【感想】新型タバコの本当のリスク アイコス、グロー、プルーム・テックの科学

田淵貴大 / 内外出版社
(6件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • naluカズ

    naluカズ

    新型タバコ吸ってます。本書で紹介されたアメトーク見て買いました。この本を読み終えて、やめようと思いました。紙巻きタバコと害は変わらんなら意味無いし。今からやめます。令和四年七月五日。

    投稿日:2022.07.05

  • りゅーれん

    りゅーれん

    このレビューはネタバレを含みます

    結局分かることは、新型タバコは燃焼させないので従来のタバコと同じような害は無いかもしれないが、エアロゾルを吸引するので、何か別の害があるかもしれない。ということ。

    従来の紙タバコも世に広まって60年ぐらいして毒性が指摘され、100年ぐらい経って完全悪になったので、新型タバコも同じぐらいかかるかな。

    複数の成分をまとめて吸引するので、個々の害は解っても、無限の組み合わせでの害は解らないが、確かに害があるらしい。

    ちょっと思ったのは、ニコチンを摂取することにより、脳の報酬系回路を阻害し、幸せを感じにくくなってしまう。幸せ感じたいなぁ。

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    投稿日:2022.03.25

  • naturaltomato

    naturaltomato

    加熱式たばこと電子タバコはちがうもの。日本では法令の問題もあり、基本的に電子タバコはない、ということはよくわかった。
    けど、もう少しエビデンスの話が豊富にほしかった。著者のタバコは嫌いだ感が全面にでていてあまり共感はできず。もう少しニュートラルにタバコの害について知りたかったところ。続きを読む

    投稿日:2020.02.28

  • Touchy_sun

    Touchy_sun

    このレビューはネタバレを含みます

    【気になった場所】

    2016年時点、世界に対する日本のアイコスシェア96%
    →世界で初めて加熱式タバコの販売を許可

    加熱式タバコと電子タバコの違い
    →タバコの葉を使用しているかどうか

    日本では医薬品医療機器等法でニコチン入りリキッドの販売禁止
    →個人輸入などでの使用は許容

    アイコス使用者の特徴
    ・男性は女性の3倍
    ・止めたいと思っていた喫煙者

    喫煙率は成人の約20%→非常に多くの人?
    →新型タバコの喫煙率は約10%

    2007年 カプセル入りメンソール発売

    タバコ会社がタバコを変えてきた方法
    ・フレーバー 煙のイガイガ感を覆い隠す
    ・タバコ特異的ニトロソアミン 高い発ガン性を持つニトロソアミンを含有する混合タバコ葉で作られている
    ・アンモニア ニコチンが脳に届くスピードを高める
    ・レブリン酸 ニコチンのキツさを和らげるために添加された有機酸塩
    ・メンソール 喉を冷やし麻痺させ刺激を弱める
    ・砂糖とアセトアルデヒド タバコの煙を吸入しやすくなり、生成されたアセトアルデヒドはニコチンの依存性を高める
    ・フィルターの空気口 発がん性物質が喉の奥まで届く
    ・ニコチンの増量 依存性を高めるため
    ・気管支の拡張 添加された化学物質が気道を拡張させ、煙を肺に流入しやすくする
    →50年前と比べ、現在のタバコは吸い始めた人を早くニコチン依存症にすることができる

    紙巻きタバコの煙に含まれる化学物質
    →5000種類以上
    ・70種類は発がん性があるとされている物質
    ・人体の呼吸器系や心血管系に害を及ぼすとされる物質
    ・子どもの成長や脳の発達に害を及ぼす物質

    紙巻きタバコに含まれる代表的な有害物質
    ・ニコチン→依存症
    ・一酸化炭素→酸欠、息切れ、虚血性心疾患
    ・ベンゼン、ホルムアルデヒド→発がん性

    加熱式たばこのニコチン量(紙巻を100%)
    ・アイコス→57-84%
    ・グロー→23-27%
    ・プルームテック→13%

    加熱式たばこは昔からあった
    →1998年、PM社のアコード

    アコードが売れずアイコスが売れた理由
    →販売戦略を変えたため
    →アコードの「クリーンなたばこ」に対し、アイコスは「健康リスクを減らす」

    ガンの予防因子
    ・肝臓→コーヒー
    ・胃→野菜、果物
    ・大腸→カルシウム、食物繊維
    ・肺→果物
    ・乳房→大豆、イソフラボン

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    投稿日:2019.08.19

  • keropeee

    keropeee

    公衆衛生の専門家が著者だけあって、社会的視点から、(新型)タバコの歴史や影響をエビデンスを踏まえて論述している。
    人の健康なんて考えないタバコ産業のマーケティング戦略にゾッとする。「安心・安全」キャンペーンの中、加熱式タバコが日本の社会を侵食していく。「最大の被害者は喫煙者」とする著者の意見にもうなづける。
    タバコを吸う人にも吸わない人にも読んでほしい一冊です。
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    投稿日:2019.07.27

  • ARAHOKU

    ARAHOKU

    新型タバコにも、加熱式、電子式がありそれぞれもいろいろな種類があることがわかりました。

    使用されてからの期間が短いため、正確な健康への影響は未知ですが、多くの発がん性物質が発生していることは間違いないようです。

    喫煙者は、先進国から途上国に移っていること、先進国でも低学歴になるにしたがい喫煙率が上がっています。
    マーケティングに踊らされないことが重要かと思います。

    タバコ会社人たちのの喫煙率がどのくらいなのか気になるところです。
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    投稿日:2019.05.31

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