な中学生が、同じ時間を過ごす一番人間関係が難しい場所。この本を読んで共感できる登場人物がいれば、孤独が少しラクになるかも。続きを読む

    投稿日:2022.09.30

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