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中沢新一 / 講談社 (4件のレビュー)
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総合評価:
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mirian.87
アリストテレス流の論理ではない、仏教の論理で世界をみるレンマ学。でも実例が少ないし、文章が難しいのでちょっと読むのに苦労する。
投稿日:2022.03.04
mow168
もう少しコンパクトにまとめてもらえると良いのだけど。 著者は言いたいことが多すぎる人なのだろう。 引用等が大量で、かえって肝心な所が分かりにくい印象。
投稿日:2022.03.02
takeshishimizu
やっと読み切った。とは言っても、結局レンマって何?と聞かれても答えられない。しかし、まあよくもこれだけいろいろな分野の専門的な知識が出てくるものだ。哲学とか人類学とか言語学、心理学くらいまでならいいけ…れど、数学や物理それも量子論の話だから、こちらもそれって全部正しいの?って気分になってしまう。最近の物理がどうなっているか知らないが、どうも不完全性定理とかはあやしいというようなことも読むし、まあいいか。とにかく直観(直感?)なわけだ。なんでも論理的に物事は進むわけではない。そう、そして本書は、どちらかと言うと後ろから読んだ方がいいのかもしれない。英語もabstractだけなら何とか読めるし。でも、どうしてthe the Kegon sutraなんだ?(theが2個続く)南方熊楠はまあもうちょっとしっかり読んでみたいなあ。華厳経は無理だなあ。井筒俊彦先生の本にしばらく時間をかけたときがあって、その流れで大乗起信論も無理して読んだ記憶がある。でも、アーラヤ識とか、ことばだけ覚えていて、意味は全く頭に入っていない。三島の本にも仏教の話はよく出てくるしな。河合隼雄先生の本でも仏教はだいぶ読んでいるのだけど、ダメだなあ。それから、柳瀬睦男先生の岩波現代選書(あの緑のカバー)、高校生のころだったかに読んだ記憶がある。あれはかなり印象深かった。そこからたくさんのことを学んだ。こうして、あとがきだけは結構楽しめたのでした。続きを読む
投稿日:2020.03.15
RENO
大乗仏教の縁起の論理を土台として、新しい「学(サイエンス)」を構築しようとするスリリングな試み。3か月かかってようやく読了。「チベットのモーツァルト」から追いかけて30年、私淑しているので公平な判断は…できませんが、やっとここまで来たか(まだ第一部)という感じです。数学が苦手な私には「レンマ的算術の基礎」はお手上げです。続きを読む
投稿日:2020.02.24
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