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岸見一郎 / SB新書 (5件のレビュー)
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総合評価:
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Yuri Ogawa
自分が定年まであと7年9ヶ月の時点に読了。自分の中にある無意識とも言える概念にテコ入れをしてくれた内容。 例えば…「今は将来の準備期間でもリハーサルの時でもありません。今生きている人生が本番なのです。…」 「他者を敵とみなし他者を対等の存在とみられないかぎり、定年後の人間関係はつらいものになるでしょう」 今、この生きている今にフォーカスするマインドフルネス的な生き方の提言も私の中にはスッと入ってきました。 このタイミングで出逢えてよかった一冊でした。続きを読む
投稿日:2023.12.24
taka_2
あとがきのところに書いてある > 今日という日を今日という日のためだけに生きる > 定年について考えるということは、結局生きることについて考えるということです。 とあり、「生きる」ということに対し…て、アドラーの言葉を引用しながら色々解説してくれる本なのかなと思いました。 将来のことを心配しすぎても仕方がない。今ここを生きる。ということでは、禅に通じる考えなのかもしれません。 個人的に心に残った個所を2つ引用します。 > 感情的になって大きな声を出したり、まわりの人を叱りつけたりする人は、自信がないので、普通にしていれば自分が認められないと思っているから、感情的になることで上に立とうとするのです。アドラーはこのような人について「価値低減傾向」という言い方をします。他者の価値を低減することで、相対的に自分の価値を高めようとするという意味です。 > 競争に勝った人も次は負けるかもしれないといつも戦々恐々としています。競争は人間の精神的な健康をもっとも損ねる要因です。続きを読む
投稿日:2019.11.27
hori2221
参考になった。 アドラーは凄い。 先のことを考えすぎない、心配し過ぎない。今を精いっぱい生きる。今幸せになる。 子供も一人の人間として対等に接する。束縛はしない。
投稿日:2019.09.07
murahiro9311
人生の後半に向けて自分を見つめ直すために! 会社員ならいつかは経験する定年。お金や健康といった不安は、もちろんあるが、その問題の本質は対人関係の変化にある。慣れ親しんだ職場を離れ、自分と仕事や家族、社…会との関係を再定義し、いかに貢献感を持ち、新たな人生を充実させるか。アドラーをはじめ、プラトン、マルクス・アウレリウス、三木清…哲学者が教える幸福で「ある」ために必要なこととは? ◎定年の準備は未来のためではなく今のため ◎他社を対等の存在と見られない限り、定年後の人生はつらいものになる ◎老いることは退化ではなく、変化である ◎私たちは会社という共同体より、大きな共同体に所属している ◎後悔することも不安になることもなく、今日という日を丁寧に生きる ◎仕事の目的を成功とすると、定年後に貢献感を持てない ◎成功は量的なものであるのに対して、幸福は質的なもの 続きを読む
投稿日:2019.09.05
immrm
アドラーの考え方から、定年後の生き方を説いたもの。 定年本は何冊読んだし、「嫌われる勇気」等のアドラー本も何冊か読んだが、どちらの観点でもちょっと印象が薄かったかな。。。
投稿日:2019.08.28
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