【感想】ど忘れをチャンスに変える思い出す力 記憶脳からアウトプット脳へ!

茂木健一郎 / 河出書房新社
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
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  • poyori

    poyori

    自分らしさを求めすぎない。謙虚であり夢中に生きていきたい。勉強したい。
    肩書きという文脈は自分が学ぶことを妨げ、自分を守ってしまう。もうこれでいい、現状維持でいいという方向に働くから新しいこと、楽しいことに接する機会を減らしてしまう。自分の持てる力を発揮しないまま脳が生きるようになってしまう。ひとつの文脈しか存在してないのでなく、複数の文脈を見つけて満遍なく力を傾けていく。それによりストレスに強く、幸福度が増す
    自分は何物でもない。そのうち不安を感じ、早く何かになりたいとか肩書きがほしいと不安になるかもしれないが不安を上回る好奇心を持つことができる。今ここに本気になって変わっていくことを恐れなくていい。変化は徐々に起こってくる。

    脳の欲求を自覚することは永遠に学び続けられる脳にするためにとても大切
    脳の欲望を知るとバランスが取れる。
    現状維持でいいや:自分の欲求を無視したり押さえ込んだりしてない?

    閉塞感、焦燥感を思い出すと丁度良かったり

    過去の蓄積、宝物をときどき思い出して虫干ししよう

    何をするのがベストかという客観的な答えはなくて、そうしたほうがいいのかどうかもわからないから自分で判断する必要がある。自分の時間をどう使うかということは立派な経営。リターンなんてわからないもので、お金に繋がらなくても自分の時間を何に使うか自分で決めて飽きることがないのが何より大事。自分が満足出来ることがリターンなのかも。

    フロー状態:自分の存在やわ忘れて課題に最高に集中した状態。5歳児が何をやっても新鮮で、夢中になって、飽きることがない。一日中フローの中で生きている。ずっと同じことをやるに限らない、どうせやらないといけないことなら楽しんで有意義な時間にする。

    成功体験を忘れよう!:未来を想像する力と過去を思い出す力を使って、それぞれの年齢で、足りない部分を補う必要がある。自分が慣れている方法でこれからも生きていかなければならないのは制約。自分らしくと思っていること自体が自分の未来を限定したり規定したりしてしまう。

    人生は仮説に過ぎない。仮説だから気持ちが変わればいつでも変えられる。くらい見通しを信じる必要はない。自分の脳に足りていない栄養素を見つけ出し、自分だけの喜びを発見しよう

    たくさん知識があることと知恵を働かせられることは違う。思い出して、現在の状況に照らして編集するから知恵になる。

    体を動かす:脳を満遍なく使うためのひとつの要素

    マインドフルネス:ひとつの物事に囚われないために。良い悪いを言わずにいまここで把握する

    過去にやりたかったことも現在の生活につなげていく。

    他人に押し付けられてでなく自分の興味に従って学ぶことは誰でも楽しいと思う。分野に囚われない
    大人でも、どんなに多くのことを学んだ人も、知らないことが無限にある。
    5歳児のエネルギーを持つ。

    他人に対して気にしていることは自分に対して不安に思っていること。歳をとることをネガティブに思うな

    意味を問わなければ行動できなくなっていると意欲を持てず、脳が学習の機会を失ってしまう。

    恥をかくことで謙虚な自分に戻れる
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    投稿日:2020.08.23

  • 123456qaz

    123456qaz

    記憶 ①覚える②保存する③思い出す 3つのプロセス
    大人になると思い出す回路が弱い インプットだけ=単なる情報 思い出す→自分の生活で役立てる、知恵に変わる

    年齢差別(エイジズム)→ステレオタイプで分別

    フロー状態→課題と一体化して最大限に楽しんでいる

    人の年齢を気にする根拠は何か?他人に対して気にしていること=自分に対して不安に思っていること→ネガティブなイメージ

    5歳児の気持ちを取り戻そう

    脳は容量に限りがある→生きるために重要な情報だけ残し常に記憶を編集
    保存する=大脳皮質(特に側頭連合野が担当)
    頭をケガ→海馬を含む内側側頭葉が原因でてんかん→手術で切除したら、新しい記憶形成できない/かなり古い記憶は無事

    海馬=①記憶の保存先ではない・記憶を新たにつくる組織②直近の過去の記憶は編集中で海馬が関係③大昔の記憶は編集完了し大脳皮質へ移行済み

    短期記憶→前頭葉で数秒から数分記憶する記憶
    前頭葉のスクリーンに映してはっきり見渡す→何を言うか決める→筋の通った面白い話
    長期記憶→大脳皮質の側頭連合野に保存

    思い出す方法が2種類
    ①無意識 デフォルト・モード・ネットワーク リラックス 散歩、シャワー中など
    ②意識的 自分の思い出し方の癖がある→都合の良い事ばかり、嫌なことばかり→癖を知って普段思い出さないことを意識的に思い出す

