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佐高信, 朝堂院大覚 / 講談社+α新書 (2件のレビュー)
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rafmon
昔の仲間と飲みに行っては、共通の友の近況を確認し合ったり、校区外で出会った輩と共通の不良仲間を探り合ったり、会社では人事の噂話で盛り上がる。人間は社会的動物だから、関係性における相対的優劣や権力構造へ…の帰属、繋がり、利害関係が自己保存のために重要で、故に、人の話ばかりしたがる。フィクサーとは、人と人との紐帯を担い、朝堂院大覚こと松浦氏は、日本の要人に対してそれを務めた。 石原慎太郎、創価学会、児玉富士夫、徳田虎雄、猪瀬直樹に瀬島龍三。麻原彰晃からマイケルジャクソンまで。 しかし、だから何だという感想と、エビデンス無き放言には陰謀論の香気がまとわりつくという事で、中国共産党とかイルミナティとか、朝堂院大覚自身もネットで好き勝手書かれているが、本人の発言も含めて何が真実か結局分からない。最近の新生政党の雰囲気にも似ているし、最近の不可解な事件も匂うが、これらにもフィクサーとして関係しているとか。エビデンス無き言説は無邪気に暴れ回り、言う方も言われる方も、無秩序に好き放題だ。もはや、いや、はなから共通認知を醸成しない問わず語りはフィクションである。続きを読む
投稿日:2022.08.05
あるふれっと
眉唾も含めて、楽しめる。だんだんと実在の人物じゃないんじゃないか、っていう錯覚すら感じる、へんな本。でも面白かった。
投稿日:2019.10.29
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