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望月拓海 / 講談社タイガ (8件のレビュー)
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総合評価:
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Anno
短時間でさらっと読める恋愛ミステリー。連作短篇になっています。 恋愛要素もミステリー要素もそこまで強くはないですが、きれいにまとまっていて優しい気分になれる本です。 裏表紙のストーリー紹介にある”ぼく…”が主人公というわけではないので、読み始めてから少し驚きました。でもこの”ぼく”の話が一番すきかもしれません。 静岡が舞台なので、地元の方が読むとまた感慨深いかもしれません。 タイトルと表紙がすごくあっていて、とても綺麗なのも推したいポイント。続きを読む
投稿日:2022.06.25
縋
1時間半?くらいでさくっと読めた。 ほどほどにミステリーでほどほどに恋愛小説!なんといってタイトルがきれい。 若干読めてしまいつつも、なるほど!と思う仕掛けもきっちりと。1話完結と思いきや、ラストは全…てがきれいに繋がるのでとっても気持ちよく読めます。 強いていうなら主人公の抱えてるものの感じが少しわかりづらかったというか、つながらなかった。続きを読む
投稿日:2021.08.26
講談社タイガ
気がつくと駿府公園の中央広場にいた。ぼくは――誰なんだ? 記憶を失ったぼくに話しかけてきた、柔らかな雰囲気の大学生、開登。人助けが趣味だという彼と、ぼくは失った過去を探しに出かける。心を苛む焦燥感。そ…して思い出す。ぼくは教師で、助けたい子がいるんだ! だが、ぼくの過去には驚きの秘密が……!? 本当の自分が見つかる、衝撃と感動が詰まった恋愛ミステリー。続きを読む
投稿日:2020.09.03
herbtea
読みたいと思ったきっかけは静岡書店大賞選出。知っている場所が出てくるかしらという軽い気持ちでした。駿府城公園で記憶を失った状態で目覚め、途方に暮れるぼくに声をかけてきたのは大学生開登。彼と一緒に過去の…自分を探すことになりますが…。基本は開登を中心にした連作短編。温かくて悲しくてほろほろ涙がこぼれそうになる短編は最後に大きな展開を見せます。最後まで読むと、ちゃんと伏線がいくつも思い当たる優しい恋愛ミステリ。タイガということで軽めのものを想像していましたが想像以上に良かった。前2作も是非読んでみたいです。続きを読む
投稿日:2020.05.17
mayu
幽霊が出てくる話しとは知らず読んだ。 幽霊と人間の恋愛ミステリーって感じ。 泣けたりするほどではないんだけど じわーっと心に染みる本。
投稿日:2020.01.01
kilakila46
このレビューはネタバレを含みます
幽霊が見える主人公は、成仏できない幽霊の後悔をはらす手伝いをすることを日課とし、数々の幽霊を助けるお話。 カテゴリ的には恋愛ミステリに近いのかな。 読みやすく、きれいに終わっているので読んでいてストレスがないです。 内容の他に舞台が静岡なので馴染みにある地名が多く出ていて、読んでいて楽しかったです。
投稿日:2019.11.13
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