    たくさんの経験をすればするほど、思い出せば思い出すほど創造につながる

    海馬を使わずに覚える長期記憶→体の記憶 自転車乗り方、家の帰り方…→大脳基底核、小脳が担当

    マインドフルネス→自分が今感じていることを良い悪いと判断をつけないで全体的に把握する

    時間的マインドフルネス 昔のことを思い出し、あんな自分がいたな、昔あんなことを考えていたな→良い悪いを判断せず、現在のこの場所で把握→過去に思い描いていた夢を現在の生活につなげる

    ど忘れ=思い出そうとする前頭葉(自分はこれを覚えていると意識)側頭連合野(うまく答えを返してこない)→不快に対して答えが返ってくるまで粘る→思い出すとドーパミン

    イーロン・マスク テスラ、スペースX
    スペインレストラン「エル・ブジ」☆スペインのリゾートにあり今は閉店/かつて世界一予約取れないガストロノミー(科学技術を用いて美味しい料理)
    獺祭

    自分の興味のあること→分野を問わず学べる YouTube 学びの費用は限りなくゼロに

    体に栄養が足りていない→これを食べたい!体が欲する☆R020725食欲なしの4連休ウナギ、寿司、ステーキ…食べたくないのはなぜか?

    命令する脳、従う脳 暑くて嫌だ・走ったほうがいい→気持ちよくなることを知っている

    イーロン・タイム→むちゃぶり 遊ぶ=脳が学ぶ状態

    フラクタル図形→何倍に拡大しても普遍の構造☆植物のシダ…何かのデザインの参考に!

    プランA→ダメだったらプランB プランBを考える練習→レストラン休みのときもさっとプランBへ

    人生は埋もれた可能性の墓場
    お金につながらなくても自分の時間を何に使うか自分で決めて、飽きることがないということが何よりも大事。リターンは金銭的なものに限らない。人脈、自分の満足、喜びがリターン
    一見突拍子もないこと(東京から京都まで歩いてみよう)→電車、車でしか行ったことがないところを自分で歩いたら、どれくらいかかるのか、何が見えてくるのか。→とても新しい学びができる。

    To Do リスト→多くの人は、ノート、手帳、パソコン…×→書いて安心して必要な時に思い出しにくい
    北イタリアで白トリュフ(日本では輸入、時間経過、劣化)→現地でスライス、スパゲティー、オリーブオイル→どんな味がするんだろうと動態保存→チャンスが巡ってきたときにすぐに思い出してつかみ取ることができる。

    おいしいものを食べる→幸せな気分になった時に人は初心を取り戻しやすい

    セレンディピティ―
    人生のターニングポイントになった出来事を振り返る☆パートナーに出会ったきっかけは?せっかくだから、意識してそのタイミングを見ておくことR020725
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    投稿日:2020.07.25

  • atak

    atak


    5歳児のようなやわらかな脳が必要なのだ。
    近くにも5歳児のような行動する人がいた。世間一般の感覚から見るとただの馬鹿でしかない。でも本人にとってはすごく大事なことで、笑って見守るしかない。そして心のどこかで羨ましいとも思う。

    溜め込んだ記憶を熟成し取り出して行動すること。かと言って考え込むことではない。行動しながら調整していく。
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    投稿日:2019.10.22

  • poporo-bookshelf

    poporo-bookshelf

    5歳児のような心を持って、結果にこだわることなく自分がやりたいとおもったことをやっていく自分もやりたいことリストを作って記憶に留めておこうと感じた。

    投稿日:2019.08.15

  • yusuke0205

    yusuke0205

    年齢や肩書といったもので他人や自分をくくるのをやめよう。
    人生の課題を見つけて、楽しみながら一つひとつ取り組もう。
    5歳児の気持ちを取り戻そう。
    これまで作ってきたルールを破ってみよう。
    発想に行き詰ったら、それ以上考えるのをやめて早めに寝てしまおう。
    過去の嫌な出来事は新しい意味を作って折り合いをつけよう。
    積極的に体を動かそう。
    人や物の名前が出てこないときは、粘り強く思い出してみよう。
    教科書や先生を求めず、自分一人で学んでみよう。
    ITやAIなどの最新技術を積極的に取り入れて、やりたいことをどんどんやろう。
    大事なものに出会ったら、素早く捕まえよう。
    一日に一つだけでいいから、新しい挑戦をしてみよう。
    過去にやめておこうとあきらめていたものにゴーサインを出そう。
    やりたくないことをするときは、やってもいいと思える形に変えてみよう。
    子供の頃に大切にしていたものに気付こう。
    一日の中にぼーっとする時間を作ろう。
    もっと大胆に遊ぼう。
    自分にムチャブリしよう。
    人と人をつなげることや根回しを積極的にしよう。
    どんなこともプランBを考えよう。
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    投稿日:2019.08.11

  • 匿名希望

    匿名希望

    過去を思い出すことは未来やこれからを活性化してくれる。出来ると出来ないを決めるのも脳だし、やるとやらないを決めるのも脳がやること。
    脳に適度なストレスを与えたり、若いひとや年配者とも付き合い、まるい気持ちを持てるようにすることも大切。

    歳を取れば肉体的にできないこともあるかもしれないけど、やりたいことをやることに年齢は関係ないと言うのは当たり前のことだけど、改めて気付かされました。年齢をできない理由にするのはダメですね。
    続きを読む

    投稿日:2019.07.26

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