金融ダークサイド 元経済ヤクザが明かす「マネーと暴力」の新世界

猫組長(菅原潮) / 講談社
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
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ブクログレビュー

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  • hawaii0521

    hawaii0521

    著者は元山口組系暴力団組長で、現役時代はマネーロンダリングを中心にシノギを得ていたとの事。
    また、ここ数年では漫画家の西原理恵子との共著でも有名になってきている。

    本書は元経済ヤクザとしての経験と知識を基に、カルロス・ゴーンの巨額背任事件のかなり詳細な背景と手口の考察とマネーロンダリングの方法についての解説、自身の「黒い経済史」、およびAIを利用したフィンテックと金融の未来についてが記されている。

    中でも国際送金システムであるSWIFTを利用したロンダリングの方法や、バチカンがロンダリングにかかわっていた話、イラン・コントラ・ゲート事件の解説等はスリリングでもっと詳細を知りたいと思った。

    なお、本書によれば、上記バチカンの話をベースに映画「ゴッド・ファーザー PartII」が作られ、イラン・コントラ・ゲート事件は映画「バリー・シール アメリカをはめた男」の元ネタになっているとの事。

    あと、本書によれば著者は石油取引のロンダリングで設けた日本円で600億円(!!)を預けていた海外の銀行が丸ごとアメリカに凍結されたとのことだが、それについての詳細は書かれていない。これもすごく興味をそそるネタなので、詳しい話を知りたいが著者の他の著作に書いてあるのかしら?
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    投稿日:2020.07.18

  • garboflash

    garboflash

    「日産のゴーン元CEOのマネーロンダリング」を当初から指摘してきた猫組長による「金融社会の裏面」解説書。
    変わりつつある通貨、金融の世界のリアルな現状が生々しく語られています。
    国際送金のテクニックのくだりは、自身の経験を反映したものなので、ゴーン事件に関する指摘も理解できました。続きを読む

    投稿日:2020.03.08

  • きくりん

    きくりん

    ブロックチェーンについて調べているうちに他で紹介されていたので読んでみた。すでに国境を超えていて、知らないと全く理解できない話ばかりで、、参考になるかどうかは分からないけど、とりあえず知っておこう。と思った内容。続きを読む

    投稿日:2020.01.04

  • ショウ・スエルテ

    ショウ・スエルテ

    大好きな猫組長。こちらはマネーロンダリングを中心に(笑)、日本経済、世界経済を解説したものです。そして現在猫組長がどんなことをしているのかも、ちょっとわかりますし、「うーん、素人が株の世界に手を出すのは危ないな」という気にもさせられます続きを読む

    投稿日:2019.10.14

  • ucym100

    ucym100

    外国の銀行へ送金するとき 通貨ごとにコルレス銀行(Correspondent遠隔地の取引先の略)という中継銀行が指定されている 米ドルならシティバンクやJPモルガン・チェース、ユーロらなドイツ銀行
    はかつて東京銀行、現在は三菱UFJ銀行やSMBCなど

    SWIFT 交際銀行間通信協会 society for worldwide interbank financia telecommunication)

    MT100 キャッシュ MT500,700証券ベース

    アメリカ 上院 外交や安全保障
    下院 予算(大統領は拒否権をもつ、空転しても下院のみ)

    取り調べにおける最強の武器は完黙(完全黙秘)

    ドルに基軸通貨の座を奪われたイギリスだが、ドル自体の取引量は世界の貿易決済量でみると、シティが約4割で、ウォールストリートは2割くらいしかない。マネーエクスチェンジで大部分がシティで行われていることは、金融面でアメリカと経済戦争をほぼ互角で戦えていることの根拠といっていいだろう

    どれほどニューヨークが発展しても、シティの金融の聖地としての立場はいまのところ揺らいでいない

    ガラパゴス化した日本の金融機関では、こうしたペーパーマネーを扱う商習慣がない。金融システムの硬直化が幸いしてペーパーマネーをベースにhした世界規模の金融危機かの被害から逃れることができたのは、皮肉な幸運と言えるだろう

    投資銀行は、銀行という名前こそついているものの、銀行免許を持たない証券会社の別称でファンドとして機能する 銀行免許がないので、FRBから直接現金を供給されない それは同時に中央銀行から監視や規制から開放されていることを意味する

    2007年に開業したシティバンク 中でも赤坂支店と神戸支店は、黒い経済活動の旗艦店

    7000万円の入金 ATM 機械なら報告義務がない

    アメブラ センチュリオンカード 年会費35万+tax
    プラチナカードを所有している人が年間1500万を使うと招待される しかし、私の周囲ではすべて所有者からの紹介 紹介さえされてしまえば、誰でも所有できる

    世界経済はアメリカと中国に二分されているが、ソブリンクリプトカレンシーにおいてはアメリカとロシアが激しく争っている
    ロシアはドルに対抗できる仮想通貨2.0を開発しようとしている

    日本には本質的な意味でのバンクオフィサーがいない 海外の銀行では口座を開くと必ずオフィサーがついて、多くの相談にのってくれるばかりか提案のしてくれる

    ビジネスは他人の資本でおこなうべき

    借金できる能力こそが、人の評価だ
    続きを読む

    投稿日:2019.08.15

  • Facecollabo

    Facecollabo

    このレビューはネタバレを含みます

    作品金融ダークサイド元経済ヤクザが明かす「マネーと暴力」の新世界ーギャンブル狂い近いヤツだと思うことで理解できる。アメリカが世界の金の流れを利かせている。戦争してでドルを守る意味が理解できた。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.07.26

